食糧自給率10%→自由で開かれた農役はいかが?

たまたまYoutubeで表示されたテレビ愛知の動画で実は食糧自給率は国の発表よりもっと低いと警鐘を鳴らす番組を観た。

何らか意図で、例えばJAさんあたりがスポンサーにでもなってメディアがキャンペーンを張っているのか知らんが最近食糧自給率不足に警鐘を鳴らす動画や記事をよく目にする。

以前からわかっていたことだが、最近は国産農作物でもタネも輸入で肥料も輸入、卵だって95%以上の自給率があるかと思いきや飼料のとうもろこしは輸入だしひよこも100%輸入なので有事の自給率は5%だとか国の発表より更に低いのが現状という内容だった。

それに対して日本政府や役人が何もしてこなかったのが悪いし、25年ぶりに改正された食糧農業農村基本法は売国法だと元総務省官僚でコンサルタントの室伏謙一さんから意見が出ていた。

食糧安全保障については国産表記というだけではダメでその作物や畜産物を作るためのサプライチェーン全てを国内だけで構築しないと有事の食糧確保ができないわけだ。

ただ有事の際に最初に問題になるであろうエネルギー輸入停止の1点だけで政府も役所も食糧自給率を上げるのは無理だと最初から諦めているのでは無いかと推測する。

今や農作物や畜産物を生み出すにしても何らかのエネルギーが無いとどうしようもない。

美味しいものを作るためにエネルギーを注ぎ込んで工夫していることが仇になってしまう。

海外からの燃料輸入が止まって超省エネ社会に突入してしまったらサプライチェーンを国内に移したところで結局生産ができないか生産効率が極端に下がる。

番組内で元々ドイツは食糧自給率は低かったが1970年代から国をあげて取り組んで今では80%台とか成功例のように示していたがあの国だってエネルギーをほとんど輸入に頼っているので海外の供給が止まれば実際の食糧自給率は日本と大差がないのでは?と考えてしまう。

そのあたりの分析がないのが残念だった。

有事の食糧自給率問題と一般的な今後の世界の食糧事情の異なるリスクをごっちゃにして日本の悪いところだけを都合よくピックアップしているので日本だけガーみたいな変な強迫番組に成り下がっていた。

こういうのも一種の偏向報道だ。

だったらどうすりゃいいのか全く知識のない頭で考えてみると有事にはエネルギーが無くても生産できるものを今ある農地に代替え食糧を作っていくしかない。

そして電気やガソリンや灯油などのエネルギーに頼っていた作業については人力で補っていくしかないだろう。

親が生前は戦時中さつまいもばかり食べていたと言っていたので有事に農地で作るものはその類いが中心になり今の時代はどんな品種を栽培するのがカロリー効率がいいかは専門家に任せたい。

問題はエネルギーに代わる人力=人手であり高齢化が進んでいる農家に増産など不可能だ。

それどころか実際に有事になったら第一次生産者は家族や親戚や懇意にしている人々を優先して食糧を分けたり売ったりするだろうからから一般庶民に届くのは10%どころかもっと低くなるはず。

テロなのか某独裁国家の仕業なのか知らんが日本全国の電気がずっと止まってさあ大変の映画サバイバルファミリーの世界が現実になってしまう。

そういった時に兵役では無く農役システムを事前に構築しておくことが必要だと考えている。

兵役は義務になっている国が多い。

ここでいう農役は義務ではなく有事になったら低カロリー高付加価値の作物の畑や使われていない畑やら農家が持つ畑を江戸時代小作人のように国民が借りて最低限自分や家族が食べる分、余裕があれば現状の仕事をしている人の分まで高カロリー作物を作って自給率を上げるシステムを構築する作戦だ。

低賃金で働いている人や外食業や食糧を優先的に回してもらいたい人は今の仕事を辞め農役に流れてもらう。

今までの仕事だって経済を回すために大切なので継続する人は今までの数倍に跳ね上がるであろう食糧を購入してもらう選択肢も用意して国民が選べるようにする。

農役は国策なので有事が終わってしまえば海外の兵役のように元の仕事に復帰できるよう法律化する。

軍隊がある国だと普段は普通の仕事をして有事の際に軍隊に所属する予備役制度があるがそれの農業版だ。

例えば日本中の農地をさつまいもや米や大豆など高炭水化物、高タンパク作物、畜産飼料ばかり作る畑や田園とし誰がどこの農家で働くか登録制にして農家に対しては準備金として平時から農役補助金が出るという仕組み。

要は有事になったら農役者(小作人)に貸し出す畑のレンタル代と指導料を国が事前に支払う。

エネルギー不足でも人手が増えれば増産可能だったら畜産業や漁業にもその範囲を広げる。

補助金だけ受け取り有事になっても農役を受け入れない農家も出てくるはずなのでそこは重い罰則で補助金を受け取った農家は受け入れなければいけないことにする。

あとは国や自治体が農家側と農役登録者の交流会や説明会みたいなものを年1回とか義務化して高齢化している減少する農業の成り手を増やす機会にしてもいい。

実際自分自身も農業従事者とコミュニケーションが取れる機会があれば生成AIを駆使した農業をやってもいい。

有事の際の見込み生産量に応じて農地にグレードをつけ何割を農役に使えるかを申告してそれに応じて補助金が付くようにする。

さすれば国に1年分程度の米の備蓄さえあればウクライナ戦争のような有事が長期化しても食糧問題はなんとかならないか?

荒地でどうしようもない土地を農役に使えると申請する不届きな輩が必ず出てくるので日本全国の農地のグレード測定は必須だ。

人海戦術だと大変そうだが今の技術なら人工衛星で何とかできるんじゃなかろうか? NHK記事参照

こんなアイデアなんて誰か考えてそうと農役で検索してもほぼ情報はなく、1件だけ見つかった記事には有事法制関連3法の可決で兵役ガーだの天声人語だの憲法9条をマモレーの左派系パワーワードが飛び交っていたのでおそらく社会主義やら共産主義がお好きな方なのだろう。

その方によると農役は義務化がいいらしい。

でも個人的に義務化は反対だ。

そして約20年前の記事だったが有事法制関連3法成立で日本で兵役義務ガーとか主張していたが兵役なんて決まったか?

それともそんな議論があるか?

左側の人々は純粋無垢のお子様思想なのか想像豊かすぎるのか知らんがマスゴミのプロパガンダにチョロく騙されて思考停止の反対反対騒ぐので困ったものだ。

話が逸れたが政府には周辺有事になろうが日本人が可能な限り安全に暮らせるようにする勤めがある。

義務化ではなく「自由で開かれた農役システム」※は無理に普段の食糧自給率を上げる必要もなく他の案よりコスパがよくて国民が農業を再認識して従事者増加も見込めるなどの波及効果もありいい作戦ではないだろうか?

国民の20%が先着募集順に農役に登録できるようにして年1回の交流会に参加しない人を振り落として追加募集を繰り返していけばうまく回るような気がする。

20%の根拠は現在の農業従事者人口135万人を約20倍にすればいくら効率が悪くても10%の食糧受給率を人力を中心にして100%近くに引き上げられるんじゃない?という乱暴な計算だ。

それだけの農役農地が確保できるかはやってみないとわからないが特定品目で高カロリー高タンパク中心に栽培すればなんとかなる気がする。

※とりあえず「自由で開かれた」と何にでもつけておけば保守層は賛同してくれて中道も反対せず左派はしかめっ面をするしかないので魔法のキャッチフレーズだ。

書いた記事をコミュニティノートっぽくChatGPTに指摘をしてもらった。

この文章にはいくつか怪しい点があります。

1. **データの正確性の問題**:
– 「卵だって95%以上の自給率があるかと思いきや飼料のとうもろこしは輸入だしひよこも100%輸入なので有事の自給率は5%だとか」という主張は根拠が不明確で、具体的なデータや信頼できる情報源が提示されていません。

番組内で5%に何かエビデンスがあったわけじゃない。

テレビの情報もそのまま鵜呑みにしちゃあいかんな。

2. **議論の飛躍**:
– 「エネルギー輸入停止の1点だけで政府も役所も食糧自給率を上げるのは無理だと最初から諦めているのでは無いか」という推測は、具体的な証拠や政府の公式な発言に基づいていない。

何の証拠もない逆説的比喩でそれくらい日本政府は我が国の食糧自給率を上昇させる気がないと言いたかった。ただ気軽に使った比喩表現が偏向を生むのは間違いない。

3. **情報の誇張**:
– 「日本全国の電気がずっと止まって」という極端な仮定や「食糧自給率を人力を中心にして100%近くに引き上げられるんじゃない?」という過度な楽観は、現実的なシナリオとしては説得力に欠ける。

映画内のフィクションだからなぁ。文脈まで考慮できるほど分析力はないのか。

人力100%楽観論について人口の2割が農業従事者になれば全員の食糧を賄えそうと考えるのは感覚としてズレていない。

エビデンスを示せとなると農業畜産従事者1人が年間5人を養える農作物を作れる人力なのかを証明すりゃあいいだけ。

4. **偏向報道の指摘**:
– 「こういうのも一種の偏向報道だ」という批判は、この文章自体が特定の視点からの偏った情報提供である可能性があることを考慮すると、説得力が弱い。

この国のマスコミに曝されている国民は何でも疑って偏向報道が平常運転という意識で生きていないといつの間にやら誘導されていて碌でもない左翼主義者にされてしまう。これは報道や情報番組だけじゃなくて例えばテレ朝系ドラマ「相棒」なんて国家(政府)は最初から腐っておりテロでしか日本を好転できないとか結構ヤバい思想が見え隠れしてると考えている。案外ドラマを使った思想誘導は多い。

5. **具体的な解決策の実現性**:
– 「自由で開かれた農役システム」や「農家に対しては準備金として平時から農役補助金が出るという仕組み」という提案は現実的な政策としての具体性に欠け、実現可能性についての検証が不足している。

おっしゃる通り!具体的な政策は必要だがそのあたりは農役システム制作委員会でも立ち上げて有識者集めないと農業は知らない情報が多すぎる。

但しまずは方針となるアイデアやら仮定や仮説が無ければ何も始まらん。

これらの点を考慮に入れながら、文章全体の論理構成や証拠の提示方法を見直すことが重要です。

もう少し精度が上がるか業種特化させればプロジェクトレビュアーとか指摘を生業としている職業の代わりなりそう。

現役の時は碌な指摘しない割に無駄な仕事ばかり増やしてくれたのでAIに変わったら効率上がりそうw


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