竹内結子という女優

90年代、2000年代はドラマ好きが高じてアナログ地上波の時代にはドラマ録画用PCを数台組み立てて録画専用のワンルームマンションを買いキャプチャーしまくってエンコードしてDVDに焼いて観ていた。

当時白線流しや池袋ウエストゲートパークを観てTOKIO長瀬さんのドラマも追いかけていた。

その勢いで観たのがムコ殿だ。

そこで初めて竹内結子という女優さんを知った。

1999年の朝ドラヒロインをやっていたので女優エリートコースを歩み始めていたようだが基本NHKを観ないので認識していなかった。

(中居君の演技は苦手だったのでムコ殿の前に放送していた白い影はチェックしていない)

当時ムコ殿はそれほど評判のいいドラマではなかった。

それでも釘付けになったのが竹内結子さんの演技だ。

特に他の女優と違うと感じたのは第四話、

篠原涼子さん演じる三女でディレクターをやっているさつきのラジオ番組に有名人を呼べないと首になるという内容で長瀬さん演じるスターの桜庭裕一郎が家族のためだと仕事を急いで切り上げて現場に現れたシーンのラストで一緒にいた四女役の竹内さんが笑顔から少しずつ表情を変えて泣き顔になる演技に驚いた。

当時色々ドラマを観ていたがこんな演技ができる若手女優がいるんだ、顔の演技力だとこの若さで大竹しのぶクラスじゃないか?と感嘆したのを今でも覚えている。

当時若干21歳だ。

ちょうど松嶋菜々子さんの主演ドラマが大当たりを繰り返している時期だったので対比にもなった。

1年後にはランチの女王で、

堤真一、江口洋介、妻夫木聡、山田孝之、山pを脇に回して主演を張る。

堂々溌剌とした演技で今でも大好きなドラマの1つだ。

それから彼女は当然のように一流女優の道を歩み始める。

笑顔の法則、ストロベリーナイト、ダンダリンも好きだった。

コメディからシリアスから時代劇から普通の女性の役まで何でもこなせる女優さん。

今後は吉永小百合さんや草笛光子さんのような大女優になっていつまでも銀幕やテレビドラマで光り輝き続けることが当たり前だと考えていた。

それが40歳の若さで他界、とても残念だ。

心からご冥福をお祈りいたします。

ムコ殿、ランチの女王はNAS(HDD)にずっと保存してありここ10年はいつでもSTBやFire Stickで観られるようにしてありストロベリーナイトとダンダリンはHDDレコーダーでいつでも観られる。

今後もそのままにしておきたい。


おすすめ記事

ためになる記事だと思ったらシェアおねげえします

フォローする