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年金0.4%引き下げの数字に騙されている(訂正)

今年で2年連続国民年金が0.4%引き下げされた。

これずっと続けるのだろうか?

ふと思い出すと2018年頃に財務省が年金の受給開始年齢引き上げの話題をして非難轟轟を浴びてたち消えになった。

あれが消えたのはある意味で麻生さんの「老後2000万円必要」で炎上したおかげだ。

そして彼らがどうやって炎上しないよう国民を騙そうかと思いついたのは年齢引き上げではなく年金額そのものの毎年微料な引き下げとセットで75歳までの繰り下げ受給だ。

1ヶ月年繰り下げる毎に0.7%の受給額増加になる。

そしておそらく毎年今後も0.4%の年金引き下げが続く。

勘のいい方ならお分かりかと思う。

これは実質的な年金受給開始年齢引き上げと一緒だ。

バレないようにする牛歩戦術のような受給年齢引き上げ。

単純に毎年0.4%ずつ引き下げていけば19年間で8%下がるため1歳繰り下げて今とほぼ同じ受給額になる。

年金年齢引き上げ検討時は40代をまずは68歳受給開始にしたかったのでこの引き下げ0.4%を毎年恒例にして慣れさせて少しずつ数字を上げていく作戦だろう。

年金はマクロ経済スライドで増減するルールだが『現役の平均給与が下がったから引き下げる』が罷り通るなら(部材輸入価格の転換で売値が上昇しても)インフレ率は下がった、補完する税収が減った、年金受給者が増えた、金利が上がらん、PMIが下がった、日経平均株価が下げたから年金運用に失敗したと下げる理由はいくらでも主張できる。

(コメントを受けて追記)

毎年0.4%で受給年齢を実質3歳分安くするためには54年間かかるからもう少し下げ率を引き上げてくると予想する。

0.5%→0.6%→0.7%という感じでゆっくりと。

もし0.7%まで引き上げれば複利で21年後に実質3歳受給開始を後ろにスライドしたのと同じだ。

そして75歳まで受給開始可能にスライドさせて準備万端というわけだ。

突然3年や5年も受給年齢が引き上げたら堪らん!でも端数%の引き下げならまあ仕方がないかという国民を騙す数字のマジックだ。

おそらく財務省の悪知恵だと思うけど、やられた…

テレビなどマスコミも財務省のポチなので何も言わないがそのうち週刊誌あたりは扱ってくれるかな?

これが保守系の安倍政権や菅政権だったら左巻きばかりのテレビや新聞は老後2000万円問題の時のように政府を叩くために年金炎上させていたがポッポ鳩派な宏池会を源流に汲むキッシーはマスコミもミカタなのでおとなしくしてるだろう。

明らかにインタビューでもこの程度の減額は仕方ないよねというコメントばかり拾ってそんな空気感を作ろうとしている。

まさかマスコミもZ省に騙されているとしたらただのおバカ集団だw

それにしてもこんなところでもキッシー問題が…

あのタイミングでの年齢引き上げだったら自分はギリ誕生年で引き上げ対象外だったはずだがこの謀略だと確実に年金目減りが決定した。

Categories: 社会派風
おーら:

View Comments (1)

  • 年金が減ったのは勤労世代の平均所得が減ったのに合わせて減少したという説明でしたので、勤労世代の所得が増え、物価も下がることがなければ、引き続き減少するということはないと思います。