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ロボットクリーナーが働きやすい環境を!

我が家では2台の格安ロボットクリーナーが活躍している。

どちらもカメラもマッピング機能もない6000円台の安物なのでどこかにぶつかっては方向を変えて掃除をしている。

従ってちょっとした段差などで簡単にスタックしたりケーブルを巻き込んで大惨事を起こす。

そこで1台目を導入した時に対策を講じた。

  • 床にモノを置かない
  • 床にUSBケーブルなどを垂らさない
  • 7-10cmの段差を減らす

リビングでは座椅子生活なのでリモコンが床に置かれていた。

これらをベッドサイドテーブルを買ってきてサイドテーブルのようにして使うことにより散らかる床を片付けた。

充電用のUSBケーブルも同じだ。

段差は低ければ走破して高ければ諦めるが高さ7-10cmあたりが鬼門なので出来るだけ床に置かないように模様替えをした。

そして2台目導入でさらに掃除する範囲を広げてほぼ全部屋をロボットクリーナーに任せるようにした。

すると新しいロボットクリーナーの特性で今までスタックしていた場所を走破したり、行かなかった場所に特攻するようになったので更にロボットクリーナーが掃除しやすい環境に整備した。

そのいくつかを紹介していきたい。

まずはLANケーブルだ。

古めのマンションでVDSLでインターネットに接続しているのでモジュラーケーブルから集線装置、集線装置からルーターへつながっている。

この集線装置からホームルーターへの渡しに長いLANケーブルが床に引いてある。

以前から美観も悪いのでなんとかせねばと思いながら特に足をかけることもないので放置してしまった。

リビングもロボットクリーナーが動くようになって否が応でもケーブルをなんとかするしかなかった。

方法として4つ考えた。

  • メディアコンバーターで無線化してルーターへ
  • モジュラージャックの新設工事
  • LANケーブルの埋設工事
  • LANケーブルをケーブルモールで壁から渡す

ルーターから端末はWiFiだがそれ以外はセキュリティ上可能な限り有線LAN主義なのでメディコンを使うのは嫌だ。

大して効果はないが無線LANでは端末を入れ替えるたびにアクセスポイントに端末MACアドレスの登録をしている。

こんな面倒なことを複数のアクセスポイントでやりたくもない。

モジュラージャックを新設して集線装置ごと移動させるのが美しいが業者に頼むことになるのでコストがかかりすぎる。

LANケーブルの埋設も同じ。

結局ケーブルモールをホームセンターで購入して壁、天井づたいにLANケーブルを張った。

これでLANケーブルをロボットクリーナーが巻き込み集線装置やらその周りにある機器のケーブルを引っ張り薙ぎ倒して止まっていることが無くなった。

次はベッド下だ。

前機種はセンサー回避が強力だったが新しく買った方はとりあえずぶつかってから考えるロボットなのでどこでも突っ込んでいく。

ベッド下の木のフレームとケーブル類も強引に巻き込んで止まるようになってしまった。

そこでフレームに百均の化粧板を張ろうと考えた。

大規模ダイソーならちょうどいいサイズの板が100円で手に入る。

一度カゴに入れたもののベッド下の通気性が下がるのは嬉しくないと思い直して色々探してダイソーのキッチンコーナーにある網を張ることにした。

横幅が足りないがロボットが突っ込む隙間はないのでいい感じだ。

これなら通気性も悪くない。

見栄えはイマイチだが覗かないと見えないのでいい。

見えるところだけに見栄を張る性格なのだ。

今じゃ見えるところにも見栄すら張らないが。

あと電源ケーブルはケーブルボックスを3軒のダイソーで探しても売り切れていたのかなかったので持ち手がついた小さなバスケットを流用した。

持ち手の穴にケーブルを通すことができた。

これで確実にベッド下でスタックすることは無くなった。

本当は実物を見てスリーコインズのケーブルボックスがサイズ感といい八方に穴が空いている使い勝手といいベストだが、

これを1つ買うとテレビ裏やらスマホやタブレットの充電台、サイドテーブル用として5つは欲しくなるのでやめておいた。

そして前述のサイドテーブルへACを供給してスマホなどを充電するための電源ケーブルも新しいロボットクリーナーは自ら巻き込んでおいてスピンターンして振り解こうと無理無茶無謀なことをする。

こちらも対策が必要だった。

電源ケーブルを天井から落とすか、ケーブルモールの床配線にするか迷ったが空間の美観を損ねるのはあり得ないので床に直接ケーブルモールを張った。

当初はLANケーブルと同じ白いケーブルモールを使っていたが目立つので木目調に変更した。

太めの3号のケーブルモールから細い1号タイプに変えたことでロボットクリーナーもスムーズに乗り越えるようになった。

次は汚くて申し訳ないがAVラック下だ。

ここにはケーブルが大量にある。

入り込むと高い確率で乗り上げるかケーブルを巻き込んでしまう。

最初は新聞紙を縛るビニール紐で通せんぼを作った。

充分ロボットクリーナーが侵入を止めることができた。

しかし美観はよくないし中でスタックするからといって掃除する範囲を減らすのは本末転倒だ。

そこでまた百均で小物入れを買ってきてひっくり返し奥の方に置いた。

これならラック下のかなりの半分は掃除をしてくれるしケーブルに突っ込むこともなくなった。

座ると小物入れが見えてしまうが立てば見えないのでセーフとする。(どんな基準だw

そして問題だったのがパイプ椅子だ。

旧機種ははまりこんで止まるだけなのでまだよかったが、新しい方は少し小さいのではまり込んだ上に暴れまわってスピンターンして脱出を図るので駆動系の寿命が縮みそう。

そこでパイプ椅子をやめることにした。

この椅子座るためではなく上にバスケットが乗っておりルームウェアやパンツ、冬だとマフラー、手袋を入れて長い間使っているので無くすわけにはいかない。

椅子の代わりにカラーボックスなどを検討したが無駄にモノを増やしたくない。

そこでリビングに唯一設置してあるラックの上を使おうとしたがそこには普段よく使う消毒関連やポストに入っていた書類などを一時保管する場所になっていた。

ということでパイプ椅子をしまうため玉突きのように置いてあるモノを移し替えているうちにリビングの1/3くらいの模様替えをやってしまった。

それはそれで部屋が綺麗になってよかった。

あと今はエアコンが不要な時期なのでいいが必要になったら部屋を対流させるサーキュレーターをリビングに置くので電源ケーブルをどうするか考えないといけない。

扇風機も同様だ。

この際シーリングファンと壁付けの扇風機でも考えるか。

でもロボットクリーナー本体よりも周りにコストをかけてどうするんだ。

扇風機とサーキュレーターの周辺を百均で板買ってきて囲んで非武装地帯(DMZ)にするのがコスパがいいか。

格安ロボットクリーナーを使うなら自分の暮らしよりもロボットの動作を優先させると掃除をほぼ任せられるようになるので使いたい人は検討してみるのもいいかも。

新型の方は今のところ100%ドッグに帰還している。

Categories: 無職生活
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