2020年1月より主食を米からオートミールに変更したため炊飯器を使わなくなった。
そこで炊飯器用に水切りラックの上に作った炊飯棚から炊飯器を取り払って棚奥にしまった。
炊飯器にはラップを巻いておいた。
前の炊飯器は長い間使わず埃がこびりついて洗剤程度では取れなくなり廃棄したのでリサイクルショップでよく巻いてあるのを見て参考にした。
そして約1年が経って気がついたら炊飯器の跡地がとんでも無いことになっている。
調味料が所狭しと並んでいた。
ガスレンジと水回りの間で調理の際に調味料などが取りやすく便利なので当然の流れでこうなった。
しかし見た目が残念で小さな地震があるだけで大惨事になりそう。
これはどげんかせんといかん!
というわけでイケアにキッチンワゴンを買いに走った。
当初予定していたのはテレビでもよく紹介されているロースコグだ。
実際に触ってみるとコロ(車輪)の滑らかさもいいし表面塗装の質感もいいし価格も納得できる。
しかし難点は他のワゴンと比べて圧倒的に重い。
重量が8キロもある。
裏返せば安定感だが最近モノを買う時は捨てる時の事も考慮するのでこれだけ重いのは回避したい。
それにサッと動かすとき持ち上げて移動させたい。
8kg+αを持ち上げたら腰をやられる。
固定利用で若干動かすだけならベストバイだが大きく移動を前提にすると重さに加え持ち手が無いものデメリットになる。
そこで店内で他のワゴンのラインナップをチェックしていった。
左上のロースフルト(5kg)はロースコグをひとまわり小さくしたので高さが足りない。
黒いニッサフォース(6.5kg)は無骨すぎで重い。
銀色のドラッガン(3.2kg)は軽めで持ち手もあり質感もいいが持ち上げた時に2段目3段目の前側にストッパーがないので傾けると落っこちそう。
右下のハルプリンゲ(2.4kg)はプラスティックなので軽くていいが高さが足りない。
どれも帯に短し襷に長し。
そして最終選考に残ったのがこの2点だった。
左の白いヴェスケン(1.6kg)と新作の黒いホールナヴァン(2.7kg)だ。
どちらも70cm台と高さ十分で軽い。
ホールナヴァンに持ち手がありヴェスケンはないがそれをカバーする軽さが持ち味だ。
ヴェスケン999円とホールナヴァンが1499円と価格が安いのも財布に優しい。
触って悩んだが決め手はヴェスケンの弱点である前後に対する不安定さと横にしか動かないコロが移動を限定させることから消去法でホールナヴァンとなった。
ホールナヴァンは黒と灰色2色展開だ。
今回は黒を買った。
持ち帰っていても軽さを実感する。
この軽さはカゴがメッシュ仕様のおかげだろう。
バス用ワゴンとして発売されているが別にキッチンに使っても差し支えない。
組み立てはサイドの支柱の向きさえ間違えなければラックを支柱のフックに引っ掛けていくだけなので数分で完成する。
支柱のフックが内側に向くようにしないと知恵の輪のように悩むことになる。
接続するためのビスやナットなどは一切ない。
早速調味料や調理器具を並べてみた。
取手がついているので持ち上げて移動も便利だ。
調味料のアクセスに屈む必要もなく自然に手に取れる。
ラックがメッシュなので隙間があれば下のモノが見えるのもいい。
コロはロースコグと比べるとスムーズさがないが片や5千円の商品と1499円を比較してはダメだ。
それでも数十cm程度の移動には困らない。
置き場所は色々悩んでシステムキッチンの対面にして使う時に前に持ってくることにした。
そして問題の炊飯器跡地は普段は何も置かず調理の時のボウルや調理器具などの一時置き場所として活用している。
イケアでいい買い物ができた。
使い出して2週間程度経ちキッチンで馴染んでいる。