家計簿の記事で言及した通り年間予算300万円に対して今年は70万円ほど余剰金がありそうだ。
節約生活※と旅行のチャンスが少なかったのと給付金で普段買わないものを買い込み後半の物欲が衰退したためだろう。
※本人は特に貧しい生活を送っているとは考えていない。
余剰金の使い道として高額レアなファミコンカセットロムの福袋でも年初に中古ゲームショップで買って保管しておこうかと考えて調べてみた。
結構な数の中古ゲームソフトの動画を観て知識を得た。
漠然とした情報を得るにはYoutubeはマジ便利だ。
ゲームという趣味に投資という実益を組み合わせるのは面白い。
コモディティの現物投資は株などと違い配当を生み出さない代わりに潰れてなくなることはない。
少し前に現物投資をまとめたことがある。
この時にはカセットロムなどはノーマークだったが思ったより上昇率の高いゲームもある。
この手の投資は難しく考えず高いものがより高くなる傾向があるので数百円で万馬券なんて狙わずそこそこの値がついているものだけ狙えばいい。
もちろん需要と供給で価値が決まるのは他の現物投資と変わらない。
一時的な特需もあるのでそれを見極める能力は必要だ。
例えば舛添要一氏が都知事時代に公私混同問題で炎上した頃にはこのソフトが数倍に跳ね上がった。
しかし炎上鎮火や辞任とともにこのカセット欲しいブームも消えて相場は徐々に下がり元の価格に戻ってしまった。
株と一緒で正常な価値以上の価格が付く場合もあるようなので注意が必要だ。
ファミコン時代お笑いで大人気だった田代まさし氏のソフトも同じだ。
一時的な上昇ではなく普遍的に人気のソフトを見つける選球眼が必要になる。
実際の価格ではネオジオのちびまる子ちゃんなど
美品完品なら200万円が取引相場らしい。
流通量のあるファミコンの通常盤カセットロムでも状態によって20万円越えが何作品かある。
非売品のカセットロムの中には100万円以上で取引されるものもあるようだが中華職人の暗躍なのか贋作が多すぎるため手を出さない方がよさそう。
ここまでくると骨董品と同じだ。
駿河屋買取価格の上位は危険だ。
そして最大の問題は流通形式でインゴットなどとは違い業者の買値と売値のスプレッドが大きすぎる。
金なら数パーしかスプレッドを取らないが中古ゲームは動画を観る限り50%の半値程度を販売業者がピンハネをしているケースが多い。
ネットオークションで売ることも出来るが以前作った表に照らすと換金性が✖️になる。
コレクションはなんでもそうだが国内より海外の方が流動性が高く投資向けだろうと海外ファミコンカセットも調べてみた。
しかし国内に比べて相場が安定していないのでやめておいた。
金貨とは違い海外より日本の方が業者相場が出来上がっているのか同じソフトで同じクオリティなら値付けは安定している。
非売品ではない一般流通ファミコンロムだと箱取説付きで10万円超えの「サマーカーニバル烈火」と「バトルフォーミュラ」と「ギミック」が有名だ。
もしこれらソフトが箱ごと綺麗に自宅にあれば大切に保管しておくかファミコンソフト買取専門店に持っていくのがいい。
但し購入に当たってはこれらも贋作が多いらしい。
買取価格が10万円あたりになれば一からイミテーションを製造してもペイできるんだろう。
所詮は40年前の技術で作ったカセットロムなので一定のコストをかければ製造はさほど難しくない。
1万円で千個単位で売れれば利益は出る。
もちろん違法行為だ。
だから価格が上昇してある程度の価値になると贋作が出回ってしまう。
贋作が増えるとコレクターの参入が停滞する。
買いたいと思うユーザーが増えなきゃ流動性が上がらない。
流動性が下がれば価格変動も大人しくなる。
株と一緒だ。
だからソフトの真贋をする機関があれば今後もっと上昇するはず。
金貨で言えばNGCやPCGSのような民間の鑑定組織だ。
真偽や美品度のランクつけなど鑑定をする。
そして鑑定した金貨をスレーブに封入し発行年度やクオリティを記載する。
この鑑定がアンティーク金貨が大きく上昇した要因のひとつと考えられている。
日本の民間の駿河屋やスーパーポテトなどが共同出資で信用のある鑑定機関を作り有償で証明書などを発行して世界の中古ゲーム市場を牽引できれば活発化してレアソフトは軒並み数十万円に化けると思う。
しかし日本人にはそういう小ズル賢い発想はないのだろうなぁ。
それが日本の美徳といえば美徳なんだろうけど。
ファミコンのカセットロムをショーケースに並べて投資は夢があると思ったが現実的ではなさそうだ。
もし投資目的のファミコンコレクションを始める気なら早いほうがいい。
来年はファミコン生誕40周年なので例えばニンテンドーがスイッチのバーチャルコンソールでファミコン遊び放題企画とか発表されるとそれにつられてロムの価格も高騰しそう。
円安の影響で外国人の中古ゲームソフト買い付けツアーなんてのもあってどんどん国外に持ち出されてしまっているのも事実だ。
なおファミコンだけではなくプレステ1やサターンやスーファミとかニンテンドー64やゲームボーイやアドバンスなどにも中古レアソフトが存在してプレミアがついている。