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小型車にてサービス料11,000円で車検を受けた

5年目の車検が近づいてきたので受けることにした。

個人的な見解として年間5000km以上乗っているとか既に5万km以上走っているクルマ、

逆にほとんど乗っていないガレージ入りしているクルマはディーラーや馴染みの修理工場や車検専門店で必要な部品交換をするしっかりした車検を受けた方が安心・安全だ。

走行距離が少なくても毎日短距離しか乗らないクルマも電装周りに負担がかかっている可能性があるので充分な車検を受けた方がいいかもしれない。

一方で例えば年間2000kmのような低走行車はエンジンオイルとエレメントさえ定期的に交換して、

最初の3年間ディーラーのメンテナンスパック等で定期点検をキッチリ受けていれば初期トラブルも出尽くしなので格安車検で十分だろう。

高くてしっかりした車検を受けて安心・安全を買うか安くて最低限の車検を受けるかはその後の乗り方も含めて自己責任で選択すればいい。

コロナ禍の影響もあるが2年間で約3000kmしか走っていなかったので今回も楽天Car車検で最安値ショップを探す。

楽天では郵便番号を入力して車種(軽、小型、中型、大型)を選択して自宅からの距離(5km、10km、30km、50km以内)を選択し検索して金額の安い順で並べ替えればOKだ。

表示されたショップを比較して価格と★評価とコメント、距離、場所、サービスで決めればいい。

車検ショップの多くは代車サービスもあるが、

有料だったり無料だと車検料も上乗せされて高かったり我が家の場合はワゴンではない少し背の高い軽すら入らない立体駐車場なので制約が厳しい。

代車無しを前提にするとクルマを預けるときや引き取りの足として公共交通機関のアクセスがよくないとタクシー利用になってしまい余計に費用がかかってしまう。

あと楽天で探す場合はチェーンの格安車検専門店が結構登録されていないので近所の専門店と楽天Car車検の最安を比較検討した方がいい。

自宅から10km以内に絞って探した。

公共交通機関アクセス可能で小型車最低価格が約4.6万円を選んだ。

基本知識として車検にかかる費用は法定諸経費と整備代やパーツ代などを含んだ車検サービス費がある。

そのうち法定諸経費は固定費用になる。(2020年度時点)

参考 コバック公式

(沖縄と佐渡は別料金なのでご注意を)

内訳は強制保険である自賠責保険、検査するクルマにかかる自動車重量税、車検登録に関する運営料の印紙代だ。

印紙代に幅があるのは指定工場か認定工場で差が出る。

この固定費用にショップの取り分の整備費用や交換パーツ、オイル交換、車検場への陸送往復や現地対応の人件費などが含まれて車検費用になる。

従って車検費用は軽なら4万円、小型車なら5.5万円、中型車なら6.5万円、大型車なら7万円あたりが格安相場だろう。

しかし最安で車検を受けたいと考えてもタイヤにスリップサインが出ていれば交換しなければ車検は通らないし整備不良な状態で車検場に持っていっても車検は通らないので相応の整備が必要になる。

そこで車検を扱うお店ではクルマの状態を確認して何を整備したら車検が通るか点検して見積もりを出す。

整備面でクルマがボロければボロい程に車検にお金がかかるわけだ。

今回1月上旬に楽天Car車検で予約をしてその二日後にショップから連絡があり約10日後にクルマをショップに持ち込んで見積もりをした。

その結果、

法定諸経費38,250円 + 車検基本料 8,000円 + ご依頼整備費 5,500円 = 51,750円

となった。

え?

何も整備依頼してないが?

それどころかできるだけ何もしないで車検を通して欲しいと依頼したのだが。。

確認するとご依頼整備費の光軸調整等5,500円は基本料金で省けないらしい。

でもご依頼って書いてあるぞ。。

だったら楽天の最低価格を4.6万円じゃないくて5.2万円にしろよ。。

まあショップへのアクセスの良さと5.2万円+楽天ポイント還元でも選んでいた可能性が高いが4.6万円と書かれていたのでその費用でやってくれると喜び勇んで見積もりにやってきたのだ。

このぬか喜びを返して欲しい。

一方でショップ側の視点だと安くしないと見ず知らずのお店なんて誰も選んでももらえないので安い順で一番最初に表示したいのは分からなくもない。

そして楽天側に基本価格が表記より高いのがバレないように基本料金に含むべき費用の一部をオプションにしてあたかも客側が追加依頼した形の見積もりとするわけだ。

想像だが正解だろう。

それにここから楽天が紹介料をピンハネをするのでショップの取り分なんてマジ少なくなる。

結局はご依頼整備費分が楽天の利益と還元ポイントに流れるだけだ。

他人の褌の紹介ビジネスやマッチングビジネスが稼げるわかりやすい実例だ。

この搾取構造に一抹の哀しさを感じたが、そこはそれ、あれはあれ、こちらは客側なのでドライに計算する。

楽天の還元ポイントを含めると5万円弱の支払いで済む。

前回2019年の楽天で探した車検のショップが5.5万円、前々回2014年のコバックが5.3万円と比較すれば安い。

ローテーション工賃も含めて法定費用の固定費を除いたサービス料が11,000円だ。

観察している限り店員さんの応対が素晴らしいショップなので他の見積もりを取るのはやめてここに決めた。

後に2019年の別のショップの車検でも頼んでもいない発煙筒やらショートパーツといった省けないオプションを自分が依頼したように支払い費用に乗っかっていたのも過去ブログを見て思い出した。

結局楽天Car車検は「基本料金+省けない依頼整備費」で支払額が確定するので表示価格では判断がつかない。

アクセス可能か代車が安いショップを最低限2軒の見積もりを取った方が安心だ。

もちろん楽天表示額が支払い額と正直なショップもあるはずだ、知らんけど。

車検当日10時になりクルマを持ち込んで公共交通機関で帰宅して翌日受け取りに行った。

特に追加料金もなくピカピカに洗ってくれて内装も掃除してありガソリン割引もあり何かあったらいつでも相談に来てと笑顔で見送られて至れり尽くせりでいいショップだった😊

車検の前に伝の修理工でエンジンオイルとオイルエレメントを交換してもらったところ3000円以下で済み車検サービスもやっていたので次はこちらでも見積もってもらおうっと。

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