節約生活をしていると兎角衣類やタオルを擦り切れるまで使い倒す。
しかしあまりにひどい生地は入れ替えていかないと見た目の貧乏さだけではなく機能面でも問題になる。
バスタオルが特にひどくて一部はまるで雑巾のようにボロボロだった。
酷いものはマッサージチェアのカバーに使ったり電気アンカに巻いて布団に入れて温度調整に使ったりしていたが普段使いも見切りをつけて捨てた。
そこで昨年は古いバスタオルを全て入れ替えた。
今年は冬用靴下を入れ替えていくことにした。
1月下旬に襲ってくる寒波に備えて暖かいのが欲しい。
夏用は比較的活動時間が長いためか親指や踵に穴が空くので捨てた分を買い替えているので一度に入れ替える必要がない。
冬用は厚手であり活動も停滞し完全に潰れることもないので入れ替えていない。
穴が開かないので生地がクタクタになるまで使い込んでしまう。
退職後の購入を記憶しているだけでもウール混を数本と厚手の綿パイル地を3本だけだ。(写真右側)
残りも綿パイル地の厚手かふわふわのルームソックスがタンスに入っている。
縞模様のルームソックスはふわふわで暖かそうに見えるが実際は生地がスカスカで右のウール混や綿パイル地よりも冷たい。
左側のルームソックスなどは全て退職前に買ったものばかりなので既に6年以上使っている。
だからウール混と一昨年に買った形崩れしていないパイル地を残して買い替えることにした。
6本だけ残す。(写真右側)
2週間分は必要なので最低9本購入することにした。
暖かい靴下といえばまず頭に浮かぶのはメリノウールだ。
メリノウールといえばワークマンを思い浮かべる。
ただあまりに有名になりすぎてあちこちで転売されているので近所のワークマンでは品切れで売っていない可能性が高い。
そして昨年末の買回りで楽天ポイントが5000円弱貯まっているので楽天市場でいい靴下が無いか探した。
やはりメリノウール素材の靴下は高い。
生地が少ないアンクレット丈やソックス丈でも1000円を越える。
ウール混素材でもハイソックス丈で1足1500円以上が相場のようだ。
足の冷え性なのでスリークオタース丈以上がいい。
探して回って見つけたのがメリノウール100%生地の5本指ハイソックスが1足あたり1180円で3足セットでクーポン30%オフの商品だ。
3足買えば1足あたり900円を切る。
メリノウール100%でさすがに安すぎるだろ〜
大丈夫か?
と思ったがレビュー評価は高い。
理由はラオス工場で人件費を圧縮しているようだ。
自社工場から直送販売なので中間マージンもかからない。
工場管理者は日本人とアピールをしているので品質に自信があるのだろう。
探してみると分かるがメリノウール100%の靴下なんて1足3000円以上が相場だ。
それもロング丈でこの値段はあり得ない。
即3足購入を決めた。
これは外出用に確定だ。
メリノウール生地の難点は乾燥機が使えないこと。
最初は日干しにするかもしれないが途中から毛玉になろうが乾燥機にかけてしまう。
それでも外出用なので使用頻度は少なめなので数年は履けるだろう。
あと通常使用に6足欲しいと他には…と探すとプロノのウール混が1足あたり370円で評価も高い。
ただこのショップの難点は送料850円がかかる。
北海道のワークマンみたいな存在らしく別の商品で何度かお世話になったことがあるが靴下ごときで送料を使うのは惜しい。
送料無料にするには11,000円分買わないといけないがそんなに靴下はいらん。
裏技とまでいえないがプロノのダイレクトショップで買えば5500円分で送料無料に敷居が下がる。
ゴアテックスに匹敵する透湿防水機能のレインパンツ2189円と靴下3足x3のセットならちょうど越えるとカートに入れようとしたらダイレクトショップでは靴下の在庫が足りず5500円まで届かない。
楽天ショップには在庫があるようで3セットポチれる。
3足x2セットで送料込みでも3046円なので1足あたり507円になる。
ワークマンの2足1000円のメリノウール混の靴下と同価格なので高くは無くむしろ安いがダイレクトショップで在庫切れでケチがついた。
本家サイトで在庫がなかった時点で巡り合わせが悪い。
初心に戻り楽天市場で探しまくって見つけたのが最初のショップで販売していたウール混の5本指ハイソックスだ。
ドイツのドラロン社のアクリル繊維とウール混紡素材でこちらも前述の自社工場で生産している。
この生地メーカーは人工知能のChatGPT様もご存じのようだ。
これを3足x2セット買った。
少し楽天ポイントをオーバーしたがいい買い物ができた。
メール便で翌々日に届いたのでまずはメリノウール100%と手持ちのウール混と履き比べてみると、
(左の靴下が汚くて申し訳ないが毛玉はウール混を履き倒した証だ)
違いがわからん。
比べた日が寒波のピークで足が冷たすぎて差がわからない。
そこで片手にメリノウール100%、片手にウール混を握って違いを感じないかと右と左を入れ替えながら持ってみるがよくわからない。
パイル地の靴下と比べるとはっきりと違いがわかるがウール混とは大差を感じない。
もしかしてやっちまったか…
次に購入したドラロンウールを取り出す。
生地の触り心地は変わらん。
同じものではないか?
疑ったが商品番号が違った。
あとよーく観察するとメリノウールの方が若干毛羽立っている。
よかった別物だ。
ただこれだけ似通っていると洗濯してメリノウールとドラロンウールを組み合わせて履いてしまいそうと一瞬焦ったが長さが違った。
同様にメリノとドラロンを外出用と近所用に分けて買い揃えるなら色違いを買った方がいい。
メリノとドラロンを何度も履き替えて履いて比べてみたが暖かさの差はわからない。
もちろん綿パイル地と比べると明らかに暖かいがレビューにあった程の差は感じない。
1/24、25、26でドラロン、メリノ100%、ウール混と履いてみたところ気持ちメリノ100%がドラロンやウール混よりも足が暖かいかな。
極度の冷え性と寒波のせいで微妙な差は分からないのかもしれないが逆に冷え性なら安いドラロンで十分だろう。
ただ同じハイソックスでもメリノの方が丈が短いせいもあるためか締め付け感が少なく履きやすい。
あと5本指ソックスは最初は違和感があるが慣れた。
これで我が家の靴下はほぼウールになった😊
PS. ちなみに5本指ソックス専門店の評価が高いのは高評価つけるとプレゼントもらえるアマゾン中華製品によくある対応だった…
やられた。
楽天市場にもアマゾンと同じやり口が侵食していたとは。
それでも実際に悪い製品では無いし評価の頼み方も日本人の自尊心をくすぐる書き方なので喜んで書いてしまう人が多そう。
でも自分は天邪鬼なので書かないし☆4.7は眉唾かなw
そろそろ楽天などECサイトも評価が付かないと売れない仕組みを打破するため全商品を売り手も買い手も損しないよううまいことプレビューできる制度とか先のAIなどを駆使して消費者に発売と同時にいい製品か否かをわかる仕組みを作らないと。