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テレビ業界の行末

いつのまにかTVerが地上波テレビ放送のリアルタイム配信を開始したらしい。

これでいつでもチューナー付きテレビを捨ててリサイクル券を廃棄証明にしてNHKを解約できる。

但しチューナー付き大型テレビからチューナー無し大型モニターへの買い替えの初期投資の理由が薄いので今のところは放置だ。

NHKの受信料をやめて原資にすれば5年くらいで回収はできるが明確な理由がないと今のテレビもまだまだモニターに使えるのでもったいない。

こんな理由だけでテレビを観ないのに受信料を払い続けているご家庭、特に独り身は多そう。

自分の場合はPS5が欲しくなり4Kモニタを買うことになればNHKを解約かな。

当然だがテレビを観ている人口がどんどん減っている。

出典 ガベージニュース

コロナ禍の家篭りでこの2年は踏みとどまったもののアフターコロナで視聴率低下が加速していきそうだ。

自分自身も夜の番組を全く観なくなって2年近くが過ぎた。

朝、昼のワイドショーも約1年観ていない。

細かいところではNHKのガッテンを録画して観ていたが終了したので今や録画もTBSのがっちりマンデーだけになった。

この番組はTVer配信があるのでテレビチューナー捨てても問題なしだ。

あとはBSテレ東で太川さんのバス路線旅の再放送を録画していたがあれも終わった。

中国お友達メディア5社(朝日新聞,毎日新聞,NHK,共同通信,時事通信)は日本を弱体したいのか左翼党のくだらない野次ばかりをネットでも報じるので保守議員のビジョンや意見を聞くためにフジの日曜報道をたまに観る。

ネットニュースのベクトルの効いた切り取り記事だけではわからないこともある。

関西の局でやっているまだ中立に近い正義のミカタも長い間観ていない。

中途半端なところで敢えて終わるようにしているのか観るのも時間の無駄に感じ始めたので各自が運営しているYotubeでも観た方が個々の意見が理解しやすい。

そして夕方のローカル番組のニュースを料理中につけているていど。

昔からテレビっ子で家にいる間常につけっぱなしだった人間ですらこんな感じになった。

未だにこれだけテレビを保有している世帯がいるのが驚きだが、

今後ドンキテレビのようなチューナー無し(最早ただのモニタ)があちこちで販売されていき、壊れたタイミングでアマプラやNetflixを観るために入れ替えていけばチューナー無しモデルも選択肢に入る。

逆に未だに情報を得るのがテレビ中心という方は危機意識を持った方がいい。

テレビと違いYoutube動画の進歩が異常な程に早い。

例えば2Dアニメを貼り付けたような3DのVTuberが増えて視聴ではなくお布施で金稼いているなと思っていたら最近はハイポリゴン3Dで若干違和感があるがリアル?な顔なのというVTuberまで現れている。(クリムゾン先生)

このチャンネルは2年くらい前の開始当初は癒し系漫画先生として登録していた。

後にアラフォーだとかプログラマーもやってたとかリアルに出演してもかなりの美人とかの属性を知ったが最近アバターをリアルに進化させて驚いた。

この方向性もありそう。

単にVTuberの技術の変化を取り上げてみたが文化や芸能や風俗も常にリライトされて更新されている。

チャンネルの中で誰かがいいものを編み出したり生み出すとすぐに他の人気チャンネルなども取り入れてテンプレ化や標準化していく。

まるで中華製品の海外からまずパクリ、次に国内間でパクリ合いで日進月歩を日本人のYoutube動画で観ているよう。

サラリーマンの集合体のテレビ業界に比べて収益を上げる事が自分の身入りに直結するので個々が1円でも収益を上げようとアンテナを張って日々真剣勝負なのだ。

テレビ如きとは違うのだよ、テレビ如きとは

(何目線?)

よく海外のYoutubeと比較して日本の動画を観ている。

漫画やアニメやボカロやインターネット・ミームもそうだけど日本人って文化構築が異常に速く人海ブロックチェインでもやっているのか?という程の波及でこのノリは世界を席巻できるけれど言語、特に英語が世界進出には障壁なのだろう。

テレビ業界の方は広告をネット広告に奪われていき社員の大量リストラや出演料の高い大御所芸能人もリストラを余儀なくされている斜陽産業だ。

2年近く観ていなかったので知らなかったが先日に録るだけ録って放置していた全録レコーダーでゴールデンタイムをチェックしてみたらサンド、千鳥、かまいたちあたりがバラエティのメインMCに様変わりしている。

大御所はほとんど消えているがさんまさんは相変わらず頑張っているんだ。

これまでのテレビ業界はNHKに安い出演料で抜擢されて名を売り民放や映画で高い出演料で稼ぐのが芸人や俳優の潮流だった。

しかし民放広告がネットに比べて費用対効果が悪い、若しくは広告効果がネット広告に比べて把握できない事をスマートな企業だけではなく頭の悪い企業も理解し始めてスポンサーがネット広告に乗り換えている。

出典 メディアレーダー

2021年あたりまでは一流企業→二流企業→三流企業とスポンサーの格を落としながらテレビも広告収入低下を耐えているが今後急落が目に見える。

それは全録で朝から晩までのCMをチェックしてみるとわかるが、かなり様変わりしており今やよくわからない健康グッズや例の弁護士のコマーシャルばかり。

え?これがゴールデンタイムのCMなのというラインナップになっている。

例えば一昔前は必ず番組にひとつはクルマのCMが冠にあったが今はない。

あってもトヨタみたいにトヨタイムズという自社制作メディアへの誘導をしているだけ。

ホンダ、マツダ、いすゞ、スバルあたりはネットで情報を得ていないお爺さんお婆さん世代からすると倒産したんじゃないかと思える程CMを流していない。

日産は広告までも業界で周回遅れなのかこれまで通りのCMがあった。

最後に残るのはお年寄り向けの健康関連商品CMだろう。

しかしお年寄りはコマーシャルとして訴求力の弱いと言われている年齢層なのでこれではスポンサー料は減少の一途を辿る。

高齢化でお年寄りビジネスが今後盛況にという期待感があった頃も通り過ぎて最近ではお年寄りからいくら搾ろうとしても購買力がないことがバレちゃった。

NHKがガッテンを打ち切ったように民放も若い層に視聴率を求めて番組作りを転換しているのでそのうち頼みのお年寄り向けCMまでも消えてなくなる。

コンビニや開店寿司が争う番組内コマーシャル番組という禁じ手も飽きられてそろそろ打ち止めだろう。

そのうち完全無風状態ができそこが民放の息の根が止まる時だ。

やっていることが後手後手すぎる。

芸能人はこれまで安い出演料のNHKで全国的に名前を売り出演料が高い民放で稼ぐ流れがあった。

しかし既に今では民放で名を売りYoutubeでカネを稼ぐ人の流れに変わりつつあるようだ。

NHK→民放 が 民放→Youtube という流れに。

芸能事務所だって地上波テレビの斜陽と共に心中するつもりもないだろう。

そのうち大手芸能事務所とYoutuber事務所の合併話も出てきそう。

NHK→民放の流れはお年寄りがどちらも観るから成り立った。

しかしお年寄り視聴者はYoutubeのターゲットから外れるので今後NHKからの流れは不要になっていく。

まだ民放の方が視聴者層が若いので名が売れればそのままYoutubeで稼げる期待値は高い。

才能がある一般人がYoutubeでどれだけ頑張って100万登録者数を目指そうとしても何年経っても無理だがテレビによる知名度だけを借りてコンテンツさえ充実していればあればあっというまだ。

芸能人にとってはYoutuberとして名前を売るための広告媒体としての民放テレビは今後も生き残っていくかもしれない。

100万人はテレビの視聴率の1%足らずなので8%視聴率があってそのうちの2割に共感を持たれたら収益が安定するYoutube登録者数も達成できそう。

そして大抵の芸能人は今後出演料がガンガン安くなっていく民放で知名度を上げてYoutubeで稼ぐ構図ができる。

以前のNHKの役割を民放が担うわけ。

そうなると今度は誰も観ないNHKはコンテンツ充実のために出演料を上げていくしかない。

喜んでNHKを観ているお年寄り以外の国民はスクランブル化で観たくない人は受信料不要にして欲しいという意向が日増しに強くなって海外の物価高につられて生活が一層厳しくなれば国民の意志が国会議員にも伝わりそのうち実現する。

YouTubeで以前はテレビでオワコン気味の芸人がひと花咲かすところから始まった芸能人のYoutubeの歴史だが現状ははテレビで人気上昇中のタレントがそのまま参入するケースも増えている。

例えば最近テレビで引っ張り凧のかまいたちあたりは懐かしいパチンコやパチスロ動画で1動画で数百万アクセスと荒稼ぎしている。

NHKは役割を終えて完全にオワコンだし民放も出演料は安くなろうが収入は減るので縮小の一途を辿る。

そして国民のために電波オークションを進めようとした菅政権を印象操作で必死に悪者にして叩き潰したものの今後は自ら賛成しその電波権力を手放す日もやってくる。

いい気味だ。

ではこのままテレビ業界は消えゆく運命なのだろうか?

ひとつだけこの先にも優位性があるとすれば制作してきた蓄積コンテンツだ。

昭和を経て平成、令和と貯め込んだ番組の映像はお宝だ。

このコンテンツを積極的に活用するしかない。

現状でもYoutube上に視聴者が録画した地上波の映像が数多く流れているがテレビ局の映像ライブラリー部門が保有している動画はそんな次元では無いはず。

出演者や制作会社に許諾が必要だとか放映権問題もあるがYoutubeが既に好き放題やっているんだから民放全ての過去のニュース、ドラマ、バラエティ、教育、ドキュメント、当時の風俗などの莫大な映像にCMつけて自前で管理できるシステムでさっさと公開してしまうといい。

Youtubeのシステムに乗っかると搾取されるだけなのでテレビ連合が自前で作るべき。

TVer同様に局ごとにYoutubeに対抗している状況ではなくテレビ局の集合体でひとつの配信システムを構築しよう。

これらを地方も含めて民放共同で全て公開してYoutubeのように広告を入れるかプレミアム会員でお金を取るかすればYoutubeやアマプラやNetflixに対抗する一勢力ができる。

資本主義では一強独占ではなく競争は大切だ。

ビデオ媒体やフィルム媒体が多いと想像できるので大変だがそのあたりは多少の投資は必要だ。

例えばTVerを入口にしてまとめて動画の所有権のある局にお金が入る仕組みにする。

局が人気のコンテンツを持って再生回数が多ければ儲かるYoutubeのビジネスモデルをパクる。

TVerで単純に観るだけではなくユーザーが観やすいようにインデックス化した動画を公開するとか、

Youtube同様に個人が切り取ってまとめるのも自由にさせる。

但し他のプラットフォームではNGであくまでTVerの仕組みの中で。

個人にも稼がせてあげ番組コンテンツを利用した番組作りを推進して再生数を稼ぐ。

自分が出演するのではなく動画編集の才能だけでも稼げるようにする。

例えば昔あったテレビ探偵団のようにテレビ映像を利用したコンテンツ作りを企業や個人に自由にさせる。

間違いなくあっという間に一大勢力になれる。

逆に他の媒体にあるテレビ局が制作した番組動画を著作権を盾に全て削除させるかとか違反しているアップ者に弁護士団でも構成して賠償金請求でどんどん訴えていけばばいい。

Youtubeなどへは使用許諾はしないが自社システム内なら著作権など気にせず好き放題に番組動画を利用してコンテンツ作ってねという感じだ。

もちろんYoutubeのように再生回数に応じて制作会社や個人には収益化できるようにする。

テレビ電波による収益でもないので今後テレビ業界と呼べるのか不明だがこれくらいやらないとこの業界は近い将来消えるかネット配信の下請けになる。

実際にプロボクシングの世界選手権はアマゾンやDAZNが放映権を取りフジテレビが下請けとして放送全般を担当した。

サッカーワールドカップもアベマが放映権を獲得したのでつながりのあるテレビ朝日辺りが下請け業務をするのだろう。

既に国民的な一大イベントの放映権を獲得できないほど民放は弱ってきた。

NHKもネット配信を画策して国民皆から受信料徴収を目論んでいるがまずは国民の要望であるスクランブル化だろう。

何かやろうとすれば国民の反感しか買わない。

NHKも実は国民から徴収した莫大なコストをかけて他社では真似できない貴重な映像コンテンツを大量に抱えている。

それを世界中に言語字幕か吹き替えで有料公開して金儲けするだけでもNHKを観てもいない国民からユスリ取らなくても十分稼げるはずだ。

これも単純に垂れ流せば観たい人が観てカネになると思ったら大間違いでコンテンツをいかに多くの人に観てもらえる仕組みにするかが鍵だ。

そろそろ楽をして稼ぐことから頭を切り替えるべき。

テレビ業界って主張はリベラルでリベラル政党を応援している癖にやっていることが保守的で意味不明な業界だ。

これまでの栄光を忘れられないのはわからないでもないが何もしなければ今の主力視聴者のお年寄りが亡くなってYoutube世代がお年寄りになっていくと消えゆく運命なのは間違いない。

著作権やら国の規制など難しい部分もあるだろうが手をこまねているとGAFAMやNetflix など外資ネットビジネスのやりたい放題になる。

せっかく黒船来航でテレビ業界は危機的状態なので明治維新を興すように変革するチャンスだろう。

まあ口はリベラルで体制が保守的なオールドメディアに日本躍進の原動力になった吉田松陰や勝海舟や高杉晋作や日本のVHS方式を自社だけの利益を求めず業界全体の利益のために技術公開して普及に尽力されたミスターVHSこと髙野鎮雄さんのような人がいるかだが。

わかるかなぁ〜わかんねぇだろうなぁ〜

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