ふらっと立ち寄った百円ショップでいいなと購入しても全く使わず放置されるグッズがいくつもあった。
節約生活者としてはそういった無駄なものを排除したいので百均に行く時は何に使うか目的を明確してから買う。
しかしそうやって買ってきたのにも関わらずいずれ使わなくなるモノと使い続けているモノもある。
例えば一緒に使い始めた容器を温める時に使うシリコンの蓋は今でも使っているが同じシリコンの落とし蓋は全く使わなくなった。
落とし蓋を使わなくなった理由は煮魚で何度か使うと洗っても臭いが取れなくなるのでこれまで通りにアルミホイルで落とし蓋作っても大した手間はかからずそのまま捨てれば衛生的だと判断したから。
一方でかけて温め洗い物のついでに洗っておく手間よりラップを容器にかけて熱い容器から剥がす手間を比較して前者の方が楽だからシリコン蓋は今でも使っている。
これは便利、と飛びついて買った製品もある程度使ってみないとそのよさが見えてこないし人の価値観も違うので使い続けるか否かもそれぞれ違う。
100点以上購入した百均グッズの中で今でも使い続けている製品を10個挙げてみたので百均グッズの購入の判断に使ってもらえると幸いだ。
但し使い続けるかはやっぱりその人次第になると思う。
バナナスタンドをヘッドホンスタンドになんていうブログ映えするような変化球は無く地味でも生活に必要不可欠になっているグッズ10選だと事前に申し上げておく。
テープのり
フィルムフック
キッチンパック
USB TYPE-C充電ケーブル
ピルカッターケース
ゴミ袋スタンド
ひとり用コーヒーフィルター
電子レンジ用蒸し器
小鉢
ワイヤー入りスプリングストラップ
最後に
テープのり
糊は使用頻度が低いもののたまに封書を閉じる時に必要になることがある。
そんな時のためにスティック糊があったはずと引き出しからガサゴソ出すと干からびて使い物にならないことが多い。
仕方ないとコンビニで購入し直して使ってまた引き出しの中、という無駄の繰り返しだった。
このテープのりの素晴らしいのは保存性だ。
数年前にダイソーで購入して忘れた頃に引き出しから出しても問題なく使えた。
使い方は簡単で先っぽにローラに両面テープがくっついているのでそれをあてて紙に移してくっつけていけば両面テープが紙に貼りつき糊のように使える。
紙の接着程度なら問題ないが粘着力が強くないので例えば透明なスマホケースの裏からメモをテープのりで貼り付けてポストイット代りみたいな使い方もできる。
何でこんなモノ買っちゃったんだろう?と当時は考えていたが数年放置されて逆に価値が見つかった百均クッズだ。
また当分使う機会もないので1年後にでも使って感心するだろう。
頻度は非常に低いがたまに必要になる一家に1本テープのりだ。
フイルムフック
不思議グッズでツルツルのキッチンの壁に押し付けるだけで引っ付くフックだ。
両面テープも吸盤も必要ない。
一応吸盤と同じ原理だろうが見た目はフィルムが引っ付いているだけでフックに調理道具がかけられる。
吸盤のフックは気がつくと落ちていることがあるがこれは今のところ一度もない。
透明なので引っ掛けてもおたまやフライパン返しなどが宙に浮いている感じでいい。
キッチンに便利なフイルムフックだ。
おかげでキッチンの壁はこのフックでいっぱいになっている。
難点はどんどんフックが増えて引っ掛けるものも増えていき見栄えが悪くなること。
キッチンパック
キッチンパックは元々アマゾンでハウスホールドジャパンのキッチンポリ袋300枚入りを買って使っていた。
約400円で300枚なのでコスパがいいと思っていた。
ただ買い合わせ商品なので2000円以上買うものがないと入手が面倒だった。
百均にポリ袋が売っているのは知っていたが100枚以下が多いので補充が面倒だと思っていたら何と170枚入りが100円で販売されていたのでこちらを使うようになった。
ハウスホールドジャパンの方が少し質がいいのだが生ゴミや浅漬け作りには問題なく使える。
コスパ最強のポリ袋だ。
USB TYPE-C充電ケーブル
百均で両端がUSB TYPE-C充電ケーブルが販売されている。
色々な百均を回って今のところダイソーで2種類見つけた。
そのうちのコネクタが金属ぽいこのケーブルの性能が特に高い。
見た目では根本も太くて断線もしにくそうなので最近の高出力なGaN充電器でも十分使える充電ケーブルだ。
テスターでの表示は9V充電をしているが5Vなら3A近く流すこともできる。
同等製品はアマゾン、楽天、ヤフーショッピングあたりで500-600円の値がついていそうなので百均で見つけたら是非手に取ってみて欲しい。
ピルカッターケース
キャンドゥで購入した。
昔から薬を割って飲むことが多いのでピルカッターは欠かせない。
昔は安定剤だったり睡眠薬を減量して使ったり最近だとガスモチンを割って服用している。
かなり前に薬局で1000円位で購入したものを長い間使っていたがコーティングされた薬を割るとコーティングされた裏側部分が紙のようにくっついてそれを剥がすとボロっと取れて美しくない。
その点このピルカッターは刃を落とす場所に溝があるのできっちり割れる。
ただ写真の通り粉が出るのは刃先が安い作りなのだろう。
それでもこのピルカッターに替えてから綺麗に割れるようになった。
コンパクトなので旅行用にも向いている。
ゴミ袋スタンド
ダイソーで買ったゴミ袋の口を広げておくためのスタンドだ。
分かりにくいかもしれないが前後に2枚のゴミ袋をセットできる。
サンプルは可燃ゴミを使っているが普段は不燃系やプラスティックゴミなどの分別で使っている。
蓋がないので臭いが出るゴミには使えないがそれ以外のゴミに便利だ。
少し大きめのゴミ箱スタンドを楽天で1000円以上も出して買ったがこれで十分だ。
ひとり用コーヒーフィルター
コーヒーをひとりで飲もうとするとコーヒーポッドを使うよりマグカップに直接ドリッパーとフィルターを乗せてレギュラーコーヒーを1杯入れて淹れるのがおいしい。
ただ2-4人用はスーパーで販売しているが1-2人用は売っていないので昔はコーヒーショップで買っていた。
コーヒーショップが近所になかったので外出ついでに買うのを忘れないようにしていた。
最近はどの百均でも売っているので助かる。
それも90枚110円なのでとても安い。
家族で住んでいてもひとり分だけコーヒーを淹れたい時のために1-2人用ドリッパーとフィルターを買ってみてもいいかも。
電子レンジ用野菜蒸し器
ダイソーで購入した。
たった110円の容器のおかげで小松菜、ブロッコリー、アスパラ、チンゲンサイなどの温野菜が簡単に食べられるようになった。
当初は使う頻度はどうなのかな?と入手したが実際は数ヶ月ほぼ毎日使っている。
普通に茹でるや蒸す調理に比べて圧倒的に簡単だ。
水を少し垂らして野菜を切って入れてレンジで1分程度チンするだけ。
レンチン時間を調整すれば茹で野菜に比べて味が濃厚でシャキシャキ感も残っていて美味しい。
パッケージに野菜ごとにチンする時間も書かれているので少し短めに調整するといい。
あとは濃縮だしやポン酢などで味付けすれば他の料理中に一品できる。
前述の野菜さえ冷蔵庫にあればいい。
以前は朝食に野菜スムージーを毎日飲んでいたが今は温野菜だ。
小鉢
ダイソーで買った5個セット110円のプラスティック小鉢だ。
小鉢に一品料理を入れるのに重宝している。
それに電子レンジも使えるので唐揚げ1つ、コロッケ1つ、焼売2つを入れて最初に紹介したシリコン蓋の大きい方をかけてレンチンすれば一気に数品完成する。
もちろん漬物、キムチ、オクラ納豆、もずく等のサイドメニューにも使える。
そして普段は左のように重ねておけば場所も取らない素晴らしい小鉢だ。
見た目は安っぽいが食器として我が家で最強だ。
ワイヤー入りスプリングストラップ
セリアで購入した。
普通のスプリングストラップは昔使っていた。
旅行用に貴重品をつなげておくのにいいかと考えたがビニール製だと千切られそうなのでやめた。
そこで見つけたワイヤー入りのスプリングストラップだ。
手で引きちぎるのはまず不可能だろう。
細い針金なので大きいニッパーやペンチがあれば切れないこともなさそうだがこれ以上太くすると利便性が下がりそう。
ストラップにつなげられる財布を購入して旅行用のセットとして使っている。
実際に今年の国内旅行で持って行った。
ストラップがちょっと硬めだが使い心地は悪くないしワイヤーが入っている安心感がある。
ただ活躍するのは海外旅行だ。
海外旅行でこの程度の防犯で安心してはいけないがセキュリティベルトとかセキュリティポーチなどは使い勝手が悪すぎるので旅行で使うお金はワイヤースプリングストラップにつなげた財布の中に入れてパスポートやカードなどはセキュリティポーチがいいかな。
貴重品を部屋の金庫に預けるのも名の通ったホテルじゃないと危険かな。
最後に
人それぞれ価値観があるように百均グッズも例えばダイソーだと7万点もあるので紹介サイトをいっぱい巡って自分にあっている製品を手に入れて便利に使うのがいい。
実際に使い続けるグッズはそのうちの何割かになるが一年使い続ければ一生使うことになるはずだ。