退職して生活レベルを下げているので自身の節約を振り返ってどのように考えているかまとめてみた。
まず節約にあたって携帯料金を挙げるとわかりやすい。
携帯会社は大手3社(MNO)のキャリアとMVNOキャリアが存在する。
費用を考えればMVNOが安い。
であればみんながみんなMVNOを使っているかといえばそうでもない。
理由としては、
- そもそもMVNOの存在を知らない
- 存在を知っていても聞いたことがないブランドなので不安
- 変更はできそうだがショップのサポートが無くなるのが嫌
- MVNOは回線シェアなので速度が遅く目的に合わない
となる。
4番目は理解した上であえて使っていないだけなので問題ない。
ITリテラシーは人それぞれで子供の頃からスマホがあった20代とそれ以上の世代を一緒にしてはいけない。
例えば小学生の頃からSIMの入れ替えをしたり初期設定やバックアップデータを移すような作業を周りの影響を受けてできるようになっていれば誰でも同じようにスマホが扱えるが普通は周りに詳しい人でもいないと無理だ。
特に40代、50代でスマホが登場した世代だとショップが頼りになる。
二番目のブランドの信用が大切な方なら今回発表されたショップサポートはないけど安いdocomoのahamoプランやAUのPovoなどに移行するのだろう。
しかしサポートが必要と考えている人はこれまで通りのプランでショップで機種変をして店員に移行作業をやってもらうわけだ。
知識やブランド志向などにより誰もが一律に節約ができるわけでない。
詳しい人からみれば覚えればいいじゃない?
と思うかもしれないけど年間6万円を節約するために苦手なスマホやITのスキルを上げるのに時間を割くなら例えば得意な英語の学習を増やしたり国家資格を取って給与をあげたりリストラされないよう自分の価値を上げた方が時間効率がいい。
節約は自分が得意な分野でさほど時間をかけなくてできることから始めるべき。
これはスマホに限らない。
例えば料理が得意ならばいかに安い食材で美味しい料理を作るかならばモチベーションも上がる。
昼はお弁当にできるお勤めならお弁当にすればいいしできないならおいしくて安いお店を同僚と探すのも楽しい。
コンビニ通いを完全にやめているが名前の通り便利なので仕事を抱えている人が使わないのは厳しい。
国内では使わないが海外旅行ではほ毎日使っていたw
それよりコンビニでペットボトルを買うのをやめて毎週2ダースのミネラルウォーターを買ってオシャレな水筒で飲み物を持ち運ぶのもいいしお茶などを沸かして冷やして持っていくのもいい。
コンビニのペットボトルは割高だ。
会社の自席にミネラルウォーターが置けるならそれもいい。
コンビニじゃ無くてドラックストアで安いドリンクを買うか買い置きして持っていくのもいい。
これまで160円のお茶を飲んでいたのをコンビニブランドの100円のに替えたっていい。
人それぞれ環境が違うのでやれることも違う。
他人がやっていることをそのまま自身に強要するとストレスになる。
納期や対人関係や最近だとコロナ禍問題と皆んなストレスを抱えて生きているのに更にストレスを追加して無理な節約は身体を壊す原因になる。
身体を壊したら元も子もない。
節約しても何ともないし、やってる自分が好きな人はドンドン節約すればいい。
自分も食費については退職前から30%くらい節約できている。
しかし未だにクルマはやめたくてもやめられないし寒い思いをして光熱費を下げたいとは考えていない。
昔の小池都知事の言い回しをすればエコノマイズ(節約)とコンフォータブル(快適さ)のスータブル(適切)なバランスが大切だ。
節約以前に食うにも困るような生活ならばクルマをやめて光熱費や回線費や医療費削るしかない。
スマホ代は毎月1万円支払いながら栄養失調で倒れましたでは笑い話にならない。
病気がちなのにパチンコ代で医療費が払えませんでは早死にするだろう。
国が借金まみれになっているのは使いすぎの社会保障と財務省の予算の付け方に問題があると思っているがそれと同じ。
優先順位を正しく身の丈に合うように分配しないと節約は無理だ。
そのためには家計簿で現状把握することと分析が大切だ。
そして何を削るか、もしくは置き換えるか対策を考える。
現状がわからなければ何も始まらない。
節約=家計簿をつける結論になってしまうがこれこそ大昔から普遍的な節約の奥義だ。
是非スマホアプリの家計簿をつける習慣を身につけよう。
あと20代で1000万円貯めたとか自慢話を聞くけれど若いうちは自己投資もした方がいい。
外国語の勉強するとか使えそうな資格を取るとかファッションセンスを高めるとか投資の勉強をするとか旅行をするとか料理を習うとかスポーツに打ち込むとか趣味にのめり込むとか。
下手をすれば数十年後に今の円(Yen)制度が吹っ飛んで必死に貯めたお金がパアになる可能性だってある。
可能性があるのは国債が消化不良を起こし世界の資産通貨であった円から海外投資家が手を引き超円安から始まるトリプル安でハイパーインフレを起こすかその前に国がデノミしてしまうシナリオだ。
そんな時にはお金よりもスキルだ。
手に職があるとかレアな知識や経験が活かせる。
自分が得た経験や知識の価値はお金の価値が下がろうが物価上昇に併せて上がっていくから問題ない。
30代、40代になったら貯蓄はあった方がいいがこれも健康と働く生きがい次第かも。
自分も決まった時間に仕事をするのがずっと苦手でも30年近く働いてきた。
もし好きな時間に働ける商売をしていたら今も続けていた。
ある日は18時間コン詰めて働いて別の日は2時間くらいしか働かないとか。
会社勤めは無理なので特殊な自営業になりそうだが今の時代ならあり得るだろう。
こんな日記のようなブログでは検索にすら引っかからないので無駄だが例えば仕事としてマニュアル系ブログを書いていれば広告収入とアフィリで生活できるくらいは稼げると考えている。
だから若いうちには自己投資してやりたい仕事があるなら乗り換えた方がいい。
どうせ超高齢化で働き手が減るので65歳や70歳まで働く時代がやってくる。
もちろん人工知能や作業効率化で不要な仕事も出てくるだろうが無くならない仕事だって数多くある。
だから嫌な仕事を60歳か65歳の退職まで続けるくらいならやりたい仕事を70歳とか75歳まで続けて年金を繰り下げるのだってありだろう。
日本人の貯蓄は老後不安によるものだが無理な貯蓄してストレス溜めて早死の方が目も当てられない。
早々にリタイアしているから言いたい放題だな、と思われるかもしれないがもし貯蓄を増やせてなければ食べていける程度の仕事に変えて働き続けている。
頭に適度な負荷をかけている方が頭の老化も進まないし健康寿命が伸びるだろうし。