現在のスマホのキャリアは、
OCNモバイルONE音声SIM 1,080円(OCN光割引)
Star Wifi(100GB) 3,289円
のSIMの2枚挿しで運用しており4,369円が総支払額だ。
これまでは音声電話ありで100GBも使える激安な運用方法だった。
昨年末にドコモからahamoが発表されて20GBで税込3,278円なら乗り換えてもいいと考えていた。
このプランのメリットは海外ローミングでもデータ容量の20GBから無料で使えるため海外旅行好きとしては便利なサービスだ。
100GBから20GBに下げて大丈夫かという心配だがコロナ禍中は実測で10GBも使っていなかった。
しかし毎月海外か国内旅行をしていた頃には実測で月20~30GB使っており1カ月札幌滞在した時には50GB使ったので足りない。
(コロナ禍が終わり)通常の旅行月は頑張って節約して1カ月滞在をする時には別途旅行用ポケットWiFiを入手するかマンスリーマンションでWiFi付きを前提にする必要がある。
そこがネックだった。
しかしこの度2021/1/13にKDDIよりahamoに対抗するプランが発表された。
参考 KDDIのahamo対抗2480円プラン「povo」のカラクリ
(ソフトバンクは1/13現在ではahamoの劣化版プランなので検討から省くことにする。)
このpovoの素晴らしいのは1回5分のかけ放題をオプションにしてahamoより550円割安にした事だ。
大体最近電話なんて使わないしどうしてもかける時に必要ならLINE電話か050plusなのでこんなオプションはいらん。(個人的な見解です)
ただ緊急連絡など待ち受けとして携帯電話番号は必要になる。
そしてポイントなのは1日データ使い放題が(噂ではテザリングも可)220円だ。
これが凄い。
旅行中で例えばアマゾンプライムの動画を観たければ1日だけ使い放題にしてダウンロードしまくっても20GBのデータ容量は減らない。
旅行中の5日間を使い放題にしても+1,100円で現在の支払額より安い。
そして余裕でデータが余る。
但し1カ月滞在の場合だけは前述の通りポケットWiFiをレンタルするかWiFi付き宿泊施設を探す必要がある。
実際は数年に1回のペースなので最悪は30日間全て使い放題オプションで6,600円支払っても年に均せば高くない。
そこまでかからず最初は20GB使って無くなったら使い放題オプションに切り替えればいいので月に50GB使うなら約4,000円の支払いでいい。
海外旅行ではahamoのように海外ローミングが無料でないとしても毎月550円の費用差があるのでこれを原資に現地SIMを調達すればいい。
それでも今の100GBの方が断然いいんじゃないか?と思われる方もいるかもしれないが2枚挿しが前提になるので選べるスマホが限られてきた。
povoなら音声SIM+20GBで2728円、使い放題220円/dayがSIM1枚で済む。
これまで2枚挿しが前提だったのでiPhoneが選択肢から外れ続けていたのもきつかった。
povoならiPhoneでもeSIMが使えるのでSIMスロット一つ空けることができて海外旅行では日本のeSIMを国際ローミングオフで上げっぱなしにして現地SIMを挿すこともできる。
個人的には今のところ360度隙が無いサービスだ。
もし550円のオプションでahamoと同じ海外ローミングサービスが出たら一生KDDIについていくぞw
でも毎月海外に出かけるような方ならAhamoの方がいいかなぁ。
ソフトバンクはこのままだとヤフーサービスやPaypayサービスなどでがんじがらめにされているユーザー以外は居なくなりそうなのでなにか対策打ってくるだろうし、ドコモもこのままじゃ済まさないだろう。
政府が企業に口を挟むのは社会主義っぽくて気に入らなかったけれどこれまでカルテル状態だった携帯キャリア事業の価格やサービスの競争を激化させてくれたのは消費者にとっていい事だ。
中々面白い時代になってきた。
あ、そういえば机にしまってある楽天モバイルSIMの無料期間がそろそろ終わるので解約せねば。
1/14追記
ドコモの家族割が効くように ソース
効くといってもahamoの3278円が安くなるわけじゃなくて現行プランから家族がahamoに抜けても残った現行プラン側の割引適用回線が減らず高くならないってことらしい。
1/16追記
povoは端末とセットを用意しない、ahamoのような家族割は非対応、サポセンやショップ窓口が利用不可 ソース
あと海外ローミングは検討中らしい😊
是非対応してくれ〜
KDDI以外のキャリアは端末セット販売やこれまで通りサポセン対応をすれば差別化ができそう。
また横並びカルテル状態に戻るのは嫌なので是非三者三様差別化を。
楽天モバイルも頑張れ!というか現総務大臣はアホっぽいので菅総理に社長社員一同土下座する覚悟で総務省からプラチナバンドを勝ち取り楽天エリア圏外無くしてGAFAに先駆けて衛星電話に着手すれば3キャリアから逆転もある。
楽天ゴールドカードもポイント減少で雲行きが怪しく経営難でプレミアムカードのプライオリティパスが無くなったら嫌なのでとにかく頑張れ(完全な自己都合w)
povoとahamoの開始は3月から
1/17追記
MVNOのコストが以前から厳しいので今回の値下げ合戦で総務省や公取委あたりが競争力を下げないためMVNOへ貸し出している回線使用料も下げろとMNOに勧告して救済するか如何で今後MVNOが生き残れるかが決まりそう。
例えば自分の場合はMVNOキャリアへの回線使用料減で音声SIMの最低料金が600円になり、100GBの再販回線が2000円になればpovoへの乗り換えの必要はない。
ahamoに早速55万人がエントリーしている ソース
MVNOから移る人は問題ないだろうけどMNOから移ろうとしている人はショップサポートが無いとかデメリットを理解されているんだろうか?
最初は「こんなはずじゃなかった」みたいな話題が尽きない気がする。
そういう混乱もあっての価格競争だろう。
1/19
ソニー(nuroブランド)のMVNOで無制限SIM(3278円)とモバイルルーターのプランを発表 ソース
ahamoの影響で動いたのだろう。
しかし無制限と言っても昔のイーモバみたいな制限付きだ。
当日を含む3日間の合計データ通信量が、10GBを超えた場合、当該SIMカードを使った通信の速度を制限することがあります。通信速度制限は、翌深夜~朝方に解除いたします。
ポイントはデータSIMで月実質100GBのMVNO回線で3278円(税込)であること。
マイネオ、OCNモバイルONE、ビックローブなどMVNOの大手も追随するかな?
もしかすると音声SIMで100GBプランがahamo価格で出てくるかもね。
FUJI WiFiとかStar WiFIなどSBの再販回線業者(MNO利用)の2枚差しから乗り換える人はいないと思うがMVNOのデータSIMで10Gとか20Gなどのプランを契約している人ならソニーブランドだしアリかも。
1/21 追記
MVNOキャリアが接続料や音声卸料金引き下げを総務省に要望 ソース
だから政治家や役人はダメだ。
予想調和まで予想して対処すらしない。
MNOのキャリアの料金下げろと同時にMVNOへの使用料も下げろと言わなきゃ。
2/2 追記
ワイモバイルの新プランは果たして対抗価格なのだろうか? ソース
2/8 追記
マイネオが20GBの音声SIMが1980円 ソース
三大キャリアからの回線使用料が下がらなきゃこのあたりが限界?
MVNOはランチタイムや夜の速度が劇遅なのであと500円出してpovoがいいかなぁ。
2/9 追記
まだまだ未確定が多いpovo、ahamo、SBoL ソース
急場で作ったサービスなので3月開始ギリギリまでサービス内容が決まるのに時間がかかりそう。
今のところpovo優勢だけど国際ローミングのコストが高ければ追加料金不要で使えるahamoが有利かも。
ahamoはドコモ端末ならSIMロック解除不要というのも中古で安いドコモ未解除スマホ買ってきて使えるのは有利かも。