自炊をしていてずっと満足できないことがあった。
それは三角コーナーだ。
生ごみや食べ残しを一時的に溜めておく入れ物だ。
一番最初はプラスティックタイプを使っていた。
網目から細かい生ごみが排水溝に流れる。
もちろん排水溝にゴミ受けに水切りネットを二枚重ねで張っているので排水溝からゴミが落ちることはない。
しかし排水溝側の掃除を頻繁にしないと臭うようになる。
そこで三角コーナーにも水切りネットを張った。
これで排水溝側の掃除の頻度が下がった。
しかし今度は三角コーナーの汚れのこびりつきがひどくなる。
たまに掃除を忘れると真っ黒に変色して二度と取れない。
そこで次は鉄製に変えた。
結果は同じだ。
掃除を少し忘れると黒くこびりつき汚い。
黒ずみはプラスティックよりひどい。
そこで押しつければ平たくなる掃除がしやすそうなシリコン製に変えた。
これは案外長持ちした。
しかしある程度日が経つとやっぱり黒ずみが取れなくなる。
塩素系に浸けて落としていたが面倒になった。
定期的に捨てて交換も考えたがいくら百均とはいえもったいないし環境の配慮も足りない。
そこで考えたのが使い捨ての紙袋三角コーナーだ。
若干の防水加工がされている紙袋だ。
ある程度の水に耐えるが長時間水に浸かるとふにゃふにゃになる材質だ。
そこに小さな丸い穴がいくつも開けられている。
ビニールタイプの直立する三角コーナーもあったがこちらの方が環境にやさしい。
コンビニ袋の有料化はさっさと無料化に戻せばよくて皆んながやれるところからやっていけばいいんだよ。
進次郎くん、わかるかな?
お坊ちゃんにはわからないだろうなぁ。
で、紙袋は背が高すぎるので猫の耳辺りをハサミで切って低くして使っていた。
しかしこの紙袋は排水が悪く中に生ごみと水分溜まって臭くなる。
そこで考えたのが短い方の底の端をバッサリハサミで切って水切りネットだけで生ごみを掴んでおく方法だ。
分かりにくいかもしれないが手前の底はバッサリ横に切り取ってある。
これを流し台の手前に持ってくると水気が綺麗に流れてくれる。
ゴミは水切りネットが掴む。
これと同じような底に大きなスリットが入ったプラスティックの三角コーナーもあるがあれだとやっぱり底や周りが汚れる。
これなら水切りネットを交換する数回に1回紙袋も交換すれば清潔だ。
ダイソーで15枚入り110円で入手できるのでコストもさほどかからない。
百均のプラスティック製三角コーナーを毎月交換すればいいという意見もあるだろうが分別廃棄が面倒だ。
紙袋なら生ごみと共にゴミ箱へポイできる。
ハサミで切る手間はあるがこれで三角コーナーの掃除から回避することができた。
難点は生ごみが入っていない時にバシャーと水気を勢いよく流すと舟のように移動するので中に重石を入れてある。
あと一つ気になるのは金魚すくいタイプの底なし三角コーナーだ。
おそらくこれが手間が少なく理想的だが流し台の形状に依存するようなので試していない。
追記
紙袋をやめてダイソーで売っていた幅16cmのママチャリのカゴのミニチュアのようなスチールラックにネットをかぶせて使っている。
紙袋だと重石を忘れて流されること度々だった。
これなら流されないし、いずれの三角コーナーより水はけがいいので思った以上に汚れない。
最後はこのスチールラックに3Dプリンタで作った脚をつけて使っている。
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「塩化ベンザルコニウム」がお薦め。