リビングの冷房は冷え対策をしながら主にエアコンと扇風機を使っている。
先日にポータブル電源を買ってバッテリー実容量を測るために実働している扇風機とサーキュレーターをぶん回した。
その時に風を送るためだけの扇風機とサーキュレーターで92Wという結構な電力を使っていると気がついた。
ただ最大風量で使っているわけでははないので同時使用時の消費量は84Wだ。
それでもそこそこの電力だ。
我が家の夜間のエアコンと冷蔵庫の稼働電力とその他家電の待機電力を合わせても0.2KWなのにその半分近くを扇風機とサーキュレーターで消費している。
下手をするとエコモード状態のエアコンよりも大きい。
その後に電磁波計で交流モーターのサーキュレーターから多くの電磁波を出していることもわかったので2台の使用を中止してしばらくUSB扇風機でAC扇風機を代用していた。
この中型サイズのUSB扇風機は外出用に使うつもりだったがしっかり風量が出て消費電力5Wでエアコン下29度なら十分涼しい。
山善扇風機の弱の39W並み。
値段からしてブラシ付きDCモーターだろうが省エネでいい。
しかしデメリットとしてかなりうるさい。
小さい換気扇サイズで扇風機の1/3以下の面積の羽根なので回転数で風量を稼ぐしかないので仕方がない。
それでも気になる。
電磁波もサーキュレーターには及ばないが我が家の中で3位とかなり発生している。
というわけで8月も半ばになり夏の処分品でDCモーターの扇風機をお安く購入した。
庶民の味方の山善のDCモーター扇風機だ。
元々6、7千円くらいのDC扇風機だが時期が時期で4,700円で買えた😊
先日まで使っていた山善のACモーター扇風機は2016年にコストコで買った。
価格は忘れたがおそらく3,000円前後だったはず。
DCモーター扇風機がACモーター扇風機に近い価格で買えるようになったのは嬉しい。
寝室専用になっているふるさと納税で手に入れたバルミューダのDCモーター扇風機は2014年当時4万円近くして今でも変わらぬ価格で販売している。
当時は高額なバルミューダしか選択の余地が無かったが今なら日立、パナ、三菱、シャープなどの安心の大手メーカーだけではなく山善、ドウシシャ、コイズミ、アイリスオーヤマと国内メーカーの中国製造格安品も選べるようになった。
DCモーターはACモーターに比べて多段階調整ができて消費電力が少なく低速回転が可能なので静かだ。
但しそれなりの風量に上げると風切り音はモーターとは関係ないのでACと変わらずうるさい。
バルミューダでも最大風量にすると騒音はAC扇風機と変わらない。
バルミューダ製は4段階の風量調整だが今回買った山善のALX-SD30Eは9段階と安物でも進歩している。
バルミューダ扇風機のように無意味にコンセントの場所を取るACアダプターも無くAC扇風機同様に電源ケーブルだけというのも嬉しい。
さて購入した扇風機の消費電力を測ってみると、
弱(1)1.5W
中(5)3.5W
強(9)12.9W
AC扇風機だと
弱39W
中45W
強53W
だった。
風量は中で旧AC扇風機の弱より少し弱いくらいだ。
強がAC扇風機の中程度の風量になる。
強い風が欲しい方には向いていない。
それでもエアコン併用なら5段目の中の風でちょうどいい。
音もエアコンの方が大きいくらい静音だ。
そして消費電力は5段目でたったの3.5Wだ。
ただ気になるのが止まっている時の待機電力が0.5Wあるので究極まで節約したい方ならコンセントにスイッチでもつけた方がいい。
ちなみに電磁波の磁界は強で回して密着して105mGあった。
バルミューダのDC扇風機よりは強いが電動歯ブラシ並みなので許容範囲だろう。
AC扇風機との差で毎日10時間使って350Wh節電出来たとしても3ヶ月1シーズン1040円の節約なので回収に約5年かかる。
それでも部屋が静かになったのはよかった。
もう1台天井に向けられるDC扇風機を買ってサーキュレーター代わりにしたいが夏処分でもまだ6,668円なので来年に追加購入を考えよう。