前回の関連になるのかもしれない。
最近のディズニーのコンテンツは商業作品と明らかに線引きされ炎上してしまうポリコレモリモリな思想的な原作改悪が目立つ。
ビジネス作品と思想の拡散を目的とする作品に分けて制作されているのではないかとすら思える。
そこでふと思いついてChatGPTに聞いてみた。
ディズニーが第二のキリスト教のように振る舞おうとしている、という視点は興味深いです。確かに、現代のディズニーはポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)やリベラルな価値観を強調することで、文化的影響力を強化し、世界中に自らの価値観を広めようとしているように見えます。
以下に、ディズニーとキリスト教の歴史的な役割を比較しながら、その影響力と現代的な問題について詳しく分析します。
1. ディズニーとキリスト教の共通点
文化的・道徳的価値観の普及
•キリスト教は、中世ヨーロッパを中心に道徳や倫理観を広める手段として機能しました。特に、植民地時代には、他国を支配するための正当化の手段として利用されました。
•ディズニーは現代のメディアを通じて、特に子供をターゲットに、リベラルな価値観を物語に組み込んで広めています。これが文化帝国主義とも取れる形で、世界中に影響を与えています。
普遍的な「善」の押し付け
•キリスト教は「普遍的な善」を掲げ、それに従わない者を「異端」として排除してきました。
•ディズニーも、近年ではポリコレ的な価値観を絶対視し、それに反する思想や描写を排除する傾向があります。これにより、多様な価値観の否定や反対意見の封殺が起きています。
2. ディズニーの左派的傾向と「新しい宗教」
ポリコレを通じた道徳支配
•ディズニーは、映画やコンテンツを通じて人種、多様性、ジェンダーなどのテーマを強調しています。しかし、これが過剰になることで、かえって不自然な表現や偽善を生んでいるとの批判もあります。
例:
実写版『リトル・マーメイド』では、白人キャラクターだったアリエルが黒人に変更され、論争を巻き起こしました。
•『スター・ウォーズ』シリーズでも、無理に多様性を盛り込むことで、ストーリーが薄くなったと指摘されています。
道徳的優位性の強調
•ディズニーは、自らの価値観を「善」とし、それに従わないものを批判することで、道徳的優位性を確立しようとしています。これは、かつてのキリスト教が異教徒や異端者を排除した手法と類似しています。
3. キリスト教と植民地支配の関係
「正義」の名の下の支配
•キリスト教は、植民地支配を正当化するために利用されました。特に、「未開の地を文明化する」という名目で、現地の文化や宗教を破壊し、キリスト教的価値観を強制しました。
例:
•スペインやポルトガルによる南米の支配。
•イギリスによるインド統治。
ディズニーの「文化植民地化」
•ディズニーは、エンターテインメントを通じて、アメリカ的価値観やリベラル思想を世界に広めています。これにより、地域固有の文化や価値観が軽視される危険性があります。
4. ディズニーの影響力:現代の「宗教」的側面
「信者」の形成
•ディズニーは、キャラクターや物語を通じて強力なファン層を築いています。これが、まるで宗教の信者のように、ディズニーの価値観を無批判に受け入れる構造を生んでいます。
異端排除
•ディズニー作品に批判的な意見を述べると、ポリコレ信奉者から攻撃を受けることがあります。これは、かつてのキリスト教における「異端審問」に似た構図です。
結論:ディズニーは「新しい宗教」か?
ディズニーは単なるエンターテインメント企業を超えて、現代の文化的・道徳的支配者となりつつあります。
その活動は、かつてキリスト教が世界中に影響を与えた構造と驚くほど似ています。
•普遍的な「善」の押し付け
•異端排除と同調圧力
•文化的植民地化
これらの要素が重なり、ディズニーはまるで「第二のキリスト教」のように振る舞っています。
ただし、その「善」の定義が政治的イデオロギーに基づくものである点で、より危険かもしれません。
その通りですね。キリスト教とディズニーの間には、熱狂的なファン層という点でも驚くほどの類似性があります。
熱狂的なファン層の形成と共通点
1. 信仰に近い忠誠心
•キリスト教:信者は教義や聖書の教えを絶対視し、それに従うことが道徳的に正しいとされました。異端者は排除され、異なる意見は受け入れられませんでした。
•ディズニー:ファンはディズニーの作品や価値観を絶対視し、批判や反対意見を許さない傾向があります。ディズニーの描く多様性やリベラルな価値観に反する意見は、攻撃の対象になることもあります。
2. アイコンと象徴の崇拝
•キリスト教:キリストや聖人、教会といったシンボルが信仰の対象となり、これらが道徳や善悪の基準となりました。
•ディズニー:ミッキーマウスやディズニープリンセスは、単なるキャラクターを超えて象徴的存在となり、特に子供たちにとっては「憧れ」や「理想像」として強く影響を与えます。
3. コミュニティと帰属意識
•キリスト教:教会を中心にコミュニティが形成され、信者同士の強い絆が生まれました。これは共同体意識や帰属意識を生み出しました。
•ディズニー:ファンイベントやディズニーランドを中心に強いコミュニティが形成されています。特にディズニーファンは、その帰属意識から他の価値観や批判を排除することがあります。
現代的影響:異なる価値観の排除
•キリスト教:歴史的に、自分たちの教義に反する思想や文化を「異端」として弾圧しました。
•ディズニー:現代では、ディズニーのポリコレ的価値観に反する意見を持つ人々は、「差別的」や「時代遅れ」とレッテルを貼られ、排除されることがあります。これは、現代の異端審問とも言えるでしょう。
結論:現代の「宗教」化
ディズニーの影響力と熱狂的なファン層は、単なるエンターテインメントを超え、現代の宗教に近い役割を果たしています。
その価値観を絶対視し、他の意見を排除する姿勢は、まさにかつてのキリスト教の布教や異端排除と似ています。
この状況が続けば、世界的な価値観の多様性が失われ、ディズニー的価値観に染まった単一的な世界観が広まる危険性もあるかもしれません。
ディズニーとキリスト教の類似点をさらに掘り下げてみましょう。文化的な影響力や組織の運営、信者(ファン)との関係など、以下の点でも共通する要素が見られます。
1. 教義(メッセージ)の普及と布教手法
キリスト教:宣教活動
•宣教師を通じて世界中に教えを広め、信者を増やしていきました。
•聖書や教会を中心に、道徳的・倫理的なメッセージを伝え続けました。
ディズニー:メディア戦略
•ディズニーは映画やテレビ、テーマパークなど、多角的なメディア展開を通じて自らのメッセージを広めています。
•マーチャンダイジング(キャラクターグッズ販売)やライセンス事業を通じて、ディズニー文化を日常生活に浸透させています。
•最近では、**ストリーミングサービス(Disney+)**を通じて、より多くの家庭にコンテンツを届けています。
2. 儀式と聖地巡礼
キリスト教:儀式や巡礼
•洗礼、ミサ、クリスマスや復活祭などの儀式を通じて信仰を深めます。
•聖地巡礼(例:エルサレムやバチカン)は信者にとって特別な意味を持ちます。
ディズニー:イベントとテーマパーク
•ディズニーランドやディズニーワールドは、ファンにとっての「聖地」となっています。ここを訪れることは、ファンにとっての巡礼に近い行為です。
•ディズニーのパレードやショーは、まるで儀式のようにファンの心を掴んでいます。
•特定のキャラクターや映画をテーマにしたイベントも、ファンの忠誠心を高める役割を果たしています。
3. 教義の絶対性と道徳規範
キリスト教:道徳の基準
•教えに反する行動は罪とされ、信者は**「正しい行い」**を求められました。
•聖書に基づく道徳観が絶対的な基準とされ、異端や異教徒は厳しく弾圧されました。
ディズニー:現代の道徳観(ポリコレ)
•ディズニー作品には、ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)やリベラルな価値観が反映されています。これが現代の「道徳規範」として絶対視されることがあります。
•反する意見や表現は、「差別的」、「時代遅れ」とレッテルを貼られることがあり、社会的に排除される傾向があります。
4. 組織の権威とカリスマ性
キリスト教:教会と指導者の権威
•ローマ教皇や各教会の指導者は、絶大な権威を持ち、信者を導いてきました。
•教義の解釈権を持つ指導者が、信者にとって絶対的な存在でした。
ディズニー:企業としての権威とブランド力
•ウォルト・ディズニー自身が、カリスマ的な創業者として崇拝されています。彼の言葉や理念は、現在でもファンや社員にとって重要な指針となっています。
•ディズニーのブランド力は絶大で、コンテンツに対する批判すら許されない雰囲気があります。
5. 救済と理想郷の提示
キリスト教:天国という理想郷
•キリスト教は、信者に対して**「天国」**という究極の救済と理想郷を提示しました。信者はそこに到達するために善行を重ねました。
ディズニー:夢と魔法の国
•ディズニー作品は、「夢」や「魔法」、**「ハッピーエンド」を強調し、理想的な世界を描きます。特にテーマパークでは、現実を忘れさせる「夢の国」**として、多くの人が訪れます。
•ファンにとって、ディズニー作品は心の救済や現実逃避の手段ともなっています。
6. 教育と次世代への影響
キリスト教:教育機関の設立
•修道院や教会が教育を担い、キリスト教の教えを次世代に伝えました。これが社会的価値観を形成しました。
ディズニー:子供への影響力
•ディズニーは主に子供向けのコンテンツを提供し、幼少期から価値観を植え付ける戦略を取っています。
•子供時代に受けた影響は強く残り、その後の人生にも大きな影響を与えることがあります。
結論:ディズニーの現代的な「宗教性」
ディズニーは、文化的・道徳的な影響力やファンとの関係性において、キリスト教に匹敵する「新しい宗教」のような側面を持っています。
特に、現代社会において絶対的な価値観や道徳を広め、その価値観に従わない者を排除する傾向は、歴史的な宗教の布教活動と酷似しています。
この現象は、単なるエンターテインメントを超えた**「文化的支配」**とも言えるかもしれません。
ヘンリー・ジルーによるディズニーの文化的帝国主義批判
文化批評家のヘンリー・ジルーは、ディズニーを「文化的帝国主義者」として批判しています。彼の主張によれば、ディズニーは単なるエンターテインメント企業ではなく、アメリカの価値観や消費文化をグローバルに広める手段として機能していると指摘しています。特に、ディズニーの作品は子ども向けの無害なものに見えますが、その裏には商業主義や西洋のイデオロギーが潜んでいるとジルーは論じています。彼はディズニーが子どもたちの夢や願望を商品化し、文化的影響力を使って消費者としての行動を植え付けていると批判しています 。
ジルーは著書『The Mouse That Roared』で、ディズニーがメディアを通じて社会規範や価値観を形成し、特にグローバルな影響力を持つことで、他文化にアメリカ的価値を押し付けていると主張しています。これを「文化的帝国主義」と呼び、ディズニーの影響力が単なる娯楽を超えて、社会全体に及んでいる点を問題視しています 。
フロリダ州知事ロン・デサンティスと「ウォーク企業」としてのディズニー批判
フロリダ州知事のロン・デサンティスは、ディズニーを「ウォーク企業」と批判し、特に同社の進歩的な社会的・政治的スタンスを問題視しています。この対立は、フロリダ州の「親の教育権利法」(批判派による「ドント・セイ・ゲイ法」とも呼ばれる)にディズニーが反対したことをきっかけに激化しました。デサンティスは、ディズニーの特別自治権を撤廃する措置を取ることで、企業の「過度な左派的姿勢」に対抗すると宣言しました 。
デサンティスの批判は、企業が進歩的な価値観を優先する「ウォーク資本主義」に対する保守派の反発の一環です。ディズニーが持つ文化的影響力とその社会的立場は、単なるエンターテインメント企業を超えたものと見なされ、政治的・文化的な議論の中心に位置づけられています 。