普通の小麦粉クッキー、おから小麦粉クッキー、おからオートミールクッキーを同時に作って食べ比べてみる実験だ。
おからやオートミールのクッキーがおいしければレギュラーの間食に採用したい。
材料表
左からクッキー1は小麦粉だけ、クッキー2は小麦粉とおからを同量、クッキー3はおからとオートミールを材料にして焼いてみた。
バターとオリーブオイルは同量で超微粉おからパウダーは水分が足りないので2cc追加している。
普通のクッキーは甘味を砂糖だけで他のクッキーのターゲットはダイエッターなので砂糖2gとラカント2gにした。
オートミールはコーヒーミルで挽いて微粉にしてある。
これで作っていく。
左からクッキー1、2、3の順で並んでいる。
まずは粉と甘味をしっかり混ぜておく。
小麦粉は綺麗なホワイトだ。
そこに液体の卵、牛乳、バター、オリーブオイルを表のとおり加えた。
正確には最初は液体を同量にしたが超微粉おからパウダー入りの生地は水分が足りず混ざりきらなかったので牛乳を各2ccずつ追加して7ccとなっている。
おからパウダーは水分を大量に吸い込む。
逆に小麦粉の生地は緩すぎて型を作れなかったのでレンジで温めて水分を飛ばした。
団子状に丸めてクッキングシートにのせて、
コンベクションオーブンのコンベクションの170度で25分焼いてみた。
香ばしい匂いがする!
でもかじってみると生焼けだった...
うぇ〜不味い。
そこで試食したかじりかけを捨てて残り各1つずつを更に追加10分焼いて勝負だ。
いい感じの色がついている。
早速食べ比べてみよう。
左から。
おー
やはり小麦粉だけのクッキー1はおいしい。
こんな簡単においしいクッキー作れるんだ。
まず外がサクサクで中も滑らかでバターの香りと甘味のハーモニーが手作りクッキーだ。
次におから+小麦のクッキー2を試食する。
一般的におからクッキーとしてレシピが出回っているものにバターを減らしてオリーブオイルを混ぜたものだ。
1の小麦クッキーと比較すると
まずい。
外は硬いは硬いがカリッという感じではなくヌチャッという歯ごたえ。
最初の食感だけは悪くないが口の中にざらざらした何かが残る。
乾燥おから感が強い。
(お茶を飲み)
気持ち悪くなってきた。
これは予想外だ。
おからクッキーそこそこおいしいからおから+オートミールのクッキーもいけるじゃない?という組立で作り始めたがその前のおからクッキーで座礁した。
販売しているおからクッキーってレシピが違うのかな?
おからクッキーを間食にされてダイエットに励んでいらっしゃる方には大変申し訳ないが独特な味とか面白い味とかニュアンスを忖度もできない程に不味い。
バターを増やしたり砂糖を大量に増やして香りや甘さで誤魔化せばもう少しなんとかなるかもしれないがダイエットお菓子なのでこれ以上増やすくらいなら小麦粉でバターと甘さ控えめにした方がいい。
これでは小麦粉を使っていないクッキー3なんて絶望的だ。。。
と感じながら食べてみると、
あれ?
クッキー2よりはまだいける。
おいしくはないぞ、おいしくはないが、
クッキー1と食べ比べるとサクサク感がまるで違うし喉を通る時の滑らかな感じも比較にならないがクッキー2と比べたら不思議と食べられる。
おそらくオートミールを焼いた香ばしさで味が濃い。
それで2よりも食べられる。
そして口の中に残るおからの喉に張り付く不味さも軽減されている。
オートミールの味に慣れているからかもしれないが個人的には、
クッキー1 >>> クッキー3 > クッキー2
というおいしさだ。
おからパウダーと小麦粉でクッキーを作るくらいなら小麦粉をオートミールに置き換えて作った方がGI値が下がるのでいい。
一度おからクッキーを作っている方にも試していただきたい。
但し食べ比べるにしても小麦粉だけのおいしいクッキーは一緒に作らない方がいい。
次元が違うので残りの僅かな味の違いなどわからないかもしれない。
そういえばオートミールだけのクッキーは過去に作ったことがあり胃が重く感じたがそこそこ食べられたのでオートミールと小麦粉のクッキーを比率を変えながら作っても良さそうだ。
実験は失敗したがこれも成果だ。
ただ最近は胃の調子が悪いので当面クッキーは作らんけど。