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非常用ソーラーパネル買い替え suaoki 100W

暑い日が続いている。

6月末頃に東日本に電力供給逼迫で総理大臣や官房副長官あたりが冬に同様の事象があり原発稼働検討などを放置しながら恥ずかしげもなく節電を訴えていた。

ニュースでは停電が起きるかと報じていた。

西日本の60Hzはいくつか原発を稼働しているので東日本程ヤバくは無さそうだがもし今電気が止まったらどうなるだろう?と考えてみた。

真冬に地震が起きれば凍死するのでカセット式暖房器具は欲しい。

真夏だってエアコンが止まれば熱中症になって搬送されてしまう。

大規模停電で搬送者が大量にいれば病院にも入れてもらえない。

せめて自宅でUSB接続の大型扇風機を稼働できると助かる。

卓上型で換気扇サイズのUSB扇風機は持っている。

あとはこれを出来るだけ長く稼働できればいい。

そういえば防災袋にソーラーパネルを入れてあったことを思い出した。

これってどの程度使えたのだろう?

昔から持っていたので何の目的で買ったかわからなくなっているがモバイルバッテリーが災害時に充電できれば活用できると防災袋に入れている。

実際にUSBテスターをつないでモバイルバッテリーの充電をしてみた。

ピーという音が鳴って消えてを繰り返してUSBテスターすら稼働しない。

直射日光に90度で当てるとうっすら表示が出て4.7Vx0.2Aを指しているようだ。

計算すると1Wも出力がない。

いくら太陽の照射に対して角度を変えても1W以下が限界だ。

これだけ供給が弱いとモバイルバッテリーどころかスマホの給電も無理だ。

これって一体いつ買ったんだろう?

と調べてみると楽天市場の購入履歴で、

2008年に購入していた。

14年前か。

それにしてもこんな小さいソーラーパネルを6090円で買ったのか。

それに充電用といっても2008年ではiPhone3GSを手に入れたかどうかのガラケーの時代じゃないか。

そして商品名で思い出した。

昔ドイツ車に乗っていてバッテリー漏電するのだけどいくら調べても原因がわからずバッテリー上がりを食い止めるためシガーソケットに入れてこれで充電していたんだ。

懐かしい。

さすがにこんなもの今更何の役にも立たないので災害対策用にソーラーパネルを買い替えよう。

太陽光パネルには一切興味がないので知らなかったが今や大きなパネルが2万円で入手できるようになっている。

ソーラーパネルには世の中の景観や自然をぶち壊している産業用と、

車中泊などでポータブル電源とセットで使うようなハンディタイプがある。

相場は産業パネルの100W出力1枚が1万円でハンディタイプが2万円前後だ。

産業用ソーラーパネル1枚買って上手いことUSB電源に変換する部品入手して接続するのが安上がりだ。

しかし失敗するのも嫌なので最初から製品として完結しているハンディタイプを買うことにした。

地震やエネルギー供給不足で電気が止まった時に確実に使えるものを選ぼう。

ポータブル電源の購入は未定なのでとりあえずUSBで充電ができる製品を買った。

Suaoki SCB-100という商品だ。

クーポンつけて約1.25万円だった。

現在は販売終了しているのか後継モデルしかない。

選び抜いて買ったわけでもなく適当にポチったのでもっとコスパがいい商品があるかもしれない。

そしてかなり大きい。

持っていたパネルの一体何倍だ。

それでも取手がついており重さは2.6kgなので持ち運びは楽だし普段は倉庫に立てかけておけばいい。

広げると更に倍の大きさになる。

収納ポケットの中に接続端子があり、

左からUSB5V充電ポート、USB QC3.0充電ポート、ポータブル電源18V充電ポートになっている。

18V用は10種類の変換コネクタが付属していたので大抵の端子につながりそうだ。

ポータブル電源の入力によくあるアンダーソンコネクタと18V充電ポートに挿さるケーブルも入っていた。

但し延長で最も使われるmc4コネクタは無い。

早速にUSBテスターをつないでベランダで開いてみると、

直射日光無しで4-5Wの出力だ。

調べると明るい直射日光がない場所だと100Wでも10W程度しか出ないらしいので別に壊れているわけではない。

直射日光を当てるため布団を干すようにパネルをベランダの外に掛けて計測すると13Wだった。

(手放すと落下して危ないので写真など撮れなかった)

おそらくモバイルバッテリーにかなり電力がある状態で充電したのでこのあたりが上限だ。

10W出てくれれば我が家最大の2万mAのバッテリーも7時間程度で満充電できる理論値だ。

USB出力はスペック上は9Vx2A=18Wまでなので最大程度発電できるかはポータブル電源でも買わないとわからない。

モバイルバッテリーは普通に充電できるので災害時に小さなガジェット機器を数日繰り返し使えそう。

あとはポータブル電源を買って18V出力端子から70-80Whを確保できれば大型扇風機を一日中回したりしばらくの時間であれば冷蔵庫を稼働させたりもできそう。

車中泊には興味がないし普段全く使うアイディアが思い浮かばないので災害対策だけで買うか悩ましい。

最大100Wh程度では8時間充電して800Whは24円位で毎日のモニター電源と使ったとして月700円の節約だ。

せめて400Whのソーラーパネルがないと目に見える電気代節約にはならない。

ただ返品対応が可能な間にピーク80Wが出る正常品かは知りたい。

何かいい手はないかな?

大容量のポータブル電源買うくらいならEV用で急激に安くなってきたBMS付きのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーと1kw出力以上のインバーターとAC充電器とソーラー充電コントローラーをバラバラに買って組み合わせて使う手もある。

でも最初はポータブル電源の既製品買った方がいいな。

悩ましい。

ps

その後ポータブル電源を購入して充電したがアマゾンレビューにある「充電と停止の循環」と同じ症状が発生した。

おそらく不良設計品なのでこの製品を選ぶのはやめた方が無難だ。

レビュー者は交換しても症状が出るようでメーカーの回答は仕様との事なので、実態は50Wソーラーパネル相当だ。

おーら: