原因不明の脇腹痛が徐々に悪化して座ることが無理になってきた。
歩くのは問題ないのでジムに通って運動をしているが普段は立って生活している。
食事をするときもPCで作業するときもタブレットで調べものしている時も動画を観ている時も本を読んでいるのもスタンディングチェアに寄りかかっているか立位だった。
しかし仕事でも普段でも立っていることが少なかった生活だったので結構堪える。
あまり長時間立っていると足のむくみがひどい。
そこで食事や作業している以外のくつろいでいる時間はベッドで生活することにした。
ただ完全に仰向けではまるで寝たきり高齢者であり胃袋に何か入っていれば逆流性食道炎が悪化するので三角クッションで食道になだらかな坂を作りベッドでごろごろする。
最近はベッドに入るとバタンキューでほとんど使っていなかった中華タブレットがアームで固定されており寝ながら動画が観られるようになっている。
イメージ図
これを利用すればいいと動画を観ていた。
そういえばmoonlightというアプリを使うとNvidiaのRTX系のGPUを買えばもれなく使える GeForce Experienceと連動してリモートゲームができることを思い出して遊んでいた。
ゲーム機でいえばPS5におけるPSPだと思っていただければわかりやすい
このPSPは昔のPSPではなくPlayStation Portal リモートプレーヤーと呼ばれてPS5の画面をリモート表示させてWifi通信で遊べるハードウェアだ。
そのPS5とPSPの関係をゲーミングPCとタブレットで再現するわけだ。
手持ちのタブレットはTeclast T40plusで中華製なので本アカウントは使用せず捨て垢で動画を観る専用にしていた。
旅行で持っていきレトロゲーで移動時間の暇つぶしにも使っていたがその役目は1万円で買ったレッツノートが取って代わったので使い道が無くなりベッド横にぶら下がっていただけだったのでちょうどよかった。
大して能力が高くないタブレットでもリモートプレイは主にストリーミング配信をコントローラーで操作しているだけなので動画再生能力さえあればそれなりに遊べる。
RTX4070を積んだゲーミングPCと中華タブレットでコマンド入力型のロールプレイングゲームであれば不満なく遊べた。
夜になると近所でWifiが飛び交い混線するがそれでも問題はない。
ヴァンパイアサバイバーズ程度の2Dアクションゲームもなんとかいける。
しかし3DアクションRPGになるとラグや引っかかりが気になる。
画質を下げれば引っかかりも減るが画質が荒くて萎える。
ボトルネックはおそらくWiFiの速度だ。
ieee 802.3nの300Mbpsで接続できているようだが実行速度は3Mbytesも出ていない感じ。
そこでリビングにあるiPad mini6を寝室に持ち込みゲームパッドをつないでmoonlighでプレイしてみると1080pでもクリアな画質で普通に遊べる。
これはいいと思ったが8インチタブレットなので手持ちで遊ぶならいいが寝転がってタブレットアームで遊ぶには距離ができるため近眼で見えないので眼鏡が必要になる。
眼鏡をかけてまでゲームをしたくはない。
スマホをアームに取り付けておじいさんがリモートプレイでゲームやっている画像見つけたがシュールすぎるぞ。。。
側から見るとこんな感じでゲームをやっていると考えるとなんか嫌だな。
まだ最初の写真のような大画面の方が様になる。
だから10インチ以上のタブレットがいい。
iPadと中華タブレットにはSoC(CPU)の能力に大きな隔たりがあるのも気にはなるが原理を考えたら通信速度の差だろうと推測した。
少し前に高速なWifi6の無線ルーターに変更しているので我が家は高速通信環境になっている。
そしてiPad mini6はieee 802.3axであり手持ちの中華タブはieee 802.3nのようだ。
実際にルーターのすぐ横でiPadをつなぐと実測値で800Mbps速度が出て寝室でも170Mbpsでる。
これくらい速度が出れば余裕で遊べるようだ。
だから10インチ以上でaxに対応したタブレットを入手すればいいと考えた。
ぱっと思いつくのはiPadの10インチ以上のモデルだが調べてみると円安のせいで最安のipad 無印 第10世代ですら6万円近い価格になっている。
目的がリモートゲームのためだけに6万円支払うのはいかがなものだろう?
そしてiPad10インチなんて他に使い道が思いつかないのでベッドでゲーム専用になってしまう。
もう少しリーズナブルでieee 802.3ax対応がないかとタブレット探しの旅に出た。
リモートプレイはストリーミング再生能力さえあればいいのでSoCのスペックはこの際どうでもいい。
それこそ現在の中華タブ並みのantutu30万点でも十分だ。
でもせっかく買い替えるなら画面はこれまでより大きく、11インチ以上で中華でもいいのでiPad 無印の半値でax対応のタブレットがないか探してみた。
これが難航した。
Android系でaxと明記されているタブレットは5万円以上とiPad無印と大差がない。
中華タブでWiFi6対応と書かれていてもよく調べると一つ下のac規格だ。
考えてみれば安い中華タブなんて動画見る程度のユーザーばかりなのでコストアップにつながってしまう高速なWiFi無線モジュールなんて搭載しないんだろう。
それこそNetflixなどの動画配信が高画質で観られるWidevine L1に対応してさえいればいい。
そんな中で中華製のUnisocのSoCでWiFi6対応と謳っているタブレットがあったが実際はacだったとかスペック詐欺に引っかかりそうなので、iPadを買った方が安心だ。
ただ6万円を出すのはもったいないとしばらくループしていた。
そしてようやくLenovo Xiaoxin Pad Pro 2023が検索に引っかかった。
1年前の製品で検索上位に見当たらなかったので少し時間がかかってしまう。
この製品は老舗のLenovo製なのにやたらコスパがいい。
ieee802.3axに対応しているだけでなくSoCにスナドラ870を使っている。
AndroidとiPadを比較するのはナンセンスだがそれでもantutuでiPad mini5並みの数値が出るのでSoC性能も十分だし解像度も3kの1840Pだ。
そして画面サイズは12.7インチもある。
あと個人的には音ゲーとかやらないしリモートプレイでは60FPSに制限されるので関係ないがリフレッシュレートが144Hzもある。
スペックではROM 256GBとあるが購入したのは128GBモデルだ。
イヤホンジャックがないのが個人的には難点だがクワッドスピーカー搭載なので外部スピーカーなしでもいいか。
最悪は安物のブルートゥーススピーカーでも購入しよう。
有線でつなぎっぱなしにしたいのでたまに切れてるBluetoothは嫌なんだけど。
なおこの製品についてはかごめさんのチャンネルが詳しく解説されている。
最大の難点は日本向けには販売していない。
言語は中国語ベースで英語が使える感じ。
もちろん技適も取っていない。
だからアマゾンでも売っていない。
しかしルール厳守の技適おじさんでもないので自己責任でアリエクで買うことにした。
ちょうどセール開始前だったので少し待っていたら3千円ほど安くなって3万円以下で購入した。
セールでそのまま安くなるわけではなくクーポンコードが製品画面に貼ってあるので入力が必要になる。
この辺りがアマゾンに比べて分かりにくい。
下記の画像だと24SC20を精算する手前の画面で入力する必要がある。
初めてアリエク使うと見落としがちだ。
チャイナROMではなく赤枠で囲ったようにグローバルROMと書いてあるが中国語版でも多言語をサポートしているからグローバル版だと強引に解釈をしているようにもみえる。
一方でブートローダーが云々とも書いてあるのでグローバルROMで上書きできる、もしくはされているのかもしれない。
この辺りは届いて実際に動かさないと分からない。
かごめさんの動画では中国語版で英語にして使えば日本語になるアプリもあるようだ。
最悪はその環境で使えばいい。
オーバースペックの製品なので動画とリモートゲーム以外にもPS2のエミュレータがそのまま動作しそうなスペックでもあるので他の使い道も考えられそうだ。
せっかく旅行用に購入したレッツノートよりこれを持っていきそう。
アマゾンプライムビデオメインなら同価格帯のFire Max 11の方が使い勝手がよさそうだがSoC性能が約2倍あり、Wifiはacではなくax、画面サイズが11インチではなく13インチ、解像度が2Kではなく3KのこのLenovo製品は使い方によって発売して1年経つ今でもコスパがいい製品だろう。
中華製タブレットなのでどんなデータ抜かれているか分かったものではないから捨て垢を使うし個人情報は入れない前提だが寝転がって13インチでPCゲームができるのは楽しみだ。
もちろんアリエクは手数料がかかるもののPayPal支払いにした。
Temuやsheinで使ったカード情報抜かれて詐欺られたという話をよく見かける。
アリエクは老舗で比較的その手の詐欺情報は少なめだがそれでも中華ECサイトなので、中華サイトはできる限り現金コンビニ払いがいい。
自分のような貧乏人以外はこんな危ない怪しい中華ECなんて使わず国内のヨドバシあたりで安全安心な国内メーカーの大画面タブレットを買って欲しい。
14万円も出せばOLED画面のNEC製の14.5インチが買えるぞ。
(NECも正確にはLenovo傘下なので国内メーカーでタブレット出してるところ無いんだよなぁ。。個人情報が悪用されにくいとしたらiPadくらいしかない)
今回はチョイスセール中なので届くのが遅そうだが気長に待ってみる。
2024/6/7か8までのセールなので気になる人はアリエクを覗いてみるといい。
壊れていた時に修理できないなんてまっぴらごめんだけどこのデカ画面のタブレット欲しい!という方は同じ筐体でSoC能力が少し落ちて5万円で買える国内販売のLenovo TAB P12がいいかも。
こちらもIEEE 802.3ax対応なのでWi-Fiも速い。
販売開始当時は在庫切れ起こしたくらいなので人気がありそう。