コロナ禍が始まる前にキリン名古屋の工場見学へ出掛けてビール3杯が無料で飲めた。
コロナ禍中は工場見学を中止していたので出掛けられなかったが今年の秋頃から再開した。
そこで出かけようとキリンのサイトをチェックすると残念なことに有料化していた。
但し19歳以下はビールが飲めないのでこれまで通り無料ツアーになる。
有料化だったのでしばらく指を咥えて見ていたが知人の要望もあり予約して秋の晴れた日に出かけた。
キリン名古屋工場は清須市寺野花笠にあり最寄駅は城北線の尾張星の宮駅で我が家から交通の便はよくない。
そこでJR枇杷島駅からツアー開始20分前に送迎してくれるシャトルバスに乗る。
まずは枇杷島駅の東口へ
ロータリーを見渡すがそれらしいバス停は見当たらない。
以前は西口が乗り場だったがリスタートで東口に変更したのでどこに停まるか分からなくなった。
当初は普通の路線バスの停留所にキリンのバスが乗り入れてくるかと思ったがよくよく見ると路線バス停→タクシー乗り場→一般車乗り場の向こうに「黄色いバス停」がぽつんとある。
初めてやってくるとこれに気がつくのに5分くらいかかったのでネットで目印をチェックしておくか電車を余裕を持ってやってこないと乗り遅れてしまう危険がある。
今回は午前の部だったがバスの搭乗人数ギリギリの参加者が居た。
コロナ対応で乗車人数を半分以下にしていたため定員15名だった。
参加者は一般女性と定年後の年寄り男性ばかりだった。
どちらかといえば女性の比率が高かったかな。
約10分で工場に辿り着く。
キリンさんは60周年記念のようだ。
日本の大手企業が元気よく頑張ってくれているのはいいことだ。
入口にお出迎えしてくれる女性の受付の方に予約した氏名を伝えて消毒して体温を測って自販機で500円券を買う。
買った500円券を受付に渡すと入場許可を示す紙の腕輪を貰うのでそれをはめる。
その時に動画禁止とかペット持ち込み禁止とか案内係へのセクハラ禁止とか見学の注意点が書かれた紙とキャンペーンの紙を貰う。
ビールを飲んで浮つくのか知らんがセクハラ禁止なんて注意書きに書かれる時点で反省しなきゃいけないぞジジイども。
キャンペーンには工場限定キリンLINEアカウント登録で一番搾り特製グラスが貰えるということでQRコードから登録を進めてここで受付に見せてねという状態で受付に持っていくと引き換え券を貰える。
これを帰りのおみやげ屋さんコーナーで渡すとグラスが1つプレゼントだ。
但し1工場で1回限りなので何度も貰えるわけではない。
そしてツアー開始でその場でキリンの歴史のような動画を観る。
案内係のこの動画の開始の仕方が少し洒落ていた。
是非現地で確認していただきたい。
それからお姉さんの案内で工場見学だ。
前回の内容よりブラッシュアップされよくなっていた。
工場でビールの作り方や歴史を説明してくれ麦芽を食べたりホップの匂いを嗅いだり麦汁を飲んだりしたのは同じだが細かい演出が改良されているのが分かる。
30-40分程度のツアーになる。
そして最後に皆さんおまちかねの試飲会だ。
まずは一番搾りのグラスが1杯出てきて一緒に柿ピーが出た。
ビールは一番搾りの味そのままだがこのアーモンド入でチーズ味の柿ピーがマジ美味かった。
写真はないが次に一番搾り限定販売が小グラスで出た。
一番搾りとの味の違いはわからない。
昔は工場見学や浩養園のビールなど工場直送は生ビールのようで美味いと思ったが最近は味の違いがわからない。
配送能力が上昇して普段飲み慣れているビールが美味くなったのか、工場のビールが出来立てでは無くなったのか、年を取って味蕾が減って味の違いがわからなくなったのか、はてさて。
そして最後に一番搾り、一番搾りプレミアム、一番搾り黒生の飲み比べとなる。
一緒にクラッカーも出てきて飲み比べのやり方もお姉さんが詳しく説明してくれた。
黒生はやっぱり苦手だ。
料理とかに入れると調味料としてありだと思うがビールとしては舌に合わない。
プレミアムはフルーティで特においしい。
一番搾りとは明らかに味の違いがわかる。
しかしお中元やお歳暮用で一般購入できないのが残念だ。
まあ売っていても1缶400円になりそうなので買えないか。
最近キリンホームタップ(サーバーセット)で飲めるようになったようだが富裕層向けサービスなので貧乏人が飲めるものではない。
まさに富裕層である知人は5分くらいホームタップ販売員さんの説明を聞いていたので導入に前向きだ。
その後に1リットルあたりの単価を出して割高感を説明してあげてもおいしいビールを飲めるなら問題ないとのこと。
さすがアル中ながら富裕層だw
最後におみやげコーナでグラスを貰って帰った。
アマゾンでチェックすると同じものが1080円で売っていた。
自宅でビールを飲むことは滅多にないがたまに本麒麟を飲む時に使おう。
他には特製コースターと多機能ボールペンも貰った。
知人はさっきのチーズ味柿の種を5個入り650円で購入してた。
帰りのバスは本来毎時40分発なのだが20分遅れの臨時バスを出してくれたのでそれに乗って枇杷島駅に戻った。
至れり尽くせりでコンテンツはさすが有料になっただけありクオリティが高い。
元々ビール工場見学ってキリンもアサヒもクオリティが高かったが有料にしたことにより不退転の決意で臨んでいる気がする(ハードル上げすぎww
みなさんも近所にキリンビール工場見学があれば是非ご検討を。
その後は知人と串カツ田中→サイゼリアでガバガバ飲んで翌日1日中二日酔いで倒れてたw
View Comments (2)
こんにちは。
そうかぁ、ビール会社の宣伝ツアーでの商品も無料ではなくなったのですね。こんなところにもコロナが影響してるのかもしれませんね。
私の経験ですが、10年以上前にそろそろマイホームを買おうかなと思っていた頃の事です。10社以上が集まる住宅展示場の事務所で係員から「ハウスメーカーが主催するバスツアーで工場見学に行きませんか?」との誘いを受け、大手ハウスメーカーの工場見学に行ったことがあります。
約1時間半ほどかけて会社がチャーターしたバスに乗って、工場に到着し、製造ラインを見学するした後、工場敷地内の立派な食堂で美味い昼食(多分一番高いクラスの定食)を済ませて、帰途に就きました。帰りの車中でも小腹が空いた人用にとちょっとしたパンやお菓子、飲み物が配られ、至れり尽くせりの一日を過ごしました。懐かしい思い出です。
やはりハウスメーカーの注文住宅は高額なので手が出せず、結局買った家は地元の戸建て販売業者が建築した建売住宅でした。一時期、電力会社が原発向けの同様のバスツアーをやっていると聞いたことがありますが、例の東日本大地震以降の原発に対する国民感情に配慮し、今はもうやってないだろうなぁ・・・。
コメントありがとうございます。
新築を検討もしたことがないのでそんな世界があるとは知りませんでした。
やはり高額商品の購入が決まるか決まらないかもあるのでサービスにも気合いが入るんでしょうね。