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久々に年金ネットで追納と繰り下げの年金受給額を試算した

たまたまBSフジで年金納付期間5年延長のテーマを観た。

年金の45年支払い70歳受給開始にすることについては年金システム延命措置として必要だと思う反面で個人的には反対派だ。

5年延長すれば所得代替率が約7%上昇する。

MCと経済評論家は所得代替率がかなり上昇するので5年延長を推奨しているようだ。

たしかに7%は大きい。

自民党の片山さつきさんは選挙で大負けが見えるので延長の慎重論を唱え、長妻さんは自民党が延長に踏み込むべきだがウラガネガーで踏み込めないとけん制しつつ立民としては延長反対という意味不明なダブスタを展開していたw

血を流してでもやらないといけないことは自民党に押し付けておいしいところだけを持っていこうとするリーマンだったら最悪な奴と烙印を押されるようなその責任のなさが透けて見えるのが立民の支持率下げているとそろそろ気が付かないのだろうか?

長妻さんってあれでも大臣やってたんだよなぁ。。。

結果として納付延長議論は次の選挙までは難しそうという雰囲気の動画を観て、退職してからこれまで免除していた年金の追納をするか?70歳繰り下げはお得か?を久々に考えてみた。

繰り下げて70歳でポックリ逝ったら目も当てられない。

しかし自身の場合は想定外にもリタイアしてから積み立て投資で支出を稼いでいたので物価上昇率によっては70歳まで収入がなくても今の生活を維持できそうだ。

但しどれだけ物価が上昇するか分からない。

それでも追納した場合と70歳に繰り下げた場合を年金ネットで試算した。

以前もやっているがあの時は年金にかかる税金と社会保険料を加味していなかったはず。

今回はそのあたりも加味しよう。

まずは単純に85歳まで生きた場合の年金収入額だ。

上から順にそのまま受給、追納受給、追納+70歳繰り下げ受給の累計収入額になる。

207万円x20年 = 4140万円
213万円x20年 -> 4260 – 105 = 4155万円
302万円x15年 -> 4530 – 105 = 4425万円

年収だと追納した方が少しお得で繰り下げるともう少しお得になる。

追納も繰り下げもせずこのままもらった方がいい気がする。

次に年収ではなく税金と社会保険料を東京都練馬区のケースにして手取りにてざっくり計算した。

207万円 ->179×20年 = 3580万円
213万円 ->183×20年 -> 3660 – 105 = 3555万円
302万円 ->254×15年 -> 3810 – 105 = 3705万円

年金も300万円を超えると税金と国保で結構なピンハネを喰らう。

手取りだと追納については85歳で亡くなるケースだと損益分岐点を超えないのか。。。

やっぱり追納も繰り下げもしない方がいい。

これで終わってしまうのも何だ。

長寿が父系にも母系にもいないのと遺伝子検査を受けてテメロアが普通の長さだったので90歳まで生きるケースは無視していた。

しかし他人に比べて毎年しっかり健康診断を受診しているので癌と血管疾患をつぶしていくと案外長生きするかもしれないので長命リスクも考えてみよう

90歳まで生きたケース

207万円 ->179×25年 = 4475万円
213万円 ->183×25年 -> 4575 – 105 = 4470万円
302万円 ->254×20年 -> 5080 – 105 = 4975万円

追納は90歳でも損益分岐点がまだマイナスかよ..

いったい何歳で超えるんだ。

ただもう少し若くして損益分岐点がプラスに到達する地域もあるかもしれないが追納は考慮しなくてよさそうだ。

もし年金45年納付に変わり納付期間が短いと不利になるとか変なルールが追加されたら追納した方がいい。

一応ギリギリまで判断は先延ばしにしよう。

繰り下げは累積給付額で500万円増加するためそれなりに大きい。

この先は投資資産の増減と物価上昇率が不確定要素なので65歳の時点で70歳に繰り下げするか否かを決めよう。

簡単に言えば投資資産の増額が物価上昇を超えているなら70歳に繰り下げても問題はないが投資が目減りして物価上昇が高くその時点で手持ちがカツカツなら65歳で受給開始する。

もしくは67歳まで受け取る予定の年金保険があるので税金と社会保険料の増額を考慮して68歳から年金受給でもいいか。

ちなみに年金ネットでの受給シミュレーションはログインしてトップページから「将来の年金額を試算する」

「詳細な条件で試算」から、

パターン名を入れて「試算する」で

現状の受給額がわかる。

次にトップから「将来の年金額を試算する」→「詳細な条件で試算」で

「国民健康保険料に関する納付に関する設定を変更する」にて

追納を満額期間記入し、「すべての納付月数を一括で入力する」→「入力を終える」にて

パターン名に追納を追加して、「試算する」で

追納した場合の受給額がわかる。

更にトップから「将来の年金額を試算する」→「詳細な条件で試算」で

「国民健康保険料に関する納付に関する設定を変更する」で先ほど同様に追納期間を満額にて、

受給開始年齢を

基礎年金、厚生年金共に70歳に変更すると

追納した上で70歳受給開始の受給額がわかる。

あとはこのそのまま受給、追納受給、追納+繰り下げ受給の3パターンを「試算結果を比較する」とすると

グラフで損益分岐点を確認することもできる。

但しあくまで年収の比較であり税金と国保を差し引いた手取りではないことに注意だ。

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