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オーディブルは声優の書籍を選ぼう

アマゾンのオーディブルが2ヶ月無料だったので使ってみた。

俳優、声優、ナレーターなどの朗読による書籍を聴けるサービスだ。

通勤通学とかあまり大脳を使わず危険ではない慣れた作業をしている時にイヤホンとスマホで「ながら」で聴けるのがメリットだ。

少し前にオーディブルを無料試用したが碌なタイトルが音声化されていなかったので1冊を途中まで聴いてそのまま解約した記憶がある。

調べてみると2021年6月、7月のようだ。

今回のお試し期間ではすでに20冊以上聴いている。

再生速度を1.2-1.5倍にして1冊7-8時間のタイトルなので1ヶ月で100時間以上聴いていることになる。

当時に比べると聴きたい書籍が増えている。

新しいメジャーなタイトルを優先的に音声化しているようで本屋に平積みされている本もいくつかみられる。

コンスタントに月数冊の本を買って読む人なら月1500円のオーディブルに加入するのもありだろう。

もちろん今は1冊1冊ナレーションを吹き込んでいく必要があるので一気に増えていくわけではないが新刊を優先しているので古い名作は少ないものの新しいラインナップはそれなりに見つかる。

しかし12万の対象作品とあるのはおそらく誇大広告で英語など外国語ナレーションも含めている。

実際にアマゾンの検索で言語を日本語にして聴き放題で探すと2万冊以上と表示された。

詳しいラインナップはアマゾンでカテゴリをAudibleにして聴き放題コンテンツにすると検索できる。

これから読もうとする本が数冊あればオーディブルを1ヶ月だけ使ってみるのもありだ。

結構な頻度で1ヶ月無料の試用期間を設けている。

現在2ヶ月目で映画や動画や漫画など観ている以外のPCで作業している時、料理を作っている時、出かけて歩いている時、ジムで運動をしている時、多い日は1日10時間オーディブルを聴いている。

今は書店に平積みされていそうな書籍ではなくラノベを聴いている。

大抵ラノベは声優がナレーションをしている。

更にアニメ化しているとその主演がナレーションをしている。

そしてそれら主演クラスの声優のナレーションは俳優やナレーター専門職の朗読とは一線を介している。

小説を聴いていると登場者を声色の変化で表現してくれて聴き易く内容が染み入るように入ってくる。

七色の声といえば山寺宏一さん、沢城みゆきさん、林原めぐみさんあたりだがそれ以外名前を存じない30代、40代で生き残っている声優さんのパフォーマンスだって負けず劣らず素晴らしい。

この声優ってあのアニメの主演でしか知らんけど朗読を聞くと実はめちゃくちゃ上手いんだなと驚く。

声優業界も林原めぐみさんがデビューした辺りからコンサートをしたりテレビに出演したりアイドル化し始めた。

俳優がオマケで声優もやっていた時代とは違い大量の声優専門職がデビューして今に至るので実力がつかなかった声優や特徴的な声の持ち主以外は淘汰されてその生き残りは本当に実力者ばかりなのだろう。

そして一般書籍で俳優のナレーションに戻るとゲンナリする。

例えば古い書籍の深夜特急が好きでオーディブルで見つけたので朗読で聞こうとしたがボソボソ何を言ってるんだコイツと腹立ってきて内容が入ってこずに挫折した。

深夜特急のナレーターの斎藤工さんの名誉のため言っておくが俳優としては下手でもないしそれほど上手くもない平均的な演技力だと思っているが声だけのナレーションになると途端にダメになる。

大部分の一般俳優に同じことが言える。

もしかすると声優の朗読を聞いていなければ我慢できたのかもしれない。

ジブリアニメが一般俳優を声優に起用して聴き辛いのと一緒だ。

餅屋は餅屋に任せるのが正解だと思うので日本のオーディブルのナレーションは全て声優に任せるのが正解なのではないだろうか?

アニメ映画と一緒で有名俳優を声優に起用してその書籍の客寄せパンダにしているかもしれないが本人の評判も落ちるしリスナーも腹立つし碌なことがない。

もちろん舞台にも多数出演している超ベテラン俳優で、例えばハリポタの朗読をしている風間杜夫さんクラスなら聴き易いナレーションもある。

声優経験のないテレビのナレーター専門の人の朗読はノウハウ本なら聴き易いことは聴きやすいが小説になるとセリフが平坦なので感情移入しづらい。

だから運悪く下手な俳優の朗読を最初に聴いてオーディブルは使い物にならないと諦める前に一度声優のナレーションを聴いてもらうと印象が変わるかもしれない。

そしてアマゾンにはノウハウ系ならナレーター専業の人でもいいが、小説は声優に限定してタイトルを増やしていって欲しい。

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