岸田政権の支持率が危険水域まで下がってきた。
逆に何のビジョンもないリーダーでよくここまでもったと感心している。
前回の総裁選を読み解いた記事の予想はそこそこ当たっている。
但しさすがにこれだけ円安に振れて材料費高騰によるインフレが起きるとは当時予想できなかったので高市さんを回避したのは運がいい。
彼女だとプライマリーバランスの赤字上等!と財務省とバチバチ戦い大規模な量的緩和で札を刷れ刷れ、とのっけから加速して円安、海外インフレによる材料費高騰のトリプルパンチでそれこそ賃金は上がらず物価だけが上昇するスタグフレーションになってしまっていた可能性がある。
一方河野さんだと経済政策は緊縮で規制緩和でなんとかしようと考えていたようなのでアベノミクスも水の泡で未だにデフレ邁進中だったろう。
結果論だが岸田さんは総理の椅子に座りたかっただけの人であり国家ビジョンもなくありもしない新•資本主義を掲げて安部菅政権の経済緩和政策をダラダラと続けてきたおかげでどちらにも傾かなかったわけだ。
そしてそろそろ次の政局からの総選挙も見えてきた。
オールドメディアは報じないようだがネット界隈では百田さんと有本さんが立ち上げた日本保守党に保守層の期待が高まっている。
街頭演説をすると大盛況過ぎで各方面から嫌がらせを受けて人が将棋倒しになっているとか嘘の通報を警察にされたりと妨害を受けているようだ。
個人的には次の国政選挙では比例は国民民主党に投票、選挙区では自民候補者が岸田政権内にいるものの思想は中道から保守なのでその人に投票するつもり。
もちろん自民党の左派候補者なら入れる気はない。
選挙区の自民党議員が保守か左派かはウィキべディアで主張でも確認すれば一応わかる。
一般的には憲法改正賛成、安保賛成、夫婦別姓どちらかといえば反対、原発は必要最小限で稼働すべき、あたりの主張が保守系リアリスト議員となる。
ただ保守系議員かと思っていたら悪法LGBT法改正で賛成に回る日和見議員だらけなのが安倍さんなき自民党なので基本信用ならない。
維新も今の執行部はさほど悪く無いと思うが橋下徹氏と絶縁宣言でもしてくれない限り党自体が信用ならない。
参政党は論外なので消去法で国民民主党支持となる。
日本保守党に期待しているのは自滅予定の立民や令和や社民や党員の高齢化で緩やかに絶滅していく共産党などは放置でよくて自民左派を間引いて保守と左派の対立軸を明確にして欲しい。
具体的には、
立民令和の左派系政党候補者 vs 自民左派候補者
という左派vs左派の選挙区のみに日本保守党の候補者を刺客として落下傘させれば保守3割の投票が確保できる。
選挙は圧倒的な強さの小石河の選挙区にも候補者を擁立し自民党左派に対するファイテングポーズを取れば保守層は大喜びだw
ただ小石河には勝てないので比例名簿の上位に載せてあげないと立候補する人はいない。
但し自民保守系候補者の選挙区には手を出してはいけない。
左派系政党候補者 vs 自民保守系候補者
これは確実に保守系議員に勝ってもらう必要があるので保守同士で票を割ってはいけない。
それどころか自民の保守系候補者には自民党公認の上に日本保守党からも党外公認をしたっていい。
何なら党首のおふたりは日本保守党候補者の応援行脚ついでに自民保守議員の応援演説に飛び入り参加をして欲しい。
もちろん選挙対策委員長の小渕優子さんへの連絡の必要だが大敗を緩和できるなら自民党幹部も日本保守党の援護射撃はウェルカムだろう。
そして日本を現実的な政策で良くしたいと考えている保守 vs 文化を壊し国民に負担を強いる管理社会が大好きな理想者集団の左巻きという対立軸にもっていければかなりの選挙区で優位に戦える。
百田さんも有本さんも若い人を優先する政治に変えると叫び続けて、面白いことに保守層の大半のお年寄りもそれに賛同している。
テレビを信じずネット中心の若者からも支持を得られるはずなので次の選挙の台風の目になるのは間違いなさそう。
要は政党を選ぶブランド選挙から現実路線の保守と(本来は)理想主義の左派との選択で国民の皆さんはどちら?という対立軸に切り替えられるかが重要だ。
左から右まで幅広く議員を抱えて、都合よく選挙では支持層の多い保守政党のフリしてみたり政治では左派層や左派オールドメディアに尻尾を振ったりと蝙蝠戦法を使う岸田政権にとっては一番嫌がる攻め方だ。
あと維新と国民民主とは「選挙協力はしていない」とオールドメディアを騙すため少し被る選挙区を用意してファイテングポーズは取っておき水面下ではあまりバチバチ戦って保守同士で潰し合わないように調整しよう。
あの武田氏ですら逃げ出した参政党は特に考慮も不要。
党首脳のおふたりは戦略的にもリアリストなのでこのあたりは既に考えているはず。
思想は無さげで毎度勝ち馬に乗ろうとするので好きでは無いが出馬すれば常勝で選挙の天才でいまだに総理の座を狙っている(笑)河村たかし氏が日本保守党に合流したのは軍師としては面白い。
日本もアメリカのような左右2大政党化してメディアも左右両方にふれて一党独裁のような政治から選べる政治に変わるべきだと思っていた。
しかし立憲民主党の前進の民主党があまりにポンコツで国力を削がれて就職氷河期となり超円高で日本経済にダメ押しをして求心力が消えた。
これで左右の2大政党の夢も潰えた。
だから政党別ではなく保守系政治家と左派系政治家を色分けして国民にわかりやすく対立させていくのが日本保守党のこれからの使命であると考えている。
もし小石河が次期総裁候補となり選挙を戦えば左寄りの彼らに好意的なテレビ新聞のオールドメディアが推すだろう。
一方は保守系政党をネットメディアが推して左右代理戦争となりもし自民が惨敗すれば政治からも何の役にも立たないオールドメディアの烙印を押されてマスコミ再編の潮流が起きる。
これが一番の楽しみなので小石河はぜひ総裁選出馬表明をして国政選挙を戦って欲しいw