那覇旅行記2022秋 2日目

目が覚めたのが9時だ。

何故か寝過ぎた。

諸手を挙げて誉めていた宿泊施設に関してはいくつか不満が出てきた。

まず生活音がある。

寝ていると上下水や周りの部屋からの振動や冷蔵庫などの音が気になる。

普通のホテルはその辺りをうまく消していると今更ながら気がついた。

あとせんべい布団が人によっては辛い。

ベッドに寝ているのでかなり硬めのせんべい布団は腰痛持ちにはいいかもしれないが背中が痛くなる。

キッチンや電気コンロと電子ポットはあるが他に何もないのでフライパンや鍋などは持参しないと料理ができない。

コーヒーは淹れられても牛乳温めてデカフェオレとかも無理だ。

キッチン付きで料理ができそうとスーパーで食材買って持ち込んでも刺身しか食べられそうもない。

札幌の琴似でマンスリーマンションを借りた時は調理道具もひと通り揃っていたので同じ状態をイメージしたのが間違いだった。

和室は地べた生活なのでヘルニア持ちには危険だ。

今は調子が良いのでなんとかなっているがそれでも足に痺れが出ているので長期間この生活をすると再発しそう。

ベランダはあるが隣の建物と隣接しているので暗い。

物干し竿がないので洗濯物は干せない。

洗濯は一階のコインランドリーで洗濯と乾燥することになる。

KDDIとdocomoの回線がアンテナ1しか入らない。

部屋の当たり外れもあるが泊まった部屋は座って生活する場所ではデータ通信ができない。

今どき東南アジアの国でもシェア上位のキャリアの電波がここまで弱い場所は珍しい。

但し部屋内に無線Wi-Fiがあり冷蔵庫にパスワードも貼ってあるのでほとんどの方はそれで問題ない。

自分の場合は基本ホテルや野良のWi-Fi使わずpovo使い放題にしているので部屋の中で電波環境が比較的いいベランダ側で場所で使っていた。

ここのあたりを理解してやってこれは立地は素晴らしいし部屋は広いし夜周りは静かで優良宿泊施設だ。

布団をたたんで10時前にお出かけ。

今日もいい天気だ。

宿泊施設の真前にあるぼろぼろのアパートメント？がランドマーク代わりとなりいい味を出している。

国際通りを歩くとステーキ屋のほとんどでクーポンが使える加盟店マークが貼ってある。

あとお土産屋の500円Tシャツもデザイン選べば着れるので何枚かクーポンで買うのはアリ。

ゆっくりお店を見ながらおもろまち方面まで歩いていく。

ゆいレールも乗りまくるなら1日乗車券もありだが中途半端に乗るのはもったいない。

元々予定も何もない旅なので徒歩でゆったりと移動で問題ない。

歩いているとクルマが道交法無視で歩行者の鼻先を突っ切る光景はどこの街でも似たようなもので沖縄も変わらない。

面白いのは那覇ドライバーが歩行者を横切る時に会釈して通り過ぎること。

那覇では何度も出会っている。

他の街ではドライバーを睨んでやっても出来るだけ目を合わせようとしないので新鮮に感じた。

それでも会釈するくらいなら歩行者優先で停止しろよと思う。

前々回の那覇旅行で拠点にしたおもろまちに到着する。

前々回はこの東横インに泊まりその前が右のTギャラリアでオリックスレンタカーを借りた。

ここにやってきたのはサンエーならもしかしたらクーポンが使えないだろうかという淡い期待と国際通りは混みすぎなのでランチはこの辺りで取りたい。

(まだこの時点でもスーパーマーケットでクーポンが使えないだろうかと足掻いていた)

でも残念ながらサンエーの店舗はクーポン不可だった。

クーポンを眺めていると裏書署名が必要みたいなのでサンエーのダイソーでボールペンを買って近くの88ステーキに移動する。

途中小学校を横切るとWANIMAのシグナルが大音量でガンガンかかっていた。

犯罪防止のため中は見えないよう目隠しをしていたのでわからないが体育祭でもやってたかな？

そして目的地のステーキハウス88へ

沖縄彩発見NEXT地域クーポン加盟店の大きなステッカーが貼ってあるので間違いない。

観光地ではない商業施設から少し離れた場所なので人は少ない。

狙いは正解だ。

ステーキくらいしか使えない(とこの時は思っていた)クーポンなので国際通りのステーキ屋は観光客であっという間に満席になるはず。

このあたりなら仕事をしている人が12時頃にやってくるので比較的空いている筈と予想しての移動だ。

それでも12時頃には満席になるので早めに入った方がいい。

頼んだのは柔らかステーキ200gとオリオン生ビールで2090円

お得だ。

特に日替わりスープの牛汁が美味かった。

すじ肉じゃなくてステーキの端肉を出汁にしてるよな？

もちろんステーキもお値段以上に美味しい。

午前からビール飲む背徳感もいい。

昨日下がったテンションが急上昇した。

しかし食べ終わり支払いでクーポンのQRコードが読み取れず店員が何人か操作してくれるがダメなようだ。

おそらくホテル側のでクーポンの処理がされていないとテレ東官邸キャップのようなフロアの責任者らしき店員さんに言われホテルに電話連絡をとってなんとかしてもらうしかないと提案される。

ここで滞留してごちゃごちゃするとこれから混みだすレジや他の客に迷惑と判断して諦めてスパッと現金で決済した😭

最悪な気分だが店員さんがほっとしたのがわかったのでヨシとしよう。

でも使える店が恐ろしく少ないクーポンと現金では価値がまるで違う。

これで今月の食費が2万円オーバー確定した。

おそらく人災もあるだろうが素人が扱えない面倒な手続きのシステムを作ったバカに問題がある。

フロントもえらく時間をかけて処理していたがそれで結局使えるようにできてないとかありえない。

自治体任せでどうせ感染アプリのココアみたく癒着企業が受注してクソ安いIT会社使って中抜きでもしてるんで低クオリティなのだろう。

勝手な憶測だが他の県の県民割クーポンではこんなことは起きなかった。

トラブル大好物のYoutuberならいざ知らず趣味でやってるブロガーではウザいだけ。

トボトボと宿泊施設まで戻る。

運悪く昼過ぎでフロントはステーキ屋兼任でが忙しいためか誰もいない。

とりあえず部屋に戻りコーヒーを飲んで頭を冷やす。

せっかく余計な金がかからんようコーヒーセットとか準備したのが水の泡だ。

その後フロントで確認してもらったが特に処理に問題は無いようでクーポンのサポセン案件となり小一時間待つことに。

予定はないので何分でも待てる。

結局は原因不明となりステーキハウス88の店員の操作が悪かったんじゃないかという結論だ。

数名で操作してそんなミスが出るだろうか？

クーポンはおそらく使えるようになっていないがスタッフと押し問答をしても仕方がないのでダメなのを証明するためこのあたりで一番流行っているおみやげ屋クーポン使用の再チャレンジしてエラーを写真で撮ってくることに。

案の定やっぱりダメでエラー画面を写真に撮って持ち帰る。

まだ疑心暗鬼のようなのでこの際フロントで1枚使って貰おうとQRコードを読み込んでもらうとやはり同じエラーが出た。

しばらく調べてスタッフが利用可能開始日をチェックアウト日に設定していたと判明した。

このクーポンのシステムはチェックアウト日を利用開始日に設定できてしまうってどんな設計だよ…

ミスは誰でも起こすものなのでフロントには大して腹が立たなかったが設計した奴とその業者を選定した責任者にひとこと文句でも言ってやりたい気分だ。

だからGOTOトラベルにしておけばこんな…(くどいw

あとクーポン番号で調べていたはずなのに開始日付がおかしいことに気がつかないサポセンなのかシステムなのかもいかがなものだろう。

全国割終わったら寄せられたクレーム掻き集めてQC活動でもやるべきだな。

気を取り直し再度クーポン2枚を使っておみやげ屋で本物のオリオンビール4本1009円とラフテー3袋1080円をゲットしてきた。

定価売りでスーパーならこの8掛けで買えるがおみやげ屋が割高なのは仕方がない。

それでも変な置物を買うよりいいし高級なビールとつまみが手に入った。

なおクーポンのQRコードをチェックせず受け取る店も稀にあるので運が悪いと更に気がつくのが遅れていただろう。

あとは近所の第一牧志公設市場のお婆さんが切り盛りしていたお店で夕食の刺身を買ってきた。

こんな種類豊富で500円とか物価安くない？

この市場は高いイメージがあったので敬遠していたが夕方の売り尽くしの時間帯だったおかげかな。

自腹で食材買い続けるのはキツイので本当は牧志市場でクーポン使えれば完璧なのだが。

さてどこに行こうと時計を見れば17時だ。

クーポンに振り回された日だった。

そのクーポンで手に入れたビールとラフティとキャッシュで買った刺身で酒盛りだ。

オリオン75クラフトビールは評価がしづらい。

キリンクラシックラガーの少し薄いヤツ？

おみやげ屋では300円以上したがスーパーでも200円台中盤で販売だろうから買って飲みたい味ではない。

キリンのプレミアム缶はやっぱり美味い。

でもオリオンの普通缶は東南アジアによくあるライトビールに近く好みだ。

ラフテーはサトウキビと黒糖をアピールするためか甘味が前面に押し出しているのが裏目に出ている。

甘すぎ。

刺身は沖縄産のイラブチャーかミーバイかわからない白身は美味かったがあとは本州産なのか輸送で日が経った感じ。

でも茹エビはしっかりエビの味がした。

最近冷凍モノばかり食べているせいだw

やっぱり前々回のように泊ゆいまちで地場の刺身を買ってきた方がいい。

と勝手な文句をつまみに明日の計画を立てようと思ったが飲んでしまうと何も考えられずこの日は終了した。