コンベクションオーブンを買ってから百均で買ったシリコン製の油引きを使っていた。
エビフライ、牡蠣、コロッケなど食材自体に油を含まないフライをオーブンで揚げる時に油を直接塗っていた。
当たり前だが海産物は油をほとんど含んでいないのでノンフライでパン粉をつけて揚げても揚げ物にならない。
そこで少量の油を直接振りかけて揚げ物風にするわけだ。
最初はスプレーのように振りかけようと百均で何種類か買ってみた。
しかしどれも使い物にならない。
オイルを入れて霧状に飛ばないかと試してみたが一瞬だけ霧が出てあとは水鉄砲状態になってしまう。
これまで使ってきたシリコンの油引きで十分食材に油は塗れるがシリコンを定期的に洗わないと衛生的でない。
でも油まみれの油引きを洗うのは簡単じゃない。
そこでなんとか安くオイルスプレーを入手できないかと探して見つけたのがリスのオイルスプレーだ。
価格変動するのでよくわからないが700円〜1000円前後で販売されている。
オイルスプレーは1500円〜5000円のレンジで販売されているのでかなり安い製品だ。
レビューの評価が真っ二つみたいなので良いか悪いかよくわからない。
しかし他の高いオイルスプレーもあまり評価がよくないので一番安いのを買って試して見ることにした。
リスというのは社名のようだ。
キャッチフレーズに「オイルが霧状に油量の調整に最適!」と書かれている。
製造国はベトナムだった。
本体はガラスで重さもある。
蓋兼ポンプハンド、ポンプ、ガラスの容器の3つの部品から構成されている。
自宅にあった味の素のさらさらキャノーラ油を入れて試してみることに。
オイルはここまでという赤い線があるので目盛り通りに注いだ。
そして蓋兼ポンプハンドを押し込むと空気圧で反発して戻ってくるので何度繰り返す。
シュッシュと音がして中の空気圧が上がっていく。
硬くて押し戻される圧の方が強くなったところでティッシュに吹き付けてみた。
水鉄砲ではなく一応霧吹きのようにオイルが広がる。
但し期待していたほどではなく、なんと表現したらいいんだろう。
カビキラーを使ったことがあるだろうか?
水鉄砲と霧吹きの間のような飛び方。
そんな感じだ。
ただ今回は真冬なので夏になって油の粘度が変わると飛び方も変わりそうだ。
熱したフライパンの上でプッシュしてみるとふわっとした霧状になるので気温も影響しそうだ。
(霧状の油にガスが引火すると無茶苦茶危険なので実験するのはやめた方がいい)
早速家にあった揚げるだけのエビフライに吹き付けてコンベクションオーブンで焼いてみた。
思ったよりも油が飛ぶが満遍なくエビフライに油をつけるのには使いやすい。
これは便利かも。