岐阜市に出かける。
三重県伊勢市に続き地域ブロック割旅行の第2弾だ。
候補として静岡県があったが5千円で何とかならないかと考えていたので運賃だけで浜松まで往復4千円以上かかるので諦めた。
岐阜県も高山、白川郷など検討したが交通費が高い。
そこで名古屋駅からワンコインの岐阜駅に白羽の矢を立てた。
特急に乗れば最速18分で着いてしまう。
それに別の用事で柳ヶ瀬とかあちらには顔を出したが市内観光をした記憶はない。
でも岐阜市に行ってどうしよう?
そこでグーグルマップを眺めると金華山がすぐ近く。
ロープウェイが有名だけど岐阜駅からそのまま低山登山をしよう。
でホテルで美味しいものでも食べようと前日に予約した。
岐阜のブロック割は4001円以上で最大5000円分まで宿泊50%割引と2000円の電子コインのおまけつき。
泊まるホテルもその電子コイン対象になっているので宿泊費のコイン支払いが可能なら実質2800円で泊まって朝夕食付きとなる。
カード支払いをやめて現地現金支払いとした。
うまくいけば交通費込みで5千円に収まる。
取らぬ狸の皮算用なのでダメならコインは普通に使う。
ちなみに金華山ロープウェイは往復で900円なので5千円もかからない。
あくまで宿泊費と交通運賃の費用だ。
前日予約なので天気予報はバッチリピーカン晴れで最高気温は28度と低山登山日和だ。
電車で岐阜駅に着くまでに登山ルートを決める。
出典 エエトコタント
頂上へ向かうのは七曲登山道とめい想の小径が初心者向けなので、
岐阜駅→歴史資料館→七曲登山道→展望台→岐阜城→めい想の小径→歴史博物館というルートとする。
歴史博物館からはバスで岐阜駅に戻る。
平地3.5km、登り1.9km、下り2.3kmの合計7.7kmのハイキングだ。
歩くので手荷物は1.7kgと軽くした。
そのためモバイルバッテリーをすっかり忘れた。
観光ではないのでスマホ使う機会は少ないがSE2のバッテリーは心許ない。
気がつけば岐阜駅到着だ。
とりあえずマックで朝飯にチーズバーガーをかじりながら3.5kmの道のりを歩き始める。
まずは岐阜資料館あたりの七曲登山道口を目指す。
駅からまっすぐ北に。
ただいまの気温26度で強めの風が気持ちいい。
クルマの通りも少ないので歩きやすい。
途中で提灯屋さんもあったりする。
ただ公園あたりまでは変わり映えしない街並みが続くのでバスでさっさと登山口まで行くべきだったかな?
なんかトイレに行きたくなったと思ったら運よく公共トイレがあった。
てくてく歩き続ける。
間違えて善光寺へ寄るが元に戻り金華山の麓にたどり着く。
小さく岐阜城も見えるようになってきた。
そして七曲登山口を発見した。
登り始めたのは11:28
ハイキングコースや平地のように歩いていると根っこや石で蹴躓く。
普通の登山のように足元を見ていないと危険だ。
平日なのに行き交う下山者も多いので人気な山なのだろう。
木陰を歩くと麓から吹き上げる風で木々がワサワサ揺れて木漏れ日も揺れて気持ちが良くてふわふわする。
途中分かれ道があり岐阜城方面と岩戸公園方面がありもちろんお城へ向かう。
体調はいいのだが思ったより疲れてきた。
そのうち最初の建造物が見えてきた。
リスを見たいところだが先を急ぐ。
ここまで12:04なので36分かかった。
しばらく休憩して展望台と順路の二股をまずは展望台に登る。
レストランが営業していた。
ラーメン900円、カレー1000円と山頂に部材を運ぶのも大変なのに親切価格だ。
そのためか客もかなり入っていた。
展望台は岐阜市の街並みや長良川を一望できて綺麗だった。
ここ最近見た中でもかなり上位に入る。
さすがロープウェイを営業しているだけある。
12:18に展望台を出て12:26に岐阜城へ
城は外で観るのがいいという事でしばらく眺めていた。
ここの天守で信長は天下布武をしたんだったか?
まあいいや、歩き出す。
めい想の小径口が見つからずこの周辺をうろちょろした。
城の裏手だが入口が断崖のようになっており誰か登ってこないと気づきにくい。
小径というネーミングの割に最初は険しい。
小径時々岩場道という山道名に変えようw
それ程ゆっくり歩いたわけでなかったが出口の岐阜公園まで57分かかった。
岐阜公園を少しだけ回って、
歴史博物館前からバスで岐阜駅に移動した。
停留するバスはどれでもJRと名古屋鉄道の岐阜駅を通る。
運賃は220円だった。
車内は涼しくて気持ちがいい。
すでにスマホが30%を切って心許ない。
腹が減ったのでとりあえずJR岐阜駅ビルのアスティの吉牛の並汁だくにした。
牛丼はホテルの夕食ともろかぶりだったが腹が減ってすっかり忘れていた。
スマホの電源探しドトール入ったが使える椅子がいっぱいだったので仕方なくPRONTOでコーヒー319円を注文して充電した。
この後ホテルにチェックインでスマホに電子コインを受け取らないといけないしモバイルバッテリーを忘れると辛い。
コロナ禍で旅行の頻度が減っていた(?)のでiPhoneSE2でよかったがそろそろ海外旅行も本格稼働なので旅に向いているスマホに替えるかな。
なんて考えながら読書をしていたら16時になったのでホテルに移動した。
忘れそうになったが岐阜の金華山は名鉄やJRの駅からとても近く低山登山の立地として最強だ。
まだ岐阜県の地域ブロック割は6月末まで終わっていないので近隣県の方は是非に。
駅前の高級系スーパーで買い物をしてチェックインした。
まずはワクチン3回接種の証明と免許証を出してフロントの人にコインも支払いに使えないかと確認したら対応した女性で分からず男性が出てきてNGとのことだった。
残念、これで5千円旅は消えたな。
7千円コースになりそう。
鍵と朝夕食のクーポンを渡され終わりのようだったので、岐阜コインは?と尋ねたらまた別のフロントに聞きに行き申請書を2枚書いてようやく券を貰えた。
県内を対象にした県民割は1ヶ月近く経っているが岐阜駅前のホテルで地域割を利用する人が少なくてフロントの人も岐阜旅コインを全く知らんかったんだろう。
カードの裏にあるQRコードを岐阜旅コイン専用アプリで読み取りチャージした。
できれば百均で使えるといいのだが無理だろうな。
どこのお店で使おうかとアプリの近くのお店を探すでチェックする。
居酒屋ばかり。
居酒屋で二千円分使えても街中で配っている割引クーポンと大差ない。
あとは高そうなギフトショップと喫茶店と酒屋とモスバーガーと寿司屋と岐阜バスか。
先日の伊勢に比べると残念な感じ。
使えそうなのは岐阜バスくらいかなぁ…
あとはガソリンスタンドでガソリンもらっていくか、無理だけど。
ホテルは素泊まり7千円なら設備は古いようなので館内にそれなりの臭いを感じたが掃除も普通でレビューで散見される辛辣な評価より良いかな。
気になったのはカード式を嵌め込むのではなくキーをはめて電気をつけることと電気スイッチに連動してコンセントまでオンオフされること。
電気ポットでお湯を沸かそうとしてオンにならないのでびっくり。
後者は充電しながら寝ようとするとスタンド電灯をオンにしたままになるがもう一つサイドテーブル脇にコンセントがありそちらを使った。
サイドテーブルはシングルルームの割に便利な位置にあり逆に他のホテルも見習って欲しい。
そして夕食はフロントで貰ったクーポンで10階の銀座八丁という和食のお店だ。
マジうまい。
海老天は先日の海老天丼より美味いし茶碗蒸しも割烹レベル、牛の朴葉味噌も以前に駅高架下でよく食べていたのと次元が違う。
朴葉味噌なので塩気が強めなのは仕方がないが牛肉がかなりいいモノを使っているし味付けも上品でいい。
あと白い大根かカブのつけものが甘くてうまい。
大瓶ビールがおまけについているしこれだけでも宿泊支払い分の価値ありで言うことなし。
ビールも1本付いてくるならスーパーのアルコール缶は1本にしておけばよかった。
帰りにメニューを見ても思ったよりリーズナブルだし食べログの星3.2よりGoogleの3.8が正解に近い。
レビューサイトとして終わってるぞ食べログさんw
舌鼓を打ちながらスーパーで買ったアルコールで部屋飲みをしながらふらっと外に出て0時前には寝た。
翌日クーポンで朝食だ。
ビジネスホテルで考えればクオリティ高めな朝食バイキングで明宝ハムと飛騨牛コロッケ、朴葉味噌もあった。
明宝ハムはスーパーで買っていた時期もあったんだけど高いからご無沙汰だ。
久々に食べるとおいしい。
戻ると掃除担当の方が動き出していた。
朝からうるさいと文句をつけてたレビューもあったがチェックイン時間を14時と前倒ししているため当然だ。
チェックアウト時間ギリギリに出てJR駅のThe gift shopでぎふ旅コインを使った。
朝食で食べた明方ハム(1194円)とライスパスタ(346円)、もなかアイス(378円)でクーポン2千円に届かなかった。
残りは期限で消えるらしいが80円くらいなので諦めよう。
今回のお土産選択のポイントは必ず消費するものだ。
前回急遽買ったお土産の干物のハタハタはギリ食べきったが他は口にあわずほぼ廃棄した。
捨てるなんてもったいない事はしたくない。
アイスは金の信長像を見ながら即食べたし、
パスタもすぐに消費して明宝ハムは毎日少しずつ切ってサランラップ被せて4日間で食べた。
明方と明宝の違いは前者がオリジナルの農協製造で後者は明方ハムを作った人が移って村おこしのため企業の製造だったはず。
信長を後に名鉄側に移動して直帰した。
かかった費用は宿泊費と交通費で約6600円、ありよりのありかな。
最後までご覧いただきありがとうございました。
6月中は近隣県で我慢して7月からGOTOモドキが始まったら飛び回ろう。