掃除機内の汚い写真が出てきますのでお食事中の閲覧はご注意ください。
日立製の布団ノズルを1240円で購入した。
布団クリーナーが欲しいがブルジョワ(死語)な高級家電なので布団ノズルで代用できないか試してみる。
価格が価格なので失敗でも痛手は少ない。
もちろん布団クリーナーは持っていないので比較はできない。
そして最初は手持ちのスティッククリーナーに挿そうとするがジョイント部の形状が異なる。
布団ノズルのジョイントは一般的な丸型だ。
一方で手持ちの日立スティッククリーナーはジョイントは丸型だが耳付きの特殊な形状をしており取り外してハンディクリーナーにすると今度は角ばった挿入口になる。
これではどちらも布団ノズルは挿さらない。
そこで洗濯機やエアコンのフィルター掃除用に使っているツインバードスティッククリーナーに挿そうとしたがこちらも穴の径が合わない。
スカスカなので平ゴムでも巻けばちょうどいいだろうがせっかくなので3Dプリンターを持っているので中継ぎになるジョイントを製造する。
筒から角に変換ジョイントを作るより筒のままサイズを変えた方が簡単だろうとツインバード用を定規で長さを測ってFreeCADで設計して印刷した。
このジョイントは掃除機にはオスでノズルにはメスでつながる。
最初に作った試作1号の写真左側は掃除機側はピッタリ嵌ったが布団ノズル側の接続が寸法が僅かに合わずに惜敗だった。
ヤスリで何とかならないか削ろうとしたが素材のPLAって見た目より硬いので作り直した方が早いと断念した。
そこで布団ノズル側メスの内径を2mm増やして再度印刷したところなぜか真ん中のように失敗した。
表面に設計では見えない問題があるのか何度やっても同じ失敗になるのでスライサーで上下をひっくり返して印刷して右のジョイントが完成した。
専用器のようにぴったりハマる。
色が白ならまるで売っている製品かとすら思える出来だ。
早速現在使っている敷きパッドを敷いたままで吸い込んでみた。
きっしょ。
敷きパッドは即洗濯機に入れたw
一度綺麗にしたサイクロンに埃のような微粒なゴミが大量に取れている。
敷きパッドは定期的に洗濯しているのでマシだがそれでも身体から剥がれ落ちる皮膚や垢などがこれだけ付着していたかと思うとゾッとした。
ダニも一定数いるだろう。
そして使い続けていれば敷きパッドを通り抜けてベットトッパーやベッドマットレスにも取り憑いている。
今後はこのノズルでベッドトッパーとベッドマットレスをガシガシ掃除して梅雨になったら布団乾燥機かけて掃除機かけよう。
みなさんも値段が理由で布団クリーナーに手が出せないなら布団ノズルを一考するのもアリだ。
各種メーカーから発売されている。
ノズルは対応メーカーの掃除機も決まっているので解説やレビューや説明書などで対応しているか確認して購入しよう。
吸い込み効率が下がるのでこんな余計なジョイントなど付けずに直付けできる専用布団ノズルを買うに越したことはない。
その後に日立製クリーナー用の丸角ジョイントも作成した。
ツインバードクリーナーは電源コードの取り回しが面倒なのでコードレスハンディにできる日立クリーナーの方が寝室に持ち込んで使いやすい。
一発設計・印刷で綺麗な寸法が出た。
日立クリーナーの角穴に軽く丸みがあったので勘で135mmのRを入れたらピッタリだった。
ただ右下の写真のようにクリーナーの先が斜めに切れているので筒の片側がぶつかって想定した長さの差し込みができなかった。
作り直してもよかったが面倒なのでそのまま使う。
これでも十分吸い込む力はある。
吸引力はバッテリーを電力とした日立製スティッククリーナーより交流電源のコード付きツインバードの方が上なので普段は日立製で布団掃除をしてここぞという時にツインバードを持ち込んで使うことにする。
いい買い物と、いいジョイントが作れて満足だ。
70Wのツインバードの吸引力ですらあれだけ取れたのでキャニスターの600W吸引だったら凄まじいはず。
ハンディタイプは構造上モーターが小さくなるのでコード付きの交流大容量でも大型モーターが使えるキャニスターの吸引力には敵わない。
日立製で最強布団クリーナーは
のキャニスター式掃除機の組み合わせじゃないかと考えている。
他のメーカーでも電動布団ヘッドとキャニスター式掃除機の組み合わせがあるかも知れないのでキャニスターをお持ちなら掃除機の型番と布団ノズルで検索してみるのもいいだろう。