古いエアコンの冷え性の4つの対策

毎年リビングの古いエアコンの冷えに悩まされている。

我が家のエアコンは28度に設定すると冷蔵庫のようにいくらでも冷やしてくれて足に冷え性が現れる。

そこで29度に設定するとほとんど冷気が出てこないので暑くて堪らない。

寒くなったら消したり暑くなったらつけたりでは完全手動エアコンだ。

簡易ムーブアイを切ってもつけても同じなので温度管理がうまくいかない。

9年経っているので仕方ない。

最新センサーの高性能なエアコンに買い換えれば解決しそうだが寒すぎるほど冷えるのに買うのはもったいない。

そこでいくつか冷え性対策を考え初夏の暑い日に実践してみた。

靴下、腹巻き、ブランケットなんて当たり前の対策は省く。

対策としては4つある。

ひとつずつ確認していきたい。

サーキュレーター

サーキュレーターで部屋の温度ムラを攪拌して均一化する。

無難な対策だ。

ご承知の通り冷気は重いので下がっていく。

代わりに暖かい空気が上昇する。

その結果廉価なエアコンは周辺の空気が設定温度まで下がっていないと判断して冷気を出し続ける。

エアコン付近が設定温度に達した頃には床面はかなり冷えてしまう。

一方で高性能なエアコンは赤外線サーモグラフィなどで部屋全体の温度をカメラなどで感知してAIなどを駆使して必要な場所に冷気を送り快適な室温に調整をしてくれる。

お金に余裕があったら高性能なエアコンを買おう。

これでほぼ解決だ。

廉価エアコンでは部屋の温度を天井付近と床付近を出来るだけ均一にするためサーキュレーターを上に向け風を送るか、シーリングファンで下に風を送り部屋の空気を循環させて温度の均一化を図る。

そして床の温度と天井付近の温度が近くなることによってエアコン内の温度センサーも設定温度まで下がれば床の温度が下がりすぎることがない。

欠点としては床から天井まで均一に冷やさないといけないので必要な箇所の温度を下げる高性能エアコンより電気代がかかる。

あとサーキュレーターも向ける方向によって攪拌ムラもあるだろう。

扇風機

エアコン設定温度を少し上げ扇風機で風を送り体感温度を下げる。

サーキュレーターで温度を調整するにしても快適な温度に保つのは難しい。

そこで若干暑く感じるようにエアコンの温度を調整してあとは扇風機で弱い風を当てて体感温度を下げる。

実際の温度は少し高めなのでその方が冷え性が出にくい。

扇風機も当たりすぎると身体が怠くなるので程々がいいだろう。

エアコン風避け

エアコン風避けを吹き出し口に装着して冷風の身体への直撃を避ける。

検索すれば各種エアコン風避けが販売されている。

そのうちの使っているエアコン対応の製品を買う。

古い廉価なエアコンは足元がどんどん寒くなる問題だけではなく冷風の直撃による冷えもある。

特にそれほど広い部屋でもない限りルーバーを当たらないようにずらそうが冷風がある程度身体に当たってしまう。

そこで吹き出し口の冷気が直撃する方向を塞いでしまう。

実際に装着してみると体感でかなり変わる。

部屋はひんやりしているが冷風が当たらないので過ごしやすい。

しかし調整が難しくて吹き出し口に近づけすぎるとエアコンの効きが極端に悪くなるし外し過ぎると風避けの意味がない。

自分が普段座っている位置で直撃しなくてちゃんと冷風が部屋に回るようにうまく調整する必要がある。

スマートリモコンによる温度調整

温度センサー付きのスマートリモコンによってエアコンをこまめに調整する。

スマートリモコンとはGoogleHomeやアレクサでリモコン家電を声で制御できる装置だ。

プリセットされているリモコンの操作だけではなく赤外線を学習することもできる。

他には簡易プログラムを組んで例えば日の入りになったら照明をつけるとかカーテンにモーターなどの仕組みをつけて日の出時間にカーテンを開けるとかスマホと共に家にある程度近づくとエアコンをつけるなどの家電制御ができる。

温度センサーでエアコンのオンオフ制御をして部屋を快適にする。

実際に梅雨で蒸し暑い日に床に近い高さのサイドテーブルにスマートリモコンを設置して室温29度以上になったらエアコンを26度設定で冷房をかけて室温が27度以下になったらエアコンを停止するという制御で快適に過ごすことができた。

試してみたのはラトックのRS-WFIREXUという機種でスマート家電コントローラーアプリ(AndroidiOS)をインストールしてエアコンを使っている霧ヶ峰のモデルに設定しておく。

次にIFTTTをインストールして検索でRATOCリモコンを見つけて自分のアカウントにログインして

部屋の温度が28度を越えたら26度でエアコンをかける

部屋の温度が27度を切ったらエアコンを止める

という簡易プログラムを設定した。

プログラムといっても「28度より暑い」なら「エアコンを冷房26度」と選んではめるだけだ。

実際に使ってみて難点は完全自動なので外出しようが別の部屋で寝ていようが室温が上昇したら勝手にエアコンがオンになり温度を下げて規定温度になったら止まるを繰り返す。

そこで寝る時や外に出る時はIFTTTにログインして設定をオフにしておく必要がある。

これが面倒だ。

有料のIFTTT PRO版ならスマホが自宅にあり且つ特定の時間帯のみエアコンの自動運転するような設定にできそうだが買っていない。

旅行などの外出時にはエアコンのブレーカーを落として対応しようかと考えている。

大まかな流れはこんなところでスマートリモコンの種類によって設定方法が異なるので「スマートリモコン型番 IFTTT エアコン」あたりで手順を探そう。

さいごに

今年はこれだけの対策で真夏に臨むつもりだ。

スマートリモコンがうまく作動すればサーキュレーターで空気を攪拌する必要が無くなるので安定したら扇風機、エアコン風避け、スマートリモコンと靴下で乗り切りたい。


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