関東圏を除く地方で放送されている上沼恵美子さんと高田純次さんがMCの番組がある。
タイトルは忘れたが日曜の昼食時にテレビをつけるとやっているのでたまに観る。
この日のテーマの一つがお金を返してくれと言えない人増えているらしい。
なんと65%がお金を返せと言えないようだ。
100円貸しても相手がお釣りができたタイミングを見計らって返してと手を出す性格なのでビックリした。
もちろん借りたままも気色悪いので可能な限り早く返す。
貸し借りの清算は可能な限り早くが当然だと思っている。
番組に出演されていたお笑いの兵藤さんがパネルを見た感想で、
「返せとは言えないが、貸した相手が借りたのも忘れてヘラヘラしてたらむっちゃムカつく」
みたいな発言をしていた。
その通り。
貸す方も忘れてしまうならいいが大抵借りた方が忘れて貸した方は忘れない。
貸した方だけが精神状態を悪化させるなんて不公平だ。
だから周りに金を借りたまま返せといっても理由をつけて返さないタイプの知り合いはこちらからフェードアウトしてきた。
奢り奢られもあるが貸し借りは別の話だ。
最終的に人間関係が悪くなるのはお金の貸し借り。
別に取り立て屋のように貸した金を取り返している分で早期リタイヤの資金が貯められるわけでもないががその程度のお金に対する執着や気概がないと早期リタイヤは難しい気がする。
自分の周りの狭い世界の調査だがお金の貸し借りにシビアな人ほど定年退職後は悠々自適な生活をしている。
お金にルーズな人程シニア雇用制度で定年後も働いている。
もちろんしっかりしている方でもお子さんを何人も育てて老後貯蓄が足りないとか親の面倒もみてるとか環境面もあるので一概にいえない。
一方モノを貸す時は帰ってこない事を前提に考えているので無くて困らないものしか貸さない。
実際に多いのはゲームソフトで貸したうちの半分くらいは戻ってきていない。
使い古したタブレットなどのガジェットもそう。
譲渡する気持ちで貸している。
だから何年も経ってあのゲームもう一度やりたいなと思ったら中古屋で探して買っている。
布教活動みたいなもので同じ話題ができればいいし当時はリサイクルという概念があまりなかったので遊んだゲームを売ることはなかった。
スマホ、家電、電動マッサージなどもリサイクルをするようになったのは退職後だ。
貸し借りの線引きは人それぞれだと思うがお金の貸し借りにルーズな人が早期退職のため貯蓄するのは難しいと思うので1円でも貸した金は必ず返してもらうよう心がけた方がいい。