円安のためデータバックアップ用の8TBのHDDの値上がりが激しい。
1.2万円台で購入できたものが1.8万円まで跳ね上がっている。
WD製を使い続けてきたが安いSEAGATE製のST8000DM004を買おうとしたがSMRにいい思い出が無いのでやっぱりCMRのWD80EAAZにした。
型番にAAZとAZZの2種類があるのには気がついたものの新しくて安いAAZの方を購入した。
届いたら前回同様にまずはIntelliParkを無効化しようとSATA接続でWDIDLE3.exeをコマンドプロンプトの管理者モードで実行した。
Disableにするなら単純に
WDIDLE3 /r と入力して表示されたドライブ一覧から該当のWDのHDDのPhsicalDrive番号を覚えて
WDIDLE3 /D ドライブ番号 と打ち込めばいい。
WDで今回無効化するのは赤枠で囲ったH:にマウントされている0なので
WDIDLE3 /d 0 と打ち込む
あれ?
Command failedになる。
見ての通り管理者権限でSATA接続をしているのに解せぬ。
調査のためにIntelliParkを無効化せず放置してあったWDの4TBで同じことをやってみる。
SATAインターフェースを8TBとつなぎ変えて
WDIDLE3 /r と入力
Idle3 Timer enabled and set to 8.000 seconds
と悪名高きIntelliParkのロードアンロード設定が8秒になっているのを示している。
そうそう、前回設定した時はこんな表示だった。
これもドライブ番号が0に接続されたので
WDIDLE3 /d 0 と打ち込む
Idle3 Timer is disabe
とIntelliParkが無効化できる。
環境の問題ではなくAAZの新製品はIntelliParkを無くしたのかと思いきや設定が保存されている不揮発性メモリをいじって設定変更を塞いでいるようだ。
要は有志の方が作成してくれたプログラムではオフにできなくしていた。
といってロードアンロードの増加が減っているわけではないので単にユーザーで設定変更をできなくしただけ。
ロードアンロードが90万回に到達してから気が付いてIntelliParkを無効化してNASで使っている8TBのHDDを抜いて今回購入したHDDをIntelliPark無効化して入れ替えて取り出したのをバックアップ用に玉突きにしようと計画していたが諦めて買った方をそのままバックアップ用にした。
バックアップでたまに起動して書き込んだら電源オフにしておくような使い方なら問題ないがNASに使うなら絶対買うな、レッドとかを買え!というメーカーの姿勢が見て取られる。
しかし普通に業務用のパソコンに入れて9時5時で使っているだけでも数年でメーカーの公称の寿命の閾値を超えるって設計おかしいだろ?
AAZの新ブルーはバックアップ専用HDDと明記して販売しないと消費者センター案件だぞ。
それにしてもわざわざAAZとAZZという紛らわしい型番にしてだまし討ちしている感が否めないと考えるのは自分だけだろうか?