ホテルの朝食を食べながら今日の予定を考える。
普通に大阪まわってさんふらわあのフェリー乗り場に行くなら5箇所くらい予定を作らないと時間を持て余しそう。
でも長く滞在したとしても1箇所平均20分が限界だろう。
どこか1-2時間くらい飽きない場所はないかな?
と探したら海遊館がある。
入場料2400円の水族館のようだ。
先日名古屋港水族館にいこうとしたけど都合が悪くなってやめたのでちょうどいい。
ただ何度も水族館へいく気もないのでもし沖縄観光で那覇から遠い美ら海水族館へ行くモチベーションは下がる。
海遊館はフェリー乗り場から近いので乗船前の時間調整にいい。
- 大阪城(入場)
- あべのハルカス
- 通天閣
- 海遊館(入場)
とまわり水族館で時間調整しよう。
まずは大阪城だ。
天満橋から天守閣の見える方向に歩いてあとは門から内堀へ内堀へと足軽の気分で移動してたどり着いた。
600円と入場料はお安めなので天守閣に入るつもりだったが平日午前中で学生の団体と重なったのでやめた。
一般観光客もそこそきていた。
これまでお城に入って面白いなと思った経験がないので無理に登る必要もないし外から見てた方が気持ちがいい。
外から眺めるのは好きだ。
でもこんな奴が増えるとお城の経営も成り立たなくなるので立ち寄った方は是非に入場料払って城内にどうぞ。
大阪城の外観は写真でよく見る通り他のお城に比べ豪華絢爛で秀吉の匂いがする。
ゆっくり1時間ほど滞在した。
次は大阪ビジネスパーク駅から天王寺駅へ移動した。
電車内でチェックした株価暴落のショックから途中の四天王寺夕陽ヶ丘の天王寺の部分だけ聞き取って咄嗟に降りてしまいマップ見て間違いに気がついた。
久々に旅行をすると大暴落のジンクスが復活した😭
次の電車で天王寺で降りてあべちか経由であべのハルカスへ。
直近で見るとやっぱりデカい。
名古屋のミッドランドとJRタワーはどちらも240m台でそれより50m以上ある300mの建物は壮観である。
ただこれまで海外で台北101(509m)や香港のスカイ100(494m)やマレーシアのペトロナスツインタワー(452m)の有料展望台に登ってる。
今後に登るなら高層ビルランキングではドバイの828mかアメリカトレードセンター(541m)あたりで充分だ。
あべのハルカスも外から実物を見れただけでいいかな。
それでも無料で上がれるところまで上がってみると14階あたり迄でその上はマリオットと展望台だった。
中はごく普通の百貨店だ。
逆に驚いた。
ミッドランドのようなお洒落造りかと思ってたけど中は至って普通のビルで広い空間は無駄で店舗が詰め込めないというなにわのあきんど的な発想なのだろうか?
折角なので記念に12-14階のレストラン街で食事もいいかとメニューを見ると最低ラインが2千〜3千円なのでさっさと諦めて移動する。
そうだ、粉もんをたべないと!
と551蓬莱の誘惑を振り切り有名たこ焼き屋を探して公園でと考えたがどこがいいのかよくわからない。
そこでグーグルマップのレビューを信じて来た道を戻って細い路地裏に入りお好み焼き屋で評価の高いきくやでミックス焼き(650円)にした。
食べログレビューって評価の差が小さすぎて無用の長物になりつつあるのでグーグルレビューの方がマシだと思っている。
レビューそのままで味は正解だった。
昔仕事で大阪に住んでいた頃食べていたお好み焼きの味を思い出した。
とにかくふわふわなやわらかさ。
あと一歩焼き加減を間違えるとただの生焼けだ。
他の地域のお好み焼きは別物と関西人が言うのもわからなくない。
安くて量が少なめなので食べ歩きにちょうどいい。
食べ終えてこのまま新世界まで歩いて買い食いでもしようかと思ったけれど時間がなくなってきた。
フェリー会社よりSMSに何度か「感染対策の検温と健康チェックで時間かかるから早めにきてね〜」と飛んでくるのでギリギリはまずそうだ。
16時過ぎにフェリーチケット売り場に着くとしてもすでに4時間切っているので海遊館へ移動する。
それにしてもモバイルSuicaはマジ便利だ。
Suica対応ならどこの駅でも切符売り場に寄らなくてチャージも車内で済むのは時間の節約になる。
なんてメモっていたら谷町四丁目と六丁目を間違えて途中下車した。
さっきの四天王寺夕陽ヶ丘といい雑すぎる。
もう少し旅行に集中しないといかん。
海遊館に到着した。
チケットは2400円で購入する。
電車の中で割引でもないかと貧乏臭く探したが見当たらなかった。
平日で宣言明け間もないので空いていて並ぶこともなくすぐに入館できた。
入口内側には線が引いてあってソーシャルディスタンスで並ぶようになっている。
休日はかなり混むのだろうと想像した。
メインの大きな水槽の中にスパイラル状に人が通る通路が引いてある構造だ。
水族館評論家でもないがあまり大きくない水槽を余すところなく魅せようと上手く活用している。
一通りささっと眺めて50分だったのでじっくり見て2時間だろう。
最後のペンギンとエイがいる部屋は臭さで鼻がもげそうでやばかったw
他はさすがに厚いアクリル板があるので臭いはない。
人気はここでもコツメカワウソかな。
観ていて飽きなかったのがイワシのような魚が魚群を作って旋回しているところだ。
久々に海物語を打ちたくなったw
併設されていたスタバに移動してコーヒーを飲んでいたらハエが集ってくるし温度管理が残念なので早々に出た。
隣にある天保山プラザは1階が主にフードコートで2階は百均やLEGOミニランドとふれいあい動物園などが入ってる。
フードコートは何軒かのラーメン屋とかお好み焼き屋やピザ屋やジュース屋やKFCとか入っていて相場も安めでいい感じ。
ふれあい動物園を含め2階は当面なのか火水木が休みだった。
客は2、3割だけど通常の土日は相当混みそうだ。
2階の多くが休業で人も歩いておらずゆっくり休んでいた。
金はかかるが大観覧車や噴水もあるので家族連れならおすすめな場所だ。
大阪港をあとにしてトレードセンター前に向かう。
大阪でフェリーといえばニュートラムで何故かこの電車に乗るとテンション上がる。
到着した。
フェリーターミナルはATCに向かうゲートの方向だ。
トレードセンター前駅から直結のITM棟ビルにフェリーチケット売り場と乗り場があり隣のO’s棟の建屋にレストラン街やコンビニがあるので大阪フェリーターミナル駅の乗り場に比べ非常に便利だ。
とりあえずコンビニで水分補給とファミマキャンペーンで100円で販売していた肉まんを食べる。
551蓬莱の肉まんを食べ損ねたのでこれで我慢しようと思ったが久々のコンビニ肉まんもうまい。
そして夕食をどうするか考える。
2000円でフェリーのバイキングか?いやレストラン街で1000円も出せば結構な夕食ができる。
(新造船の志布志行きのバイキングが2000円で別府行きは1500円だった。勘違い)
このレストラン街は700-900円で十分なメニューが並んでおりクオリティが高そう。
パン屋さんもあるので夜食も手配できる。
弁当も600円で販売しておりこちらもうまそう。
弁当とコンビニでカップ麺のセットを船内で食べるのもテンションが上がる。
バイキングで値段分なんか絶対食べられない。
それでも絵面と初回乗船を考慮してバイキングにした。
来るかわからんが2回目からは断然レストラン街か弁当だ。
大きなビルが2棟ある割にフリーで座れる場所が少なくチケット購入後は結局フェリーの待合室に居た。
弾丸プランのためかレンタサイクル付きのプランのためかカード不可で現金払いだった。
乗船時間を1時間勘違いしていて19時出航なので乗船まで1時間半待った。
なろう小説で雑に読み飛ばしながら進めて終えた某作品がじわじわ面白くなっていったのでこの船旅で最初からゆっくり読むつもりで待ち時間はいくらあってもウエルカムだ。
18:00に乗船して部屋に荷物を置いて鍵をかけ速攻で1500円バイキングだ。
値段は大人1500円だ。
繰り返すが新造船の大阪ー志布志のバイキングは2000円するので注意だ。
ビールは船酔いかアルコール酔いか分からなくなり薬が飲めないのでパスだ。
バイキングを3回転させた。
食べ過ぎたかな。
さんふらわあカレーはうまい。
サイコロステーキが例の特殊な嗅覚を持つため獣臭くて飲み込むとそのまま戻しそうなのをギリ我慢して大事に至らなかったが他の料理は普通に楽しめた。
あと焼きそば好きだけどおかわりできなかった。
りゅうきゅうにしたハマチの刺身は中々なものだった。
面白かったのは横の客がりゅうきゅうを見てこれは何?とスタッフに聞いていたところスタッフの方が調理法を延々と説明していた。
客はりゅうきゅうという刺身漬けの大分郷土料理は知っており何の魚を使っているのかと尋ねたように見えたがふんふんと聞いてあげていた優しさはさすが日本人だ。
牛すじもコンビニおでんに匹敵する柔らかさ。
50分かけてゆっくり食事を楽しんで部屋に戻る。
スタンダードの部屋で少しくつろいで寝るだけなので十分な広さだ。
ただシャワーはなくてもトイレがあると嬉しいかな。
あとコンセントの位置が洗面台鏡下と机から遠い事は知っていたので延長コードを持ってきた。
テレビにはHDMIコネクタがありiPadとつないで表示はできたが前日の通りアマプラが観れなかったので使わなかった。
映画を放映しておりドラゴンクエストユアストーリーの後半が流れていた。
少し観ていたがアンチウイルスが〜とか頭悪そうな内容だったのでさっさと消した。
これはドラクエと関わりない人が脚本書いてるな、ファンが怒るのわかるw
と思ったら三丁目の夕日の監督なのか。
人間向き不向きがあるのでセピアファンタジー以外には手を出さない方がいい。
ナウシカの実写版を望んでいるらしいが絶対に撮るのやめとくれ。
お風呂に入ってさて船内を探検…というほど共用設備はない。
レストランと売店と浴室とゲーセンと少々の展望通路デッキチェアくらいだ。
新造船の方は分からないがごく普通のフェリーだ。
自販機の相場は市場価格とほぼ同じコンビニ価格程度とリーズナブルだ。
携帯電波はdocomo回線だと客室は既に圏外で展望チェアは22:50まで入るのを確認していた。
出航時は波も穏やかなようでエンジンによるバスみたいな縦揺れだけ。
もちろん酔い止めは持っている。
20:10に明石大橋を通るということでデッキに上がったが寒くはないが結構な風だった。
写真は数枚撮っただけだが橋を船がくぐるところは非日常の光景でよかった。
小説を読み23:00に寝ようと思ったが隣が三部屋先まで聞こえる爆音のいびきで壁を何度か叩いたがおさまる気配がないので飲みたくない睡眠薬を飲んで寝た。