自分の現在のスマホのキャリアは、
- OCNモバイルONE音声SIM 1,080円
- Star Wifi(100GB) 3,289円
のSIMの2枚挿しで運用しており4,369円が総支払額だ。
あとRakuten UN-LIMITのSIMがあり自宅は楽天エリアだがローミングになってしまうので無料期間だけ机の中で保有して解約予定だ。
そしてドコモのahamoかKDDIのpovoに変更しようかという話題をしたばかりで楽天モバイルがUN-LIMITの新しいプランを発表した。
Rakuten UN-LIMIT VIというプランでなんと0-1GBまでの使用なら月額ゼロ円だ。
ソニーが以前に0SIMという使わなければ0円データ回線を提供していたがあれは音声SIMを選択すると700円程度の固定費がかかっていた。
このRakuten UN-LIMIT VIは音声回線付きで1GB以下なら0円で携帯電話回線を維持出来るのだ。
中々の衝撃プランだ。
しかし難点は人口カバー率が2020/12現在で70%台と低くく70%を越えたエリアからKDDIと協議の上でAUローミングを廃止していくのでカバーエリアが増えるどころか逆に減っていくというへんてこな回線でもある。
都内で既にAUエリアのローミングが切れて圏外エリアがあるらしい。
そんな回線が使い物になるか?という話だが音声回線に使うなら狭い条件で利用価値があるかもしれない。
- 自宅とよく通っているエリアは楽天圏内である
- 携帯電話番号は滅多に使わないが緊急時の着信だけ必須
- スマホが物理SIM二枚挿し可か物理+eSIMのDSDV対応
- 090以外の050番号などスマホで使えるIP電話を保有
- モバイルデータの制限可能なスマホ
極めて稀な条件ながらこれなら音声回線が0円維持できるメリットがある。
スマホを携帯電話番号で発信や着信をしなければたまに圏外であっても問題はない。
その代わりに楽天モバイル回線の電話番号へ相手から着信があった場合は2枚挿ししているデータ専用SIM経由で050plusなりIP電話なりに転送着信できればいい。
LINEで友達になっていないとか携帯電話番号しか教えていない相手からの電話だけ転送電話をスマホで着信できるIP電話へ転送することにより圏外だろうが影響がない。
それに楽天モバイルの転送電話サービスオプションの維持費はゼロ円だ。
素晴らしい。
但し楽天モバイルにかかってきた電話を転送する通話費用には20円/30秒かかるので頻繁に着信がある電話番号だと余計にコストがかかる。
あくまで年に数回とか滅多にかかってこないが無いと困る携帯番号限定だ。
だから、
音声MVNOのSIMと3000円台で100GBのSIMの2枚挿しで使っているならMVNO音声回線を楽天モバイルにMNPすればMVNO回線費用分が不要になる。
(当然楽天モバイルの無料キャンペーン期間中であれば1回線目で初回契約のMNPなら使い放題で利用しても1年間は無料だ)
100GBデータ利用可能で且つ音声も利用できる回線が3000円台で維持できるのだ。
大量データ消費者ならahamoやpovoの20GBでは足りないだろうし100GB使えて3000円台で済むのだ。
素晴らしい。
もちろん三大キャリア以外使いたくないとか携帯ショップが無いとSIMの入れ替えもできないとかキャリアメールがないと困る人にはおすすめできない。
それに楽天モバイル回線で1GB以上利用すると費用が発生するのでSIM2枚挿しの片側だけモバイルデータ通信をオフにする機能があるスマホを設定しておかないと気がついたら何Gも楽天回線でデータ消費して100GBSIMとは別途で2980円請求されてしまうことになるので注意だ。
自分の場合だとOCNモバイルONEのSIMの料金1080円が不要になり年間1.3万円前後のコストカットになる。
塵も積もればで10年間で13万円のカットになるので馬鹿にできない。
しかしpovo(20GB+使い放題220円/day)のプランで十分間に合いそうなので2枚のSIMを解約してKDDIの1枚に乗り換える予定だ。
3000円台より更に安い2739円(税込)で済む。
素晴らしい。
モバイル回線費用がここまで安くなるとは思わなかった。
楽天モバイルSIMは4月より自動的に新プランへ移行するので使わなければ無料なのでそのまま保有してプラチナバンドを獲得するまで机の中に眠らせておこうと考えている。