病気のデパートのような体質らしく次から次へと何かに掛かっている。
今回は指の関節痛だ。
1年くらい前から小指の第一関節がずっと痛い。
曲げると痛いし日によって触れるだけでも激痛が走ることもある。
当初は痛風が足ではなく手の指にきたかと思っていたが血液検査で尿酸値はそれほど高くないので違う。
調べてみると手指第一関節の痛みはヘパーデン結節の可能性が高いようだ。
要は老化による関節変異症で治療は特にない、安静に、ということだったので放置していた。
しかし最近健康番組のガッテンで関節リウマチは老人病ではなく若い人20代にもいるし40代から多く発症するということだったので気になり始めた。
更に気がついたら小指の第一関節が曲がって真っ直ぐ伸びなくなっている。
反対の小指と比較すると関節の太さが全然違って腫れている。
家系に関節リウマチもいるのでもしかすると自分も関節リウマチではないだろうか?と少し心配になった。
そこで内科を兼任している整形外科を見つけて行ってみる。
指を見せてヘパーデン結節か関節リウマチかどちらと尋ねた。
レントゲンでも撮るか?と尋ねたら撮ったところで関節炎か関節異常が見つかるだけでリウマチかそうではないかの判断はつかないらしい。
医師の診立てでは見た目は関節変異症の可能性が高いがこの手の判断は他の病気を否定して判断するということで血液検査になった。
調べるのはリウマトイド因子(RF)と抗CCP抗体という物質だ。
関節リウマチか否かを調べる検査だ。
医療費は3290円だった。
別の病気の処方箋も貰ったので検査単体だと三千円弱だろうか。
血液検査は何を検査しても高い。
3日で結果が出た。
RF 5
CCP 0.5
だった。
値を聞いたところでよくわからないと思うが
RFは15以上、CCPは4.5以上
だとリウマチと言われている。
ただ最近の判断はRF102以上CCP29.7以上が陽性でそれ以下だと疑いという感じになるようだ。
どちらにしろ低い閾値も超えていないので正常だ。
関節リウマチが否定できて関節変異症で第一関節の痛みなのでおそらくヘパーデン結節ではないだろうか、という結論になった。
治療は特に無し。
医師によると、ある程度経過したら変形して関節が固まって動きが悪くなり痛みも次第に柔らぐということだった。
たしかに痛みはピークよりは治まってきている。
50肩みたいなもの?と聞いたらあれは肩関節周囲炎だから全く違うと言われてしまった。
でも症状としては似ていると思うけど。
とりあえず一安心と思っていると今度は人差し指の第一関節も同じような痛みが出始めた。
小指に比べると利き手で使う指なので悪化しないことを祈るしかない。