イヤーピースアレルギーが2020年末頃に発症した。
2021年5月頃まで当時は原因不明で外耳炎で耳垂れ、耳湿疹、耳痛が続いていた。
湿性耳垢が痛みに変わりしばらくすると皮がボロボロと取れて痒みだしてまた気がついたらボロボロになるという症状を繰り返していた
ステロイド軟膏もあまり効果がなかった。
そして2021年のゴールデンウィークにスポーツジムが休みになりその間はイヤホンをつけなかったことがきっかけでこの外耳炎はイヤーピースの素材でアレルギー反応を起こしていると判明した。
それからイヤーピースをいくつか交換しても治らずカナル型イヤホンを全て処分してオープン型イヤホンに変えたところその後約1年間症状は出ていない。
しかし外耳道が常にうっすら湿っているような状態が続き半年以上経ちようやく昔の乾いた状態に戻った。
それでもまだ完全に元に戻っていないかったのが耳垢が出なかったこと。
発症前は1週間も放置して綿棒で掻き出せば耳垢が出てきた。
それが1ヶ月放置しても何も出ない。
女性などから見れば耳垢が出ないなんて「羨ましい」と思われるかもしれないが耳垢は弱酸性で殺菌作用のある特長を備えた人体を守る防衛システムになっている。
外耳道に虫が飛び込んで耳鼻咽喉科の診療を受ける人の特徴としては耳垢がないことだ。(WiKi)
耳垢には防虫効果がある。
どれだけ虫が入るシチュエーションがあるかは微妙だが虫に鼓膜を破られるのは嫌だ。
今後はまた海外旅行へ出かけるのでなおさら。
そしてここ最近ようやく耳垢が出るようになってきた。
未経験だが虫垂切除手術をしてオナラが出たような気分だ。
まだ少し以前と違うのは固まらず細かく臭いがないこと。
体質的もあるだろうが以前の耳垢は朱肉のような嫌な臭いがした。
しかし今は無臭だ。
これが殺菌作用を持つ耳垢なのかはわからないがしばらく様子を見ると臭いも戻るかもしれない。
それにしても外耳道の皮膚が正常に戻るまでこれだけかかったということはアレルギー反応が出るイヤーピースをつけて長い間痛めつけてきたわけだ。
これからも耳の穴は大切にしていこう。