太平洋フェリーで4泊1日山形市旅行その2

旅行3日目でようやく観光だ。

しかし天気はドン曇りで午後からあいにくの雨だ。

午前はなんとか持ちそうなので高速バスで山形駅まで行って山寺に登る。

正式名称は宝珠山立石寺だ。

マップの通り山の上にあるお寺さんだ。

午後は山形駅周りの観光予定だったが天気次第では霞城セントラルでも回るか?

元々曇りの予報だったが台風13号の影響だ。

この季節は仕方がないが前回の旅行といい今回といい台風に祟られている。

昨日イオンで買ったメロンパンをかじってホテルを出て広瀬通の三交バス停より山形駅へ向かう。

6:40か6:50の高速バスに乗るつもりだったがネットの時刻表とは違っていて6:45のバスに乗った。

次のバスは6:57だった。

運賃は千円だ。

バスの中で調べてみれば山寺駅ならJRの方が運賃は安い。

山形の到着時刻はバスが早いが山寺駅には1時間に1本のJRしかないので目的地に着く時間は同じだ。

もう少ししっかり調べたらよかった。

高速バスに乗ると何故か近くで風邪を引いている人がいる運命で今回もやはり居た。

マスクもしないお馬鹿さんだ。

おかげで帰宅したらしっかり風邪をうつされていた。

アマゾンオーディブルで池井戸潤のはやぶさ消防団を聴いていたらバスの車窓に景観を壊すメガソーラーが見えてきた。

小説の中と同時進行でここにもメガソーラーか。。。

今の中華製太陽光パネルは経済活動、景観性、廃棄処理と日本に碌な結果をもたらさないのでまともな作家さんはメガソーラーに悪印象をつける小説をガンガン発表してくれると嬉しいぞw

山形駅に到着して山寺駅行きの次の電車まで20分以上あるので駅を少しウロウロした。

駅周辺以外あまり高い建物はないがすっきりして綺麗でいい街の印象を受けた。

以前さまーずチャンネルの山形編で山形には有名な特産品は無いものの何を食べても美味しいという情報を得ていたので駅前の風景を見てネットで仕事が完結出来る人や老後なら山形移住もありよりのありだと思った。

県民の性格が控えめなのもいい。

どこかの都道府県のようにプライベートゾーンにズカズカ入って来られると参ってしまう。

でも東北なので雪かきは大変かな。

お弁当を買って頂上で食べたかったが駅横のおみやげ屋では9:30販売開始なので棚は未だ空だった。。

山形駅に戻ってきて食べよう。

でも山寺は仙台方面なので山形駅はまた逆向きに移動だ。

雨が降ったら山寺から直行で仙台駅に戻るのもありか?

わざわざ4泊して行った場所が山寺オンリーというのも逆に記憶に残る。

そう考えながらJRに乗り山寺駅に到着する。

マップも何の情報も持たないまま案内に沿って山寺登り口まで辿り着き受付で300円払って登り出す。

久々の長い階段は年寄りにはきつい。

若い子がてくてく登って行くのを羨ましく感じながら息を切らして登っていった。

そろそろ中腹かというお寺で何故か途中で登るルートが無くなっている。

あれ?

大きな鐘が飾ってある横の脇道を探しても登るルートはどこにもない。

通行止めでもやってるのか?

でも受付でそんな話は聞かなかった。

振り返るとYouTubeで見た風景だった。

あーここが頂上か。

お坊さんが修行したと言われる洞穴あたりも思ったよりこじんまりしていたので気がつかなかった。

最近のYoutube動画は性能が良い画角が広くて明るいレンズのカメラを使っているためか動画マジックで現実より綺麗に撮影されていることが多い。

それより何よりキツイキツイと感想があったのでまだ中腹にも辿り着いていなかったと勘違いしていたがそこが立石寺の頂上だった。

登山で「くそーまだ半分かよ!」と文句を言うのが定番だったので肩透かしだ。

でも困る。

この程度の運動ではフェリーのバイキングで摂った膨大なカロリーを消費できない。

5-6分滞在してから下山して駅に戻ると9:40だったので脇目を振らなきゃ所要時間は1時間だ。

駅に着くと大きなキャリーバッグを置き駅内で立石寺の山を写生をしているおじさんがいた。

もしかしたら改札を通らず途中下車して駅で写生してまわっているのかな?

10:14のJRに乗り山形駅へ移動する。

10:35に山形駅に着いたのでまずは駅に隣接する霞城セントラルの展望台に登った。

Aエレベーターから上がらないと展望台にはつかない。

平日昼間ソファに学生が寝転がって居た。

景色を見ると開けているので遠くまで見渡せる。

これが無料というのは珍しい。

11時近くになったので霞城公園方面に歩いて行く途中にある味の店竹屋で天重定食(800円)を食べた。

グーグルのレビュー評価が高かったので選んでみたが甘めのタレでエビ天も魚天もお値段以上に美味しかった。

今どき天丼がこの値段で食べられる店なんて天丼てんやくらいじゃ無いか?

そのまま霞城公園に入って雨が降る前に山形市立郷土館、山形城跡、郷土館文翔館、七日町あたりをサクサク回った。

山形城跡は野っ原なのでスルーしてもいいと思う。

郷土館文翔館には学生の見学者がいっぱい居た。

見どころは多いのに全部無料というのは太っ腹な自治体だ。

山形市にお願いしたいのは霞城公園の東西にも出入口を作って欲しい。

公園を出て文翔館に徒歩で行くためにかなり大回りさせられる。

雨が降るまでの時間との戦いの中でこの遠回りはちょっとイラついた。

ファミマ山形七日町二丁目店の広い休憩所でアイスコーヒーを飲みながらこれからどうするか考えた。

カロリー消費のためにもう少し徒歩観光したいがそろそろ降り出してきそう。

でも14時頃まで街中を歩いていたら天気より先に膝にきた。

これまで痛みが出た事がない部位なので大事を取り少し休んで山形駅へ戻る。

山形で夕食をとりたかったが美味しい街だとわかって居てもこれといった名産物が見当たらないので駅ビルをぐるっと回ってバスで仙台に戻った。

イオン仙台店の上層階にあるブックオフを見てまわった。

トミカが並んでいたのでこれまで乗った車を集めて我が家に飾られないか探してみたが5車種も見当たらないので買うのはやめた。

地下に降りて昨日のカラスカレイの弁当が安定してあの美味しさなのか確かめたくてまた買った。

見た目は前日のカラスカレイの西京焼きと同じだがやはり昨日の個体は特別で脂の味が別格だった。

まずいわけでは無いがやっぱり普通のカラスカレイという感じだ。

あんな美味しい弁当をコンスタントに販売していたら鮮魚専門店は困る。

歩き足りなかった気がしたが湿度が非常に高い日中を歩いたためかかなり疲れていたようで寝落ちして気がついたら朝だった。

帰りのフェリーもS寝台で予約していた。

S寝台で寝る分には問題ないがリュックを有料ロッカーに入れたり出したりの荷物管理が面倒だ。

行きと同じ1等洋室インサイドの在庫を見ると残り1しかない。

現地でアップグレードした方が少し安いんだけどここは素直にネットで変更した。

パンをかじって9時にホテルをチェックアウトする。

部屋に変な臭いも無くカードキーでいちいちフロントに預ける必要もない良いホテルだった。

12:50出航なので余裕かと思ったが公共交通機関でフェリーターミナルにいけるのは仙台から直行で出航1時間前に到着するバスと中野栄駅からこれも出航1時間前到着のバスくらい。

途中でトラブルとフェリーに乗れん。

もう少し余裕を持って行くなら仙台に上陸した時のように中野栄駅から歩くしか無い。

でも外は土砂降りなので嫌じゃ。

余裕をもって11時過ぎにはフェリーターミナルに着きたいんだけど。

クルマ中心のフェリーだから公共交通機関の便を考えてないなぁ。

とりあえず仙台駅まで行こうと思ったが濡れるので地下鉄で210円払って移動したら仙台港行きバスはあおば通り駅上で歩いた方が早かった。。

北4出口の50番バス乗り場の時刻表には土日10:55発のバスがあった。

フェリーに近づくため中野栄駅まで移動する。

雨雲レーダーチェックすると降ってくるようだがポツポツなので10:20頃から傘なしで歩いた。

運よく濡れることなくフェリー乗り場に着いた。

途中コンビニでパンを買ったが考えてみればフェリーのバイキング全食付きなので昼飯もある。

行きの夕食→朝食→昼食と同じと勘違いしていた。

フードロスの当日賞味期限なので当日に食べないといけないが捨てるわけにもいかん。

夜食にすると太りそうなので冷蔵庫に入れて明日の昼飯にしようw

乗船するのは往きと同じいしかりだ。

チケットとドアキーを受け取り待合室を見渡すとさすが休日で乗船客が多い。

3連休なので尚更だろう。

乗船時刻は12:00であと50分あるがこれくらい余裕があった方が安心だ。

船内は往きと異なりものすごい人で船内のフリーの椅子なども満席状態なので客室に籠った。

客室は行きが6階で帰りが7階だった。

どちらも窓のない1等洋室インサイドだ。

海を見るのが好きな人や日の出を部屋で見たい人以外には広くてコスパのいい客室だ。

朝昼晩飯はレストランへ。

バイキングメニューは昼食、夕食はほぼ同じで朝食はかなり入れ替わっていた。

タイミングをずらして「きそ」に乗ってバイキングのメニュー内容の違いを知るのもよかったかも。

7年くらい前に乗った「きそ」のバイキングの方が満足度が高かった。

あの時のイメージがあってもう一度乗ろうと考えたわけだ。

まあ物価高だし人件費高の中で日本人スタッフで揃えているようなので仕方がないかな。

帰りは雨で船外の風景見ていても仕方がないので部屋で本をダウンロードしてあったアマゾンオーディブルを聴いて、ゲームをしながら過ごした。

電波はドコモもauも客室では使えなかった。

外に出ればそれなりに入る。

昨日にPOVO使い放題2回目のトッピングをしたが使う機会が少なかったので失敗だったかな?

行きは入眠が大変だったので帰りは23:30に入眠剤を適量を飲んでぐっすり寝た。

目が覚めたらバイキングの朝食が始まる7:30だった。

帰りも食べまくったので体重計に乗るのが恐ろしい。

朝食を摂っていたら雨が上がって伊良湖岬の灯台が見えてきた。

着岸してそのままフェリー乗り場のバス停に小走りした。

これだけ居ると数少ないバスに乗れない。

バスの列の2番目となった。

案の定それなりの人数が乗り込めなかった。

もう少し詰めれば乗れるはずだが通勤ラッシュを利用している人が少ないのか、ゆとり乗車していた。

日本人てむかしはもう少し周りを見て行動していたと思うけど全体的に自己中になりつつある。

でも自分自身は子供の頃から自己中なので関係ない。

そのままバスと地下鉄で家に帰った。

今回の宿泊費と交通費は約4万6千円だった。

4泊5日なら一般的な旅行費ならふつうでも観光は1日なので高いかな?

それでもフェリーの6食込みなのでこんなところだ。

バイキング代はフェリーの運賃とセット価格なので家計簿上は大型出費になるが参考価格として食費に加算した場合の費用も算出したい。

そういえば今回往復のフェリーともにトラベルミンのお世話にならなかった。

前回きそに乗船した時は仙台到着あたりで一度上陸したらかなりやばい状態で酔い止めのお世話になった。

他のフェリーもよく酔い止めを服用している。

以前に良性発作性頭位めまい症に罹ったため体質が変わったのか船体はグワングワン揺れていたがなんともなかった。

海釣りの漁船に乗れそうな勢いだ(それは嘘

下腹部はやはり痛いがひとり旅なら自分のペースで移動できるのでドル円130円台になってくれたら海外旅行でも出かけよう。


おすすめ記事

ためになる記事だと思ったらシェアおねげえします

フォローする