タネの粉をオートミールでお好み焼きを何度も作ってみた。
ダイエット食としてはいいがまともなお好み焼きの味にならない。
山芋風オートミール焼きと思って食べればおいしいもののあの小麦粉で作った粉もの独特の味も食感もない。
そこで試行錯誤したのがオートミール粉とおからパウダーの配合だった。
オートミールの比率を増やすとやっぱり山芋を焼いているねっとりとした食感になりおからパウダーを増やすと今度はおからを焼いたようなボソボソした食感になる。
おからっぽいお好み焼きは最悪だった。
お好み焼きにはやはり小麦粉だ!
ということで小麦粉を入れるもののぎりぎりまで減らしながらお好み焼きの食感になるか試行錯誤した。
そして苦節2ヶ月でレシピを完成させた。(そりゃあ毎日お好み焼きというわけにもいかないw)
材料はキャベツの千切り120g、卵1個、豚バラ50g、イカ数切れ、タネの粉40g、水80ccだ。
具はお好きなようにだが肝心のタネの粉はオートミール粉20g、小麦粉15g、おからパウダー5g、出し粉3〜4g、塩2g、砂糖(ラカンカS)1gという配合になる。
ダシの粉も色々変えてみてこのけずり粉4gがいい。
オートミール粉はフードプロセッサーで破砕して粉にする。
ダイエットお好み焼きとしては小麦粉を可能な限り減らしたいところだがこれ以上減らすと山芋風やおから風に近づくので四割近く必要だ。
このあたりは人によって限界が違うかもしれないので小麦粉をさらに減らして試してみるのもいいかもしれない。
おから無しでオートミールを増量すると山芋っぽくなってしまうのでこれくらいがいいバランスだ。
小麦粉15gなら55kcalなので低GIお好み焼きといって差し支えない。
薄味が好きなので出汁粉と食塩の配分は少なめでソースとローカロリーマヨネーズで味を整えているが塩分を増やしてソースとマヨネーズを減らした方がダイエットに向いている。
まずは具をフライパンで焼く。
お好みで具は生のまま放り込んでもいいが豚バラを水分で温めた味が苦手なので必ず焼くようにしている。
タネ粉に卵と水を入れてよくかき混ぜる。
水多めで作るのが好きだが50〜70ccが一般的な粘度だろう。
ボウルにキャベツと具を入れてタネを混ぜていく。
混ぜたタネをフライパンへ。
火力は弱から中火程度だ。
油を引いた方がいいが胃の調子が悪いのでノンオイルにした。
あとはお好きな固さに両面焼いていく。
そしてソースと鰹節をかけてミックスお好み焼きの出来上がり。
ダイエットマヨネーズをかけてもいい。
こちらは豚玉入だ。
これでお好み焼きの味そのままになる。
普通においしい。
ダイエット食としてはもちろん低GIのオートミールだけがいいがお好み焼きとして作っている以上お好み焼きとしておいしくなければ意味がない。
今後お好み焼きはこのレシピだ。
少食やダイエッターならタネの粉は
オートミール粉16g
小麦粉11g
おからパウダー3g
出し粉3g
食塩少々
の配合で水を40gに減らすとちょうどいい。
あとキャベツの千切りは細ければ細いほど成功しやすい。