血管年齢が少し上昇

春になったので毎年恒例の血管年齢検査を受けてきた。

横になって手足に血圧計を巻いて心電図でつけるような端子を身体に当てて5分程度寝ていれば測定できる。

家族性高脂血症のため費用は保険3割で300円だ。

全額自己負担でも1000円で済む。

これは厚労省が決めている価格設定なので一律だ。

クリニックの医師はこの値段では機械の原価回収がいつになっても終わらないと嘆いているほどに安い。

だから金儲け先行クリニックや経営が苦しいクリニックではまず導入しないので見つけるのに少し苦労するかもしれん。

運よくひとつ前と今のかかりつけ医のクリニックは両方導入していたので今年で5年連続受けている。

結果はほぼ実年齢通りだった。

これまでの血管年齢の変化はこの通り。

83歳→77歳→56歳→52歳→55歳

最初2回はPWV方式で後半3回はCAVI方式で検査をしているのでその間は大きな年齢差が出てしまう。

CAVIの方が新しい計測方式で精度が高いと言われている。

昨年までは血管年齢が若返っていたが今年は少し上がってしまった。

まあPWVから切り替えた時の誤差に比べたら微々たるものなので変化がないと考えるのがいい。

血管疾患に関しては年齢相応のリスクだが家族性高脂血症なのにこれくらいで済んでいるのはおそらく副作用が出るまで飲んでいたスタチンのおかげだ。

今はスタチンもゼチーアも副作用で服用できずロトリガのジェネリックを飲んでいるだけでLDLコレステロールが基準値を軽くオーバーしているので徐々に実年齢を超えていくのでは無いかと考えている。

但し最近はLDLコレステロールが高いのは気にする必要はなくSD-LDLコレステロール(超悪玉コレステロール)が高いのが問題とかLDLコレステロールは動脈硬化には因果関係はないという情報が出たりよく分からないところもある。

現在の医学で間違いないのはSD-LDLコレステロールは小さい割に重くて酸性変性しやすいので血管壁に入り込みやすくプラークや血栓を作り心筋梗塞や脳梗塞の元凶と言われている。

しかし我が県では人間ドック以外の単体でこの検査をやってくれる医療機関が無いのが問題だ。

血液検査で5000円位なら普通に年に1回受けたいんだけど。。。

どこか名古屋のクリニックでSD-LDLコレステロール血液検査を単体でやってくれんかなぁ。

一般的にSD-LDLコレステロールはLDLコレステロールと中性脂肪の両方が基準値を超えている人に多いと言われている。


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