お腹が空いて目が覚めた。
スーパーで買ったパンをかじりながら予定を立てる。
昨日は午後から松江城に行き、今日1日出雲大社を含めて出雲市内を自転車で巡るのが正解だったかも。
今更反省しても仕方ないので松江へ向かおう。
帰りは16:00(臨時)と16:40のバスが松江駅から出雲空港に出ているのでそのどちらかに乗ればフライトに間に合う。
宍道湖を自転車で回りたいが時間的に中途半端だ。
マップをチェックしていると宍道湖の南を走るのがJRで北を走るのが一畑電車だ。
出雲市駅から時間も運賃も効率的にJRで向かうよりゆっくり湖を見ながら市電でいこう。
そういえばミッションの確認を忘れていた。
伊佐の浜はもう無理だな。
昨日時間的には余裕があったので寄ればよかったがホテルに戻って疲れがどっと出たので体力的にちょうどだった。
のどぐろも予算的にキツイので海鮮丼をランチに探してお菓子でもお土産買っておこうかな。
8:30の電車に合わせチェックアウトした。
ありがとう!貧乏旅行の味方ホテルアルファーワン。
駅近くで安くて従業員の対応もいいホテルだった(≧∇≦)b
松江しんじ湖温泉駅まで700円払って一畑電車に乗り込んだ。
車窓が今日のメイン観光だ。
最初は進行方向右に座っていたが湖の見える左に座り直した。
9時前だがガラガラでよかった。
電車の経営的にはよくないだろうが。
あとこの電車内は自転車置き場がある。
自転車乗りにとって折り畳まなくても袋に入れなくても輪行ができるなんて最強だな。
実際に自転車持って乗り込んでいた若い人がいた。
おー遠くに湖が見えると😊
マップをチェックしたらまだ斐伊川だった🙄
実際は園駅を過ぎたあたりから宍道湖が見える。
そして一畑口駅でスイッチバックする。
松江しんじ湖温泉駅からやってきた電車と入れ替わった。
電車に詳しそう?
実のところマップを見ていたら変な線路の形状になってると駅名でググったらスイッチバックという単語に反応して反対車線にいた電車をすかさず撮っただけのど素人だ。
進行方向が入れ替わったのでまた座席を移って外を眺める。
ガラガラだとやりたい放題だ。
宍道湖のお手軽観光なら一畑電車ありだ。
ちょうど1時間の電車旅行だった。
2時間くらいベンチ型の椅子に座っていると腰をやられるが1時間はちょうどいい長さだ。
駅から出ると観光ループバスらしきクラシカルな乗り物が待っていた。
思わず乗り込もうとしたがレイクラインと書かれていたのでやめた。
湖に戻ってどうする。(とこの時期では勘違いしていた)
ちなみに1日乗車券は520円だった。
まずは松江城(1.3km)へ徒歩で向かう。
途中鴨らしき鳥が楽しそうに泳いでいた。
竹島が我が領土なんて当たり前田のクラッカー
でも国際社会で言い続けるのが大切だ。
国宝松江城に到着した。
いやー素晴らしい。
とりあえず外でゆっくり。
中に入るのはいい。
5〜6城入っているがどこの城も違いなんてわからない。
次の行き先も思いつかないしランチには少し早いのでポカポカした城下で読書をしよう。
1時間近くのんびりしていた。
その後小泉八雲記念館を越えてランチにする。
海鮮うまいもん料理と自称しているんだからまずいはずがない。
ただ評価の高かった本日の海鮮丼がマップのレビューで税込1580円が実際には税別1980円になっていたので腰が引けてそばと寿司のセット(税別1280円)にした。
食べてわかったことが2つある。
昨日の出雲市駅内のラーメン屋の出雲そばはヤバい旨さだった。
別にこの店のそばがまずいわけではなく一般的には十分おいしい。
しかし昨日の出雲の國麺家のそばのコシが絶妙でうますぎ。
考えてみれば出雲の駅ナカのそばがまずかったらダメだ。
難点は看板がラーメン屋なのであえてそばを注文しないぞふつう。
取ってつけたようだがこの店の寿司はうまい。
たった3貫でも十分新鮮さがわかる。
やっぱり海鮮うまいもんなので多少無理して海鮮丼を食べればよかった。
お城の外堀を一周して松江駅まで徒歩で移動していた。
城下町だから名古屋城周辺道路と同じで道幅大きく取れたのかな?
と思ったけれど広い道路はここだけみたい。
てくてく歩いてレイクラインの栄橋バス停で時刻表を覗くと直ぐバスが到着する。
バス路線図をみると17番から5番まで歩いてきたらしい。
松江駅(1番)まであと僅かだけど逆方向に一周ぐるっと回って松江駅に移動して210円なら安い。
どうせもうなんの予定もない。
と乗り込んだ。
歩いて来た道をもどっていくことになるが気にしない。
バス内では音声テープで観光解説をしていた。
そして運転手のお姉さんは必ずどの方向に松江城が見えるか知らせてくれる。
レイクラインなので最初にこのバスを見た時は宍道湖を巡ると勘違いしてた。
たった210円で松江観光ができる素晴らしいバスだ。
松江駅に到着する。
出雲市駅に比べたら大きな駅だ。
駅ナカを覗くとコスパがよさそうな店が多い。
地元で名古屋駅前といえばコスパがよくないイメージなのでこのあたりで食事をするのは思いつかなかった。
残念。
ローソンのコーヒーを外のベンチで飲んでいたら鳩が大量にやってきて目の前まで襲ってくる。
平和の象徴ではあるが島根の鳩は獰猛なのかw
沖縄の猫に続き最近動物に接近を許している。
まあこのあたりでベンチに腰掛ける人に餌付けでもされているんだろう。
でも鳩って眼の前でよくみると眼つき怖い。
数分何もあげなかったら一羽残らず消えていた。
中々現金な鳩さんだ。
空港のバス発までまだ3時間ある。
映画でも観るかと探すとイオンが1km圏内にあるので移動する。
全国どこでも物価が同じかとマックスバリュを覗いたがやっぱり野菜は安い。
ほうれん草、チンゲン菜が100円以下で輸入ブロッコリーと小松菜が78円って…
地元の格安スーパーとさほど変わらないけれどよく使う野菜が安いのは羨ましい。
(前日の通り全国的にこの週は青果がかつて無いほど安かった)
そしてお土産に3パック入りの入浴剤(495円)
普段は土産なんて買わないが明日連れに会う予定があるので手ぶらで旅行の話題をするのは気が引ける。
ひとり分の単価160円になるのがポイントだ。
値段の割に実用性は高い。
あと期限寸前のお土産用のお菓子が激安でワゴン販売してた。
手が伸びそうになったが博多や今治やなぜか福島名物だったので諦めた。
駅に戻り一畑百貨店でバスのチケット(1050円)を買って空港で食べる夕食用のパンを買って
空港連絡バスに乗り込んだ。
そういえば一畑百貨店の入口付近で化粧品や香水がブレンドされた独特なあの匂い、
どこかでよく嗅いでいた記憶があるんだけど思い出せない。
出雲空港のカードラウンジは規模の割に広くてまだ新しいのか綺麗だった。
そして予定通り飛んで予定通り家路についた。
行きはガラガラで帰りのフライトはほぼ満席だった。
そして隣に座った30〜40代の方がCAさんから貰ったチョコやストローの飲み物をマスクをつけたままマスク表面にもできるだけ触らないよう器用に飲食しているのを見て感心した。
今回の島根旅行は、
旅費が25,455円
食費8,114円
合計33,569円
1日の通常食費を千円に換算するとちょうど3万円の旅行だった。
フライトの1万円と6,800円のホテルに対して現地費用がちょっと高いかな。
体重は沖縄旅行と違い500gの増加で数日でリカバリーできそう。
酒も飲んだし量も食べたが間食をしなかったのが正解だった。
淡々と観光をした感じがあるので印象に残る旅行だったとはいえないが誰かと何かで島根の話題になって「銀山の坑道潜ったよ!」といえる。
最後までご覧いただきありがとうございました😊
緊急事態宣言が解除されている間は月1旅行に戻したい。