X

激化するAI競争を利用したビジネス案

生成AIの世界は競争が激化し続け日進月歩どころか気がついたら別のサービスがこれまで最高峰のサービスを追い抜くことがよくある。

だからChatGPT4oのサブスクを利用していれば安心と思っていたら特定分野ではCuaude 3.5 Sonnetが有利になっているなんてことも茶飯事だ。

特に生き馬に目を抜く厳しい業界にいるビジネスマンにとっては常に最高峰の生成AIを使い続けたいのは当然だ。

(しかし大手になると企業機密が外に漏れるのを恐れて自社で生成AIサーバーを構築して社外の生成AIサーバーの業務使用禁止にしているはずなのでこの限りでは無い。別に調べたわけでも無いが間違いなく勤めていた会社はこの程度のポリシーを持っていて実践しているはず)

しかし自営業や中小企業がいちいちどこのAIがベストなのかを調べながら乗り換えていくのは調べる時間さえもったいないし非効率だ。

そこで生まれてもおかしくないサービスとしてどこの生成AIを使っているかわからないけれどその時点の最高峰の生成AIで回答を得るクラウドサービスだ。

仕組みはそれほど難しくなくていくつもの生成AIサービスと契約しておき定期的にベンチマークを流してその都度の適切なAIサービスにその質問を投げて回答を利用者に返すだけ。

これで利用者は最良の回答を得られる。

価格も一般的な生成AIサービスの相場並みにする。

AIクラウドサービス提供者は生成AI会社に支払うコストからサブスクで利用者から得られる収入の差額を利益にできる。

個人加入したサービスなら別だが企業が契約したサブスクだと社員が会社が契約した利用分を使い切るなんてことはしないと思うのでその差分で稼ぎになる。

更にある程度規模が大きくなればAIクラウドサービス提供会社の中でも生成AIサービスを動かして単純な回答はそちらで引き受けるようにしていけば更にコストを下げられる。

しかしコストを下げたいがために難しい回答を自社AIで回答していると利用者がサービスレベルが下がったと考えてAIクラウドの価値を失い離れていくのでそのあたりの割り振り方は厳重に管理しないといけない。

このアイデアはAIにプログラミングを任せて作らせていた際にあっちのサービスの方がいいだのこっちのサービスがいいだのAI情報サイトの評価次でコロコロサービスを変えて使うのが面倒になったのでそれなら一層一番いいサービスを常に使えるサービスがあった方が楽でいいと思ったからだ。

そして旅行のホテル予約でアゴダを使っていてそういえばこの会社も元々はホテル予約でどこの旅行代理店が一番安い安いかという他人の褌でサービスをしていて途中から自社でも旅行代理店になって稼ぎ出しているよなというのがキッカケになっている。

アメリカあたりではこんなビジネスが既に立ち上がっているかもしれんが国内ではまだ知らないので、これから始めてもまだ間に合うぞ。

中小企業規模の資金力と身近な企業への営業力さえあればできそうなビジネスだ。

おそらくこの手のサービスはいくつか生まれてくるはずなので一気に伸ばして相手を食っていくくらいのつもりじゃ無いと最後は資本力の強い企業に食われるだろう。

だからこのビジネスはスピードが命だ。

Categories: 人工知能
おーら: