自分のスマホ人生は大容量データ使用で通信料金を下げることと端末統合への夢との葛藤だった。
2008年よりiPhone3GSを使い始めて以来ガジェットは常に複数台持ち歩いていた。
主な理由は外出先で大容量データを使いたかったためで当時その方法がポケットWiFi(モバイルルーター)でしか実現できなかった。
メインスマホ、会社の携帯、ポケットWiFi、そして時期によってはサブスマホとジャラジャラ持ち歩いていた。
会社勤めであればブリーフケースか大きめのリュックサックを持ち歩いていたのでまだ気にならなかったのだが会社を辞めてみるとガジェット複数持ちは大変だ。
通勤で毎日同じルーチンで充電を繰り返しているわけでないのでカバンにポケットWiFiを入れたまま放置して放電しっぱなしでバッテリーが空になっていることも何度もあった。
格安SB再販回線がポケットWiFiだけではなくSIMも販売するようになってようやくポケットWifiを持ち歩く手間から解放された。
しかしSIMが2枚なのでデータ回線1枚をメインスマホに挿して、音声SIMをガラホに挿すようになると今度はガラホの充電忘れや持ち忘れが多発した。
2019年にようやくSIMが2枚挿せるDSDVのOneplus7のスマホを手に入れてガジェット1台に集約できた。(^_^)/
11年目の悲願だった。
通信費にいくらつぎ込んでもいいのならキャリアであるドコモ、AU、ソフトバンクの大容量プランに契約すればSIM1枚(1回線)でいい。
しかし外で動画などを観ているとデータ通信料金がシャレにならない。
ヘタすると動画1本観るのにVODのレンタル料よりデータ通信料の方が高くなりそうだ。
契約していた回線の経緯として
iPhone3GSの持ち始めは、
[データ回線]WillcomどこでもWiFi
[音声回線]ソフトバンクの最初のスマホプラン
記憶にもないが結構な通信費を取られていたはずだがこれ一択だった。
そしてWiMaxが発表されて、
[データ回線]WiMAXやeMobileの月3.5~5千円
[音声回線]AUの音声+データ課金制のプランが約2300円
この間にデータ回線はポケットWiFiの契約をコロコロ替えていたので端末が数多くある。
その後、
[データ回線]再販回線のFUJI WiFiでポケットWiFi100GBで3348円
[音声回線]MVNOのIIJ、イオン、OCNモバイルなどを渡り歩いて約1300円
そして現在は、
100GBのデータ回線と音声回線※の2回線契約で合計して4,300円なのでまだキャリア回線に比べるとコストアドバンテージがある。
※光回線とセット価格
そしてここ最近5台は連続で中華スマホを使ってきた。
ファーウェイMate7、XiaomiNote4、ファーウェイHonor7X、OPPOR11S、Oneplus7だ。
今となっては有名メーカーだが当時は誰も持っていなさそうなマイナーどころを選んでいた。
その前はiPhone3GS、iPhone4S、iPhone5、iPhone5C、iPhone6、Arrowsと主にアップル製品を使っていた。
そろそろ脱中華製を考えないといけない。
高級志向になってしまったiPhoneもSE(2020)を皮切りにアップルにしてはリーズナブルな機種を販売し始めたしグーグルのPixelシリーズもaつきならお求めやすい価格帯になっている。
特にiPhoneはリセールバリューが高いのでタイミングよく売れれば安い利用料で済む。
新陳代謝の早い中華製は同じメーカーが次から次へと高コスパの製品を出すので一見よさげに感じるが言い換えれば旧製品の価値が短期間で下落しやすく下取り価格も落ちやすい。
更に中華スマホメーカーがGSMから外されるリスクがあるのでアメリカの動向次第で中古屋が買い取りを拒む可能性もある。
実際米中で盛り上がっている時期に急げとHonor7Xを持っていったら買い取れないと言われた。
そう考えるとiPhoneやPixelをある程度の期間使って売却するのがよさそうだ、
といまさら気がついた。
昔の強気なホンダで人気の新車を買って3年で乗り換えるのが結局一番お得じゃない?みたいなものだ。
中華スマホは初期のバッテリーからへたりが早すぎるし新製品が前機種より安くて高性能なので買い替えたくなる。
結果として利用期間が短く割高になる。
これが中華スマホメーカーの戦略じゃないだろうか?
比較してアップル製品は押しなべてバッテリーの寿命が長いと感じる。
iPad mini4から次世代の2020が4年間出なかったがメインタブレットをAndroidには乗り換えずひたすら使い続けることができた。
さすがに4年経過した頃はバッテリーのもちも厳しい状態だった。
iPhoneは6までしか使っていないが1年は余裕で2年あたりで気になり買い替えたくなった。
アップルはバッテリーがヘタるとOSで負荷を下げて誤魔化してきた事もあるがシェアが大きいのでそこらのショップに行けばバッテリー交換が出来るのもアドバンテージだろう。
残念な点は中華スマホならデュアルSIMでDSDVの端末は履いて捨てるほどあるのにiPhoneもPixelも物理SIMの2枚挿しが出来ないこと。
新しい製品であれば両者ともeSIM+SIMで2回線使える。
しかし国内でMVNOが音声eSIMサービスを提供していない。
(データeSIMであればIIJがサービス提供をしている。)
総務省が圧力をかけているが現時点ではキャリアの抵抗に阻まれているようだ。
だったらeSIMなんかより物理SIMスロットの方がいいじゃない?と思われるかもしれないがeSIMにもメリットがありそれは例えば海外旅行で対応しているキャリアであれば課金なりをしてスマホの操作だけでSIMを入れ替えなくてもその国の電波を掴める。
事前にeSIMをネットで買えば現地空港などでSIMを取り替えてもらう必要がないし日本のSIMをセロテープでパッケージに貼って渡されて国内に戻りあれどこいった?なんてカバンを探し回る必要もない。
スマホの設計上もデュアルスロットよりもシングルスロットの方がコンパクト化や薄型にしやすい。
あと忘れかけていたがMNOの楽天UN-LIMITは既にeSIMサービスがある。
月額2,999円のデータ回線としては残念無念でもeSIMで音声+データ課金制で構わないから1,200円前後でサービスを始めてくれれば競合がないので契約数増加にワンチャンある。
このプラン作るとiPhoneやPixelユーザーが記事の通り音声回線をeSIMへ移してデータ回線をAUやSBの大容量再販回線する選択肢が広がるので無料期間終了で激減しそうな契約数を維持したいならやるべきだ。
裏技的だが訪日外国人のためにその国のキャリアが日本キャリアのローミングで提供しているeSIMを日本人が利用するなんて方法もあるが維持費がよく分からないので今回はスルーした。
しかし今のところ低価格でeSIMを音声回線とした2枚挿しができないのでiPhoneやPixelに切り替えるとガラホかポケットWiFiとの2台持ちに逆戻りする。
長年の悲願であるスマホ1台からまた2台持ちに戻るのを感受できるだろうか?
というわけで再度ガラホに音声SIMを挿して使い始めてみた。
使っていた頃を思い出すとガラホで一番手間だったのはmicroUSBを挿して充電することだった。
当初はスマホ用のQi receiverを買ってきて加工してガラホに貼り付けて無線充電にしてみるのはどうかと検討した。
しかしよく考えればガラホはガラケーから発展した製品だ。
ガラケー充電スタンドと同様なアクセサリーがあるじゃないか。
ということでビックカメラで見つけて約800円で購入した。
型番はKYF31PUA [GRATINA 4G KYF31対応]である。
普段使っているサイドテーブルに置くことによりスタンドが目につくため充電忘れは無くなった。
持ち忘れも未だないがこちらはなんとも言えない。
スマホも家を出るタイミングでポケットが軽くて部屋に取りに戻ることもあるので忘れないとは言い切れない。
そこで普段持ち歩く鞄に伸びるストラップで結びつけた。
これでMVNOの音声eSIMが出るまでの中継ぎになりそう。
サービスが発表されず中継ぎが完投になる可能性もあるが。。
iPhoneかPixelの選択は主観で選ぶのでご理解を。
発売中では先ずPixel4a(42,900円)が候補に上がる。
中華製品を使ってきた身としては安くもないがGAFAという巨大企業としては頑張っている。
そして143gという軽さはアドバンテージというより正義だ!
最近の中華スマホの中でも軽い182gのOneplus7だがそれでも薄いケースをつけても軽く200gを超えて腕や肩に負担がある。
中華スマホメーカーは重さという概念を忘れたようで数字上のスペック競争に特化し重量が増加し続けている。
本体200gオーバーでケース付きで250gも若者なら持てるかもしれないが五十肩がようやく治った年寄りにはきつい。
安っぽいというので敬遠する人もいるがPixel4aで使用されているポリカーボネートという軽くて強い材質が大好きだ。
iPhone5Cを使ってこれからiPhoneのボディこれでいいんじゃない?と思った。
ただ高級志向のiPhoneユーザーにはあまり受け入れられなかったようだ。
でもケースをつけてしまうならレクサスのメタリックのような光沢なんて不要だ。
全てのスマホの材質はポリカーボネートにして必要な人には上に漆やらガラスコーティングやら金メッキでも施したオーダーオプションでもつければいいと思う。
このあたりはスマホをツールと見るのか腕時計のようなアクセサリーの要素もあるとみるのかという価値観の違いだ。
pixel4aのネックは無線充電が無いこととSoCがsnapdragon730であること。
現状がsnapdragon855なので結構なスペックダウンになってしまう。
次はPixel5(74,800円)だがsnapdragon765GとこちらもスペックダウンになるがAntutuのUXが5.8万というリーク情報があるのでゲームをやらないのなら使用感はまず問題ない。
目を見張るのは6インチありながら151gで4000mAのバッテリーを積んでいることだ。
中華メーカーでは追従できない技術だ。
材質はアルミらしいがマグネシウム合金じゃなくてよく剛性と軽さを両立できたと感心する。
そしていまさらながら背面指紋認証がいい。
画面内指紋認証とか顔認証だけとか技術を誇って使い勝手を悪くしないで欲しい。
自転車にマウントする時には前面指紋認証が助かる。
画面占有比率90%超えてくると画面内にせざるを得ないのは分からないでもない。
でも明らかに物理より反応が鈍い。
だったら精度が物理と等しくなるまで背面か電源ボタン内指紋認証が正解だと思う。
技術より実を取るグーグルはよくわかっている。
単眼カメラをソフトのチカラでなんとかしてしまうところも同じポリシーなのだろう。
ただ懐と相談するとPixel5は少し厳しい。
これまで値下げやクーポン配布を行なっているpixelシリーズなのでリセールバリューもアップル製品と比べると弱い。
同じSoCを積むpixel4a(5G)なら60,500円とまだ懐に優しそうだが防水とQiがないのが個人的には寂しい。
一方でiPhoneだとSE(2020)でもA13を使っておりSoCは十分なスペックだ。
価格も44800円とお安いし前面物理指紋認証と理想的だ。
iOSなら多少SoCの能力が低くともヌルヌル感には定評がある。
ただ画面があと少し大きい方がいい。
現在のスマホが6.5インチなのでいきなり4.7に戻るのは文字を読むのが辛い。
それとライトニングケーブルが嫌だ。
そして満を持してiPhone12シリーズが発表される。
(ここからは噂ベースです)
一番小さいモデルでも最新のA14を搭載しておりSE(2020)のサイズより少しだけ小さめで画面いっぱい5.4インチなので平均的な日本人の手のサイズの自分にジャストフィット。
iPhone12 miniの重さは正義の証の140g前後で最低価格が69,000円になる。
小型モデルで心配なのはバッテリーもちでA14がA13よりも省電力化されていることを強く望む。
バッテリーベンチマークで手持ちのOneplus7は102h、iPhoneSE(2020)が59h、Pixel4XL(3700mAh)が73hでOneplus7が圧倒的だがアップル製品の特性でブラウジング稼働時間が長くOneplus7に引けを取らない。
旅行先でスマホは調べ物のブラウジングかGoogleMapばかりなので問題ない。
外出先で動画を7時間とか8時間観たい人にとっては最近の大きい中華スマホの方がいい。
軽さとバッテリーの持ちの両立を考えるならPixel4XLより大きい4000mAhのバッテリーを積みSoCをスペックダウンさせたPixel5でよさそうだ。
iPhone12 miniのリセールバリューは発表前なのでなんとも言えないが2年経過したiPhone XR 64GBを参考にして予想する。
発売当時84,800円で2万円値下げして64,800円になり「使用感があるが目立つ傷はない」状態でイオシスの中古下取りが33,000円だ。(2020/10/5)
miniは日本では小型全画面で人気が出そうなサイズ感なので発売直後に買って2年後に下取価格は3万円弱になるのではないかと推測する。
iPhone12 miniを2年間使うとすれば年間2万円前後で使えるかも?
悪くて2.5万円(下取2万円)で間違えても3万円(下取1万円)かかることはないだろう。
一方でこれまで使った中華5台の合計から売却した2台の下取価格と現行機のOneplus7が2.2万円で下取したと仮定してその差額を使用年数で割ると年間利用料は2.4万円だった。
売れなかった2台(Honor7XとXiaomi)は買値が2万円強の機種なので売れていたとしても数千円だったはず。
中華製は短期で買い替える楽しみはあるがそろそろスマホもパソコンと同じで落ち着いて長めに使いたい。
iPhoneのネックはケーブルが汎用性の低いライトニングなので、
もしiPhone12 mini本体側がUSB Type-Cポートになり指紋認証が付いていれば発表日に即予約するつもり。
指紋認証は必須条件でケーブルがライトニングだった場合は先行レビューを見て再考し、おそらくPixel5か5Gが少し安くなったところで狙うかな?
とりあえずアマゾンで5.4インチケースも買っておいた😏
安物なのでもし買わなくてもハマらなくても諦めがつく。
フィルムは中華製のようにデフォで貼られていないので自分で貼るか。。。
あとはiOSに互換性がないAndroidアプリの対応を考えつつアップルの発表を座して待つとしよう。
追記
そーいえば香港(中国販売)iPhoneって物理デュアルSIMだったな😏
— 退職しよう (@retire00049) October 8, 2020
香港版iPhone12も物理デュアルSIMならそれを買うのが一番だ。
購入は香港の入国が緩くなるまで待つことにした。
香港旅行ついでに向こうでFAXフリーで買えば輸入iPhoneの差額分すら浮いてしまいそう。
更に追記
残念ながらiPhone12シリーズに指紋認証は載らなかった。
ライトニングもそのままだ。
Magsafeにするならいっそのことスマートウォッチで採用されているような端子にマグネットで貼りつけるタイプにすればよほど充電効率がいいのに。
無接点で磁石使う意味がわからない。
いまいちアップルのセンスが理解できん。
香港iPhone12 miniも物理SIM+eSIMの組み合わせなので結論としてiPhone12は要らない。
といって今すぐPixel4a、Pixel4a(5G)、Pixel5にしなければいけないわけでもないので4aか5のクーポンやディスカウントを狙うことにする。
その方が売却時のリセールバリューを加味して有利だ。
まずはMVNOの音声eSIM採用推進を総務省頑張ってくれ。
この動向次第だ。
IIJかイオンモバイルあたりが音声eSIM出してくれたらリセールバリュー無視して速攻でPixelのどれか買いたいw