ガス圧昇降ミニデスクを購入して使用し始めた。
座り続けていると脇腹下腹部陰嚢が痛くなりだすので立ったり座ったりして使用するために購入した。
届いて数日ですっかり我が家に馴染んでおり素晴らしいほど効果がある。
座っている時間が大幅に減ったので痛みがかなり軽減された上に調子もいい。
格安デスクでコの字構造なのに思いの外安定している。
安物のガス圧シリンダーなので天板を下げる時には軽く押したくらいではびくともしないほど固くとにかくまっすぐ下に体重をかけて押さないと下がらないがコツを掴めばどうってことはない。
机左側のシールは支柱の真上に貼ってありそこに体重をかけて押す目印としている。
それほどまでに押す位置が重要でレビューで固くてどうしようもないとキレている方はおそらく力点を間違えている。
理由があって敢えて左側支柱にしているが利き手が右なら右側支柱にした方が押し下げやすい。
介護用テーブルという商品名になっているが被介護者が上下させるのは不可能だろう。
脚のない右側で綺麗に水平が出るがその分左は少し上げ気味に調整されているので真円の物体を置くと転がって落ちる。
それでも大した傾斜ではないので鉛筆なら角があるので大丈夫だがまんまるな色鉛筆あたりは危ない。
よくコロコロ転がるものは置かない方がよさそうだ。
そのあたりを理解して買えば問題ない。
使っている中で唯一の欠点と思えるのはPCデスクとして使う場合にオフィスチェアーに座ってデスクを引き入れて足を突っ込んで使おうとするとチェアのキャスターがデスクの足にぶつかって入れられない。
ベッドでの介護用デスク目的で販売されているのでこの辺りは仕方がない。
それでも十分満足の手動格安昇降式ミニデスクだった。
使っている50インチモニターの高さがVESA中心当たり95cm固定にしてあるので上げてスタンディングデスクで使っているとモニターが低い。
それでも見上げるよりはましで作業している間は気にならないがあとで首にくる。
一度頸椎の痛みが出るとしばらく治らないので事前に対処が必要だ。
そこで大型モニターのスタンドも上下に昇降調整できる製品に入れ替えて使いたい。
昇降方法としてこの5つ6つの製品が考えられる。
- 電動昇降スタンド
- ガス圧昇降スタンド
- ハンドル回転昇降スタンド
- モニタ回転スタンド
- 電動&ガス圧昇降デスク
- モニタアーム+ラック
手持ちのモニタやテレビがVESAマウント仕様となっておりスタンドも同じサイズのVESA規格に対応していることを確認の上で購入してください、合わないとマウントできません。
電動昇降スタンド
主にこの4製品があり価格はピンキリで電気でモーターを回してテレビやモニターを昇降させる。
ユーザーにとっては一番楽な方法だが価格も高い。
左側から高額3製品にはリモコンが付属しているが最安のタンスのゲンの製品には付属しておらず支柱真ん中あたりにあるリモコンを直接操作しなければならない。
高さ変更は30~50cmだろうか。
電動なので当然コンセントが必要だ。
動画を観たが昇降速度はそれほど速くない。
ガス圧昇降スタンド
オフィスチェアなどをゆっくり上下させるガス圧シリンダーを使ってスタンドを上下させる。
見つけたのはタンスのゲンの製品のみだ。
楽天には同じ製品が色々なショップから販売されているがおおもとはタンスのゲンのようだ。
この製品は底の位置にペダルがあり踏むと上下できる(らしいが動画がなくメーカーも文字だけでどういう動作をするか分からずアマレビューの情報だけ)
人力なので昇降は一瞬で可能だが毎回モニターそばまで寄る必要がある。
大昔に出先の企業で金属製で一本支柱のスタンドで大型モニターを固定してありノブを引くと気持ちいいほどスーッとスムーズに上下するガス圧シリンダーのモニター台を借りてプレセンしたことがあるがあんな精度の高い製品はコンシューマー向けに販売してないのかな?
ハンドル式昇降スタンド
主にこの2社から販売されておりイーサプライは他にも何製品か販売している。
支柱に固定されているハンドルをクルクル回して歯車の力でモニターを昇降させる。
昔ながらの方法で機構も昔ながらなので個人的にはこの方法が一番壊れにくい気がする。
ただギア比によってはかなりクルクル回さないと目的の高さまで昇降しないと思われる。
電動式並みに時間がかかりそう。
回転スタンド
他の製品と違い変化球的な使い方でモニタを昇降させるのではなく90度回転させて高さを稼ぐ。
Windowsを使用するなら設定を変えればモニタの縦仕様もできるので立った状態でも上部が高くなって使える。
但し横が半分以下になり下部は更に遠く見にくくなるのでお勧めはできない。
それこそ50インチの上部に24インチのディスプレイでもモニターアームで配置した方が使い勝手がよさそう。
今回の目的には合わないがでっかいモニタを回転させて使うのは浪漫がある。
でも考えてみれば勝手に縦置きにしてモニタ側は対応しているんだろうか?
電動昇降デスク
昇降デスクと昇降スタンド別々に買わずに昇降デスクを昇降モニタ台兼昇降デスクにする。
50インチでも我が家のモニターは重量8kgでそこそこいい電動昇降デスクなら耐荷重が100kgあるので何ら問題は無い。
人が乗っても大丈夫なくらいだ。
使い方として写真のようにデスクを横向きではなく縦にして奥に一本足のテレビをロースタンドに固定して乗せて昇降させればいい。
70cmあればこれまで使っていたデスクと同じ幅だ。
モニタアーム+ラック
購入してから思いついた方法で、大型モニタでもモニタアームで固定することが可能だ。
この製品は耐荷重が20kgもあるので我が家の8kgで50インチモニタ程度なら軽く持ち上げられる。
最低高が23cmで最大高が50cmなので写真のような高さ70cm木材ラックでも買ってきて板にアームを固定すれば理論上は93cm〜120cmの昇降が可能になりそうだ。
メリットは手軽に好きな高さ、好きな向きにできる。
あくまで自己責任のやり方でありバランスを考慮しないとラックがひっくり返るし地震には弱そう。
アームに1万円、ラックに1万円円払うなら他のスタンドを買った方がいい。
今回購入した昇降モニタスタンド
タンスのゲンのガス圧昇降スタンドを買った。
機構としてはハンドル手回し式が壊れにくそうでハンドルの位置も高くアクセスがしやすいサンワダイレクトの製品を当初はポチる予定だったが最低高が117.5cmと高すぎて使えない。(イーサプライは127cm)
ほんの少しでもモニタを見上げて生活していると首がやられるのは以前経験済みなので少し低めに設定したい。
電動も選択肢に入ったが価格が高い。
唯一リーズナブルなタンスのゲンの電動は下げた時のトップが100cmでVESAマウント真ん中あたりなら更に低いので高さの要件は満たすが、
リモコンがないのが致命的だった。
毎回昇降する都度デスク下に潜って昇降させるのはさすがに嫌だ。
せめて高い位置に昇降ボタンがあればよかった。
一方で同じタンスのゲンのガス圧昇降モデルはペダルを足で踏んで引き下げたり引き上げたりできるので座りこまなくていいし昇降時間は短い。
電動モデルと似たサイズなので高さの要件も満たす。
そして2万円以下と安い。
ただ今のままでは横にあるPCが邪魔でペダルが踏みにくいので少し配置換えが必要だ。
すこしいい電動昇降デスクを買ってデスクと昇降スタンド機能をまとめてしまい買ったばかりの昇降ミニデスクはベッド用にしてもいいかなと思ったが前面にUSB切り替え機とPC電源ボタンが乗っているのでそのケーブルのルートが確保できない。
天板に穴をくり抜いてケーブルを通そうとも考えたがが耐荷重が下がる。
いくら100kgの耐荷重があっても天板に穴を開けたらどの程度強度が下がるかその手の勉強をしたことはないのでわからない。
地震で天板がポッキリ折れてモニタが飛んできたらシャレにならない。
あと馬鹿デカくてクソ重いので模様替えで移動に苦心しそうなのも乗り気にならなかった。
だから電動昇降デスクでデスク兼モニタ台にするのは諦めた。
環境を考慮して消去法でタンスのゲンのガス圧昇降式が残ったわけだ。
またしばらくしたら昇降式ミニデスク&ガス圧昇降式モニタスタンドの両方を使ってみての感想を書きたい。