元々は不健康な飲み物と思われていたコーヒーが健康に良いと言われ始めて10年は経過している気がする。
その理由はポリフェノールの一種が含まれているということは大抵の方なら知っているはず。
そのポリフェノールはクロロゲン酸という。
名前はパッとしないが健康効果にはエビデンスもある。
このクロロゲン酸のメリットは抗酸化作用があり血糖値を下げる、血圧を下げる、抗がん効果が期待される。
一方でコーヒーにはカフェインも含まれているので一定量であればリラックス、利尿、胃 液分泌等の薬理作用や 覚醒作用があるが飲み過ぎれば毒にもなるので注意しないといけない。
さてそのクロロゲン酸だが比較的深煎りなスタバのコーヒーは普通の浅煎りコーヒーの十分の一程度しか無いと主張している医師がいる。
さすがにそこまで差は無いだろうと探してみるとビジネスジャーナルの記事では深煎りコーヒーは浅煎りの三分の一のクロロゲン酸含有量と言われているようだ。
ついでにAIのbardにも聞いてみた。
スタバの一般的なコーヒーは、ドリップコーヒーやエスプレッソベースのコーヒーなど、焙煎度合いが深いコーヒーです。そのため、クロロゲン酸の含有量は、一般的に言われるコーヒー1杯(140ml)あたり280mgの約半分程度、140mg程度であるといわれています。
スタバの公式ホームページでは、フラペチーノやラテなどのエスプレッソベースのコーヒーのクロロゲン酸の含有量が、1杯あたり100mg程度と記載されています。ドリップコーヒーの含有量は公表されていませんが、エスプレッソベースのコーヒーよりもクロロゲン酸の含有量は多いと考えられます。
クロロゲン酸は、コーヒーの風味や苦味の原因となる成分で、焙煎が深くなるほど減少していきます。そのため、クロロゲン酸の含有量を多く摂取したい場合は、浅煎りのコーヒーを選ぶのがおすすめです。
結論としてスタバのコーヒーが云々というより深煎りコーヒーには健康によいと言われているクロロゲン酸の含有量が浅煎りコーヒーよりかなり少ないのは確かなようだ。
なんとなく良薬口に苦しということばがあるので深煎りの方が身体にいいと思い込んでいたが実は浅煎りの方がいいと覚えておこう。
ただコーヒーは嗜好品であり好みもあるのでこれまで深煎りを飲んでいたのに突如浅煎りに変える必要はないしスタバ好きが別のコーヒーショップに変える必要もない。