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とうとう高脂血症治療薬不耐性に

タイトルが変わった。

これまでのコレステロール値と戦うシリーズは「スタチン薬不耐性(非耐性)」だったがゼチーアまでも副作用が出るようになった。

そこでスタチン不耐性からコレステロール治療薬不耐性へ格上げ?された。

スタチン系は4種類飲んでみてどれも副作用が出る。

諦めてゼチーアに切り替えしばらくの間は効果があり副作用もなかった。

しかし去年後半あたりから何もしないのに足に筋肉痛が起きて怪しいと思い始めた。

それから痛みで常用が続けられなくなりコレステロールの多そうな卵を食べた日などに頓服のように飲んでいたがそれも無理になった。

服用してきっちり3日後に筋肉痛が発生するようになる。

同時に筋痙攣なのか筋肉の攣りも起きる。

これが高い確率で入眠中にやってくるので悲惨だ。

スタチンは必ず上半身の脇の下から胸にかけての筋肉痛や筋痙攣でゼチーアは太ももやふくらはぎや足首に出る。

歩くのが辛くなるためスタチンの副作用よりも深刻だ。

残念ながらスタチンとゼチーアがダメだとLDLコレステロール降下に効果的な薬はない。

新しいホームドクターに相談したところ残り使えそうなのはEPLかEPA製剤らしい。

これも予想通り。

そしてロトリガというEPA/DHAの混合薬もあるらしくそちらが最後の希望だが何せ薬価が高い。

一個220円で医療費3割負担でも1ヶ月5000円くらいかかるらしい。

もはやサントリーのDHA&EPAサプリ並み。

そのままサントリーでサプリ買ってきて飲んでも同じ。

それはちょっと、ということで当面EPLを出してもらうことにした。

薬価も非常に安く副作用に筋肉痛やCK上昇の記載がないので飲みやすい。

但しLDLコレステロールを下げる作用の明記もない。

あくまで中性脂肪を下げてHDLコレステロールを上げる薬だ。

ただ中身はリノール酸系なのでEPA製剤などのサプリのようなもの。

おそらくリノール酸油を飲んでいるようなものだろう。

中性脂肪は基準値の真ん中あたりでさほど高くもない。

それでも基準値が下がり総コレステロールが低下して空いたキャパにHDLコレステロールが入り込めるようになり今より上昇するなら悪い話ではない。

以前ご紹介した通りHDLコレステロールにはLDLコレステロールの掃除をしない怠け者も見つかっているので単純に高ければいいわけでもないがこの際高いに越したことはない。

もしかすれば働き者のHDLコレステロール達が増えてくれる可能性もありそうなので当面服用してみる。

リノール酸は一応LDLコレステロールを下げる効果も見込まれているので1ヶ月後に血液検査をして基準値に収まれば飲み続けるのもありだ。

とにかく薬価が安いのは助かる。

中性脂肪を下げるということは痩せる可能性がある。

BMIが17近くなっているのでこれ以上痩せるようなら服用も考えないとまずい。

ガリガリになってもまだLDLコレステロールが下がらない家族性高脂血症には困ったものだ。

あと服用を始めてしばらく経った頃突如血圧が下がった。

昔の低血圧時代の数字だ。

最近は軽い拡張期高血圧で下が70-80で安定していた。

それがいつ測っても10以上低下している。

EPLの副作用に血圧に関する記載がないので直接関係はないと思っていたがリノール酸には血圧を下げる働きがあるらしい。

高血圧よりはマシだが低血圧に戻るのも寝起きが辛いので嬉しくない。

LDLコレステロール値もこれまでより低めで安定してくれるのか効果なしか観察していく。

あとロトリガは血液を固まりにくくする副作用があり手術をする場合に服用中止後10日空ける必要があるので切り替える時は要注意だ。

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