2月中旬に1年半ぶりの胃カメラ検査を受けてきた。
名目としては機能性ディスペプシアが治らないので胃と食道のチェックだ。
昨年後半に大腸カメラ検査を受けた内視鏡専門クリニックにしたかったが大人気で検査の事前診察の予約が１ヶ月半待ち。
実際の検査はまたそこから1ヶ月以上先なので諦めて人気云々より数をこなしていそうな普通のクリニックを予約した。
ホームページを見てもかなり癖がありそうな医師で敬遠する患者が多いようで事前診察も翌日予約で検査も3日後に可能だった。
検査数はありそうなのでこれは助かる。
個人的には医師の性格なんてどうでもよくてしっかり検査してその結果を正しく評価出来れば人間ではなくロボットでも十分なほどだ。
胃カメラの場合は大抵前日夕飯後に食事や間食を取らない、検査当日は水のみで2時間前から絶食が一般的だろう。
朝9:30の予約で９時よりクリニックに公共交通機関で出かけた。
この時間だと通勤時間帯に重なるのでもう少し遅めがよかった。
ここも前回の大腸カメラ検査のクリニック同様に半個室が与えられた。
ボケているが個室のカーテンだ。
最近の内視鏡検査のトレンドだろうか。
胃の洗浄剤を飲み検査場に移動して点滴を刺されて鼻の麻酔を入れる。
軽いのを入れてその後ジェルタイプを大量に突っ込まれる。
あとは仰向けから横向きに体制を変えて点滴から麻酔を入れて即気を失う。
気がついたら検査が終わって看護師に起こされた。
大腸検査同様このパターンが一番楽だ。
前回の最低限の鼻の麻酔で結構苦しい状態で検査を受けた。
その前が意識が落ちないギリギリの麻酔でふわふわ気分がいい状態で検査を受けた。
本当はふわふわした感じでモニターで見ながら検査を終えるのがベストだが麻酔量の調整は難しいのかな。
あのふわふわ感は病みつきになりそうだが麻薬に片足突っ込んでいるようなものなので落としてもらえるのが楽でいい。
気がついて身支度して30分程個室で休憩して診断室へ行く。
医師の所見は食道にポリープがあり取って生検へ回された。
意識が落ちる前に医師にポリープがあった場合生検に回していいか確認されている。
正しくは前回の大腸カメラのクリニックのように事前に念書を取るべきだと思うが古めのクリニックなのでそこまでは医療コンプライアンスが整備されていない。
あと逆流性食道炎もある。
胃の萎縮はないらしく胃底腺ポリープ多数だ。
なんだよ多数ってざっくりした所見は…
数えるのを放棄するほどの数ってことだよな。
レポートにも多数って明記してある。
それに「腺」とか付くと親が亡くなった腺癌を思い出す。
このあたりの説明もばっさりカットする医師だ。
こりゃあ人気ないから空いているわけだ。
気になってAI様に確認したところ胃底腺ポリープのガン化確率は低く様子見が一般的なので安心した。
来年もしっかりチェックしよう。
あと今回はびらん性胃炎の症状は無さそう。
胃の異常な重さに比べて比較的正常な胃だった。
一安心した。
機能性ディスペプシアの特徴そのままで胃カメラでは胃は正常に見え逆流性食道炎だけが症状としてあって機能が低下している状態だ。
検査費用9210円支払って外に出た。
意識を落とされたのにここの麻酔はかなりキレがよく20分も休んだらなんともない。
なんという麻酔なのか聞いておけばよかった。
昨年2回受けた大腸カメラの1回目は翌日まで体調がおかしくなったし2回目もかなり意識失っていたのでこれだけ短いと身体への負担も少ないだろう。
これまでの生検あり胃カメラは大腸癌を見つけてくれたクリニックが11270円で前回麻酔無し受けたのが8380円とこの二つの真ん中の価格設定のようだ。
ただ事前検査として血液採取で3470円取られているので結局ここが1番高いクリニックになる。
血液検査でCKはもとより梅毒やHCVまで調べりゃそりゃあ高くなる。
胃の検査にいるのか？
明らかに医療ポイント稼ぎだな。
医師は無愛想で検査結果の説明も質問しなきゃほぼ答えない感じなので慣れていない方には厳しいクリニックだ。
その代わりに担当看護師さんは優しく対応が前回の内視鏡カメラで担当してくれた看護師さん並みによかったのでまたここで受けてもいいかな？
いや多分来年は別のクリニックだなw
クリニックの最寄り駅の近くにコンビニで買ったものを持ち込んで飲食できるパン屋兼喫茶店があったので遅い朝食を取る。
280円もするチーズクリームパンでおいしかったがやはり胃もたれが酷い。
冬が過ぎたらそろそろ治って欲しいものだ
機能性ディスペプシアが悪化した状態で出かけた函館旅行や京都旅行を思い出すととても旅行する気分にならない。