あらかじめ、この文章は自分に言い聞かせているだけである。
長期積み立て投資において「マーケットタイミングを気にするな」という意見の背景には、短期的な市場の変動を予測することが非常に難しく、むしろ市場全体の成長に賭けたほうが長期的には成果が出やすいという考えがあります。
マーケットタイミングを気にしない理由
1. 予測の難しさ: 市場の短期的な変動は多くの要因によって左右され、これを正確に予測するのは非常に困難です。タイミングを図ることで利益を得ようとすると、逆に大きな損失を被るリスクが高まります。
2. 複利効果: 長期間にわたって資産を運用することで、複利効果が働き、投資成果が大きくなる可能性があります。積み立て投資は、定期的に一定額を投資することで、価格の高い時期と低い時期の両方で購入を行い、結果的に平均購入価格が抑えられる効果（ドルコスト平均法）も期待できます。
3. 感情のコントロール: 市場の短期的な変動に振り回されると、感情的な判断で投資を行ってしまうリスクがあります。これが長期的な投資成果を悪化させる原因になり得ます。
長期投資の期間
「長期投資」といった場合、その期間には明確な定義はありませんが、一般的には10年以上の投資期間を指すことが多いです。特に株式投資では、経済の成長や企業の利益成長を通じて、時間をかけてリターンが得られるという前提があるため、最低でも5～10年程度を目安に考えるのが一般的です。投資先のリスク許容度や投資者の目的によっては、20年以上の非常に長い期間を前提とすることもあります。
長期積み立て投資では、マーケットタイミングを気にするよりも、安定した資産形成を目指して継続的に投資を行うことが成功の鍵となります。
現役時代はデイトレや不動産を含めて色々アクティブな投資をしていたが単純に稼いだカネをSP500、日経平均、REIT、債券、ゴールドあたりに分散積み立て投資をしていた方が今より楽に資産が増えていた。
バブル弾けて日経平均が全く上昇してこなかったのが日本人の頭の中から積み立て投資という概念を無くしていた。
しかしプロでも失敗する投資で素人がアクティブな投資を続けるのは一握りの幸運な人をのぞいていつか負けるギャンブルを続けているようなもの。
一時的に勝っても丁半ギャンブルを続けていればいつかは負ける。
自分の場合はギャンブル好きだったので仕方がない一面がある。
ギャンブル好きなくせにファンダメンタルにはやたら神経質で今だったら、
もしかするとトランプが大統領になり利上げもせず景気を一段と上げてアメリカがとんでもないことになり最悪の経済状況になるかもしれない。
成果の無いハリスが大統領になり早急に支持率が欲しくなってバイデン以上のばら撒きをして再度利上げが進み更なる円安が起こり日本経済が怪しくなるかもしれない。
日本の総理に緊縮派の(小)石河あたりが就任してしまい、せっかく成長することを思い出した日本経済がまたもやガタガタになり森永卓郎氏のいうところの日経平均3000円に向かってしまうかもしれない。
コモディティでは世界がリセッションになりゴールドの流れが一気に変わり半値八掛け二割引まで下がるかもしれない。
こんなことを考えていると積み立て投資は続けられないしどこかで利確したくなってしまう。
もちろん才能がある人や勘がいい人は下がったら買って上がったら利確するアクティブな投資もありだ。
素人は買うタイミングも利確するタイミングも失敗する。
割安と喜んで買ったが数年保有していても利益が上がらず頭に来て売った途端に株価が２倍、3倍なんてよくあった。
そういった時の精神的なダメージは存外大きいし仕事にまで影響する。
そうでないほとんどの人は自分の信じるジャンルの積み立て投資をして放置して仕事で稼ぐことに専念した方がいい。
「動かざるごと山の如し」
一時的に7掛けに下がろうが「この時期は3割引で積み立てできている！」喜んでいる方が精神的にもいい。
但しこの考えもせめて20年投資を考えている40代中盤で開始が限界か？
それ以上の年齢で積み立て投資を開始して大きく下げたところで老後に現金が足りない状態だとどうしようもない。
自分自身の場合は65歳になった時に年金と資産とで現時点の物価で最低限の生活ができる程度※の現金預金が残る感じで残りを積み立て投資に回す作戦になっている。
※我が家計簿で言うところの実質生活費だ。