たまたま東京ゲームショーVR2022のネットニュースを見たので出かけた。
といっても東京幕張メッセのゲームイベントではない。
VRの世界で開催されているイベントだ。
VRヘッドマウントをつけて仮想空間の東京ゲームショーに参加するわけだ。
乗り気はしなかったがメタバースは否定派なのでそれなりのイベントは体感した上で批評すべきだと嫌々入ってみたw
PCVRやMeta Quest2などを持っている方ならVRと接続できるスマホやPCでtgsvrサイトからDOWNLOAD→スタンドアロン(quest2など)かPC(PCVR)で専用アプリをインストールすれば9/18/2022まで入ることができる。
開催している内容はもちろん主要ゲームメーカーの新作ゲーム発表だ。
他にはゲーム以外の各種ブランドのブースがいくつか並んでいた。
VRをお持ちではない方でどんなものか気になる方はyoutuberによる東京ゲームショーVR紹介動画もアップされているのでご覧になってみるのもいいだろう。
実際に40分ほど色々なブースを回ってみてVRヘッドマウントを外した直後の感想は、
「うぇ気色わる〜」だった。
別にtgsvr2022のコンテンツが気色悪いのではなく単なるVR酔いだ。
移動方式を床をツルツル滑って移動する通常移動と行き先をポイントして移動するワープ移動の選択ができて当然ワープを選んで移動していた。
それでもヘッドマウント外して1時間は調子が悪かった。
ワープ式なら大丈夫かと思っていたがそれでも景色が勝手に移動するのは三半規管によくないようだ。
目も突き刺すように痛くなるし50代には厳しいイベントだった笑
コンテンツに関しては体感していただくか前述の動画を観ていただくのがいい。
近づくとギミックが発動したりコーヒーカップや缶ジュースを掴めたり一応 VRの体を成している。
そして思ったより人がいた。
VRCHATでメタバースを体感しようとしても人を見つけるのに苦労したくらいなので目の前にBOTではない人が操作するアバターが駆け抜けていく光景は新鮮だった。
通りすがりだけで十数人は居た。
さすがVRのビックイベントだ。
肝心のコンテンツについては最新のゲームに興味がないのでなんとも評価しようがない。
一応仮想空間で大きなフィギュアがあったりタペストリーみたいに新作ゲームが紹介されていたりオーロラビジョンをクリックすると動画画面になったりする。
これが東京レトロゲームショーだったら喜んで観ていたかもしれない。
観るだけでは楽しくなかろうと会場内でゲームのクエストをいっぱい用意してクエストクリア数が頭の上にニックネームと共に表示されるようにしていた。
でも他人のクリア数はひと目でわかっても自分のクリア数の見方がよくわからなかったので競争心が芽生えることもなかった。
マイクで参加者とコミュニケーションが取れるが普通のメッセのイベントでも販売員以外の赤の他人の客に声をかけることはないので基本誰とも話をしていないし周りも同じだった。
中にいる人と数多くコミュニケーションを取ったらその数によってゲームのレアアイテムコードでも配布されるようなクエストでもあればみんな必死になり話掛け合いとなり盛り上がり方も違ったかもしれん。
このあたりは次に運用も考えた方がいい。
フェリーですらそうそう酔わない体質だがVR酔いは如何ともし難いのでこのあたりを技術で何とかして欲しい。
VRは教育関連のシミュレーションかゲームあたりで留まりVRメタバースなんて尻つぼみと考えている人間なのでゲームとしてのVR技術を突き詰めていって欲しい。
但しアニメ電脳コイルの世界観のMRやARは実用的に進化して今後伸びていくと予想しているので日本も国を挙げてMRやARに力を入れるといい。