久しぶりに資産を見直し

せっかくアベノミクスがまいた種が実り始めてデフレ脱却&景気回復と思いきやキッシーと立民と財務省や経団連あたりが日本経済を潰しにかかっているので低所得者にとってはマジでスタグフレーションにもなりかねない昨今だ。

現役世代で給与を上げたいなら当面は金融緩和+減税を公約に掲げる政党に投票しよう。

立憲民主はバリバリの増税推進派だぞ。

増税ではなくGDP上昇で目標税収まで到達したらようやく徐々に緊縮方向に舵を切ってそれでも消費者物価上昇率が4%超えたら金利で調整が正解だと考えている。

際限なく国債発行するMMT論者なんてアホな考えはもっての外、それこそドル円が300円とかになり輸入業界が死にインフレが加速する。

財界からは円安に対して、金融業界からは低金利で圧力受けてるのか知らんがいま金利を上げるのも愚策だ。

大丈夫かよ長期1%まで上げちゃって。

せっかく上げてきた株価も落ちるし設備投資の火が消えていくぞ。

個人的にも円安は辛いけどトランプ氏に勝ってもらってドル安にしてもらうまでの我慢だ。

日本国民全体の平均給与が上昇しているのかはよくわからないが部材高騰と円安で数年前に比べてインフレ基調なのは間違いない。

年金といえば現時点ですら歳入と支出がトントンなのでこのまま人口分布が頭でっかちになり続ければインフレなのに年金受給が減っていく状況なのは免れない。

マクロスライド方式なので物価が上昇すれば年金もそれに併せて上昇するはず?

いやいや、ない袖は振れない。

いくら法律で決めようが原資がなければ年金受給額を引き上げるなんて無理。

サヨク思想のみなさまは勘違いされているかもしれないが年金やら国家予算は地下から湯水のように湧いてくるわけではない。

年金の原資は現役世代が支払っている分と年金積み立て金と投資収益だ。

それらを鑑みてもいずれ現状の年金システムが厳しくなるのは以前の記事で書いた。

年金満額逃げ切り世代には腹立たしいが65歳をめどに再度働く準備をしようと決めている。

そのためにはどの程度の支出があり65歳で資産がどの程度残っていてどれくらい稼がないといけないか計算が必要だ。

でも早期退職して投資やその勉強ばかりに時間を費やしてカネカネの毎日では何のために辞めたのか分からないので一定額は投資積み立て他はコモディティや定期預金で放置してきた。

だから実は早期退職した7年前からどの程度資産が減ったかをよく知らなかった。

とりあえずインフレ対策で積み立て投資の割合を増やそうとメインバンクに行き新NISAを額面いっぱいまで積み立てするように変更した。

そのついでに資産をチェックしなおして資産表を久々に作ってみた。

(セキュリティの観点からマスク済み)

7年前に作った紙の資産表が残っていたのでそれと比較して見ると驚くべきことが分かった。

なんと資産がほとんど減っていない😳

正にトントンだったので投資分の利益で生活費が賄えていたようだ。

知らんかった。

もしすべてタンス預金をしてインフレで生活費が上昇している方にとってはインフレ分だけ現金資産が目減りしたのと同じだ。

しかし自分の場合は物価上昇だーと世の中が騒ごうが今のところ実質生活費は上昇しておらず横ばいなのでここまで現金資産が目減りしたと考えなくていい。

もちろんこの先は分からない。

一方投資資産は景気が良ければ上昇する、景気が悪きゃあ下降する色合いが濃い金融商品が多いので資産が目減りすれば日本経済も沈みデフレに戻っていく。

デフレに戻れば生活費も安定するのでこちらもさほど気にする必要もない。

だから上がろうが下がろうがどちらでも気にしなくていい状態にポートフォリオを持っていくのが神経をカネで擦り減らさない極意ではないだろうか?

とにかく日日の生活の中で投資資産の上下によって一喜一憂する生活をするくらいなら早期退職生活なんてやめて働いた方がいい。

金策で神経をすり減らして心臓病で早死しては何のためのFIREかわからない。

人間関係で嫌な思いをするかカネで嫌な思いをするか天秤にかければそこを辞めて再就職すりゃあいいので自分の場合は面倒な人間関係の方が気が楽だ。

元々辞めた理由が人間関係ではなく単に毎日同じ時間に出社して働くのが苦手なだっただけなのでその辺りがルーズな職場なら問題ない。

貯蓄の食いつぶしではなく投資で得た利益だけで生活をしようとすればそれなりに労力と精神力が必要だろう。

中国など不況国や新興国関連を除く投資なら今なら何を買っても上昇しているので一千万、二千万程度を元手にして投資を軸にしたFIREが進んでいるかもしれない。

リーマンショックやらITバブル崩壊、特にライブドア関連銘柄※でひどい目にあった身としてはいつかはあのクラスの不況がやってくると想定している。

※ライブドアは買っていなかったが煽りを受けたIT銘柄で大損した

株価も債券もコモディティも何もかも下落相場でも稼げる腕があるのなら別だが今の日経平均やらダウの上昇が続く前提で生活設計を考えているならマジで見直した方がいい。

とりあえず自分の場合は資産の目減りがなかったのでこの先10年が年率2%程度の消費者物価上昇ならこのまま耐えられそうだ。

3%以上だと厳しい。

もし数年3%ペースで上昇するような経済になったら働く算段をする基準としよう。

ちなみに複利3%の物価上昇だと10年後は物価が34%上昇する計算だ。

現在15万円の支出だったら同じ生活をするためには20万円を超えてくる。

20万円の支出だったら27万円だ。。。

30年デフレを経験してきた人間にとって未知の領域だ。

そりゃあ資産切り崩し&年金生活予定者として本音はデフレが助かる。

それでも日本のプレゼンスを活かしていくためには世界物価上昇に併せて日本の物価と給与も追随して上昇していかないと経済が衰退する。


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