またヒデキとモリヨのお悩み相談を拝見していてのネタだ。
このチャンネルは日本の医療費削減が裏テーマとしてあるようでそのあたりは同意するので応援している。
内容によっては行き過ぎな面と専門外に手を出しすぎでヒデキ先生は思い込みが強い気がする。
まだモリヨ先生の方が中立に中立に寄せようという意思が感じられる。
ご本人方が聞くとお怒りになるかもしれないが結構偏っている内容もみられ玉石混交なので手放しでオススメできない動画もある。
例えば無駄な検診の中で言及されている癌を発見して切るのは無意味、なぜなら転移しないガンは10年経っても転移しないし転移するガンは切っても転移しているという主張だ。
しかし転移しなくても場所によっては放置して大きくなれば生活に影響を及ぼす部位もあるので切るのが十ぱ一絡げに無意味ではないはず。
進行が遅い年寄りだろうが患者の残された体力での予後なぞ考えずに何がなんでも癌を切る病院やすぐに抗がん剤治療か放射線治療を開始しようとする病院だらけでその判断に疑問があるという趣旨で言わんとしたいことはわかるものの強くアピールしたいがための極論になってしまっている。
保守やリベラルのどちらかに寄った人が陥りがちな主張だ。
でもそれを踏まえて基本は為になる動画が多い。
テレビの有害性という動画は医師目線での名作だ。
できればこれを観てテレビを捨ててチューナーレステレビを買ってNHKを解約することをオススメしたいw
ここは敢えて個人的な意見を押し付けていこう。
あとチャンネル全体から滲み出る日本の過剰医療を否定し福祉を強化しているフィンランドと似た自然体医療を肯定する医療思想が日本の将来のためである。
そんな思考を少しでも世論に理解してもらうためこのおふたりが監修で医療ドラマを作ると面白い。
脚本は医療ドラマ安定の福田靖氏か林宏司氏あたりがいいかな。
地上波制作は医師会や医療利権に忖度があり難しいだろうから黒船来航のNetflixかアマゾン制作あたりで。
医療利権が渦巻くドロドロしたドラマを白い巨塔の大学病院ではなく医師会を舞台に作ってもらうと国民の関心も向く。
話が逸れてきたので元に戻して、今回は老年性鬱をとりあげてみた。
前回存じ上げないと失礼なことを申し上げた和田秀樹先生のご専門だ。
2022/5に亡くなられた渡辺裕之さんがおそらく最期に患っていたであろう老年性鬱をテーマにしていた。
渡辺裕之さんはケンじゃない方のワタナベという感じで不遇な気がしたがいい俳優さんだった。
旦那さんを亡くしたのちの原日出子さんの気丈な対応が印象的だった。
夫婦俳優は苦手なカップルが多いがこのご夫婦はどちらも好きだった。
直近では猿之助容疑者は鬱だったのではないかとヒデキ先生の見立てもある。
この動画を観終えた感想は、最近AI関連に数ヶ月部屋に篭って出かけたのはジムと買い物と旅行なので、もし発症するほどにセロトニンが減少している状態だったらやばかったと寒気を覚えた。
そして一旦鬱になったら周りの誰かが見つけてなんとかしてくれるわけでもないので悪いスパイラルから抜け出せない。
統計によると高齢になればなるほど鬱になりやすく自殺率が高い。
知らなかったのが歳を取るほどセロトニンの生成が低下するので鬱になり自殺が増えると理由がハッキリしている。
セロトニンは脳内伝達物質のひとつで精神を安定させる働きがあり日光を浴びないと生成量が減る。
その結果鬱になりやすい。
コロナ禍が真っ只中の動画なのでこの話題をキッカケに老人が部屋から出るなでは鬱を増やすので政府の方針が間違っている!とここぞとばかりにコロナ自粛に文句を並べていたのがモリヨ先生らしい。
実際にコロナ禍で老人性鬱による自殺がどの程度増えていたか統計を分析して、その間に感染症と肺炎で亡くなった老人の数から例年の肺炎で亡くなる老人の数を差し引いて比較して差がなければ、そら見たことかという動画を制作されるとこの見解は正しかったことになる。
そんなことには興味がなく調べていないので実際は知らんけど。
老人性鬱は主に経済的な理由かと思っていたが生活に困っていなさそうな芸能人でも高齢自殺している方がいるのでやはりセロトニン減少が最大の原因なのだろう。
更に老人性鬱に陥りやすいのは真面目な人らしい。
間違いなく渡辺裕之さんは真面目だったイメージだ。
真面目なひとが鬱になり酒浸りで外に出ずセロトニンが枯渇してそのまま自殺に至るのが老年性鬱の鉄板コースのようだ。
それも正常だった人が1ヶ月程度で一気に悪化して死に至るケースもあるらしい。
自分も真面目だから気をつけないと(笑
冗談はさておき自身の場合はよくいえば効率よくショートカットを探すのが好きで悪くいえば楽な方へ逃げ込みやすい性格なので比較的なりにくいはず。
性格は大丈夫でも体質の持病で精神的に危なかった時期もあり軽い発達障害と若い頃は双極性障害の気がありそうで気をつけるに越したことはない。
今時こんな面倒な文字配列を読まれている奇特な方々は比較的に真面目だと想像できるので余計に気をつけた方がいい。
それと1人飲みがよくないようだ。
これはなぜか昔から自宅では酒を飲まないルールがあるので知らぬうちに回避していた。
15年くらい前までは、居酒屋→いつものメンバーでキャバクラ→ひとりでショットバーか朝までキャバ、という決まったコースがあって最後はよくひとり飲みもしていたが最初から最後までひとりで飲むことは一度もなかった。
現在だと家にアルコールを置いておらず旅行以外でひとり飲みはしないから安心だ。
ただ将来的に旅行もやめて趣味を見つける気力も失せてやる事がパタリと無くなったり、精神が沈んだ時にアルコールに依存してしまう可能性は否めない。
1%未満アルコールのブローリーをキンブルで見つけたら買ってきて食前酒代わりに飲んでいたがあれが習慣化すると自宅にアルコールを置くようになってしまう。
実際にブローリーが見つからず近所のスーパーで食前酒だとビールを買って飲んだことがある。
過去にはプチリフォームやDIYでフローリングにニスを塗り終えた記念やコロナ禍で流行ったオンライン飲み会でビールを飲んだことがあるが生涯でも家飲みは両手に数えるほどだ。
今後も自宅にアルコールを置かない習慣だけは心がけていこう。
あと歳を取って気が沈む日が増えてきたらさっさと精神科へ行きセロトニンを増やす薬でも処方してもらうのがいい。
セロトニンを増やす薬って何かと調べてみればSSRIだ。
この手の薬は持病の発症時で短期間使っていたしその前に仕事が非常に忙しい時期に日本で認可されていないプロザックを個人輸入で入手してしばらく飲んだことある。
あの薬は仕事のストレスで下がったテンションが元々の性格以上に上昇してしまうのでちと怖いし凶暴性が上昇する。
とある有名な殺人事件もSSRIを服用していた奴が犯人だったという話も聞く。
個人輸入は薬が正しい成分か誰も保証してくれないので必ず病院に通って処方箋で出してもらおう。
家電やらを海外から輸入するのとは訳が違う。
ダイエット薬を輸入して変な物質が混ざっていて亡くなった方もいたはず。
一方でいつも言ってるが日本も公費負担が重い医療費減らすため海外のようにこの手の薬も一定の判断は医師がしてその後は薬剤師と相談して薬局で処方してもらえるよう法改正できるといい。
とにかくまずは鬱にならないことだがこの先何が起きるかわからないので鬱とアルコールを結びつけない対策が必要だ。
自分の場合は家にアルコールを置かなければ外で毎日飲むカネもないので鬱になりそうでも酒には頼らずやばいと思ったら迷わず心療内科へGOと記憶に刻んでおく。
おそらく鬱に入ってしまうと病院へ行くとという思考すら働かない気がする。