アマゾンブラックフライデーでウェスタンデジタルのHDD 14TBを購入した。(在庫切れの場合はこちらが業者違いの同じもの)
アリエクとかでスマホを買うとよく輸送に使われる分厚いエアークッションに入れてあるのは好印象だ。
HDDを売るときは他の業者も真似して欲しい。
開封というのは10TBの方で14TBは未開封が届いている。
開封してじっくり見たが表面は使っていた形跡はない。
まさかの新品?
「テレビ録画用」ということなので大したスペックじゃないのかと思っていたがDCってデータセンターの略で、データシート引っ張ってきたらMTBFがなんとWD GOLDと同じ。
WDの中では信頼性最強のHDDになる。
アマゾンで入手できそうなのはこの上のHC550が最高峰だろう。
WD Goldがコンシューマー向けにも関わらずデータセンタークラスHDD準拠という高品質と謳っているのでそのオリジナルがこちらということになる。
但しGoldと若干スペックは違う。
おそらく出店者はビデオレコーダー用パーツとして使っていた余りを出品しているので「テレビ録画用」と記載したんじゃないかと推測した。
データセンター用のHDDの未使用品ならブラックフライデーでの2.5万円は超お買い得セールだったのかも?
セールが終わっても3万円で販売しており、
よく見れば2024/6製造で「通電なしの状態 未使用」と書かれている。
やはり新古品か?
これならまたセール来たらあと3台買って手持ちデータ全部をNASにしてもいい。
いやRAID1なんかにしなくてもこのHDDの信頼性ならあと1台追加だけで必要最小限のバックアップでもいいぞ。
スペックはこんなところ。
ちなみに転送速度はUSBお立ち台経由でSSDからコピってこんな感じ。
HDDにしては十分速い。
サーバー用なので静音性はSEAGATEのSMRには敵わないが7200rpmにしては東芝よりは静かだ。
昔のHGST(日立)に比べると重厚な音がする。
アマゾンブラックフライデーに比べると高くなっているけれど新品なら5万円の価値がある。
とりあえず追加で1台買っておこうか悩んでいた。
ふとレビューにあったシリアルでWDのサイトにて保証を確認すると保証切れになっているとのこと。
同じくシリアルを入れて確認してみた。
確かに保証切れだ。
でも2024/6製造の新古品で保証切れとは何か変だ。
ディスクリプションにセキュアイレースとかOEMの文字が並んでいる。
OEM提供で他のメーカーのパーツとして提供しているのかな?
それでもワランティー切れはおかしいし、セキュアイレースって新品にデータを安全に消してますよとメーカーが宣言するか?
モデルナンバー 0F31152を調べてみると型番のWUH721414ALE604とセットでリファービッシュ品という文字が並んで販売している。
そういうことか。
データシートでWUH721414ALE604が出てこなかったのは気になっていた。
正規品は6L1か6L4で604はおそらく6L4のメーカーによる再生品だ。
商品説明の整備済品というのは正解だ。
一般的にHDDの整備品というのはよくわからない小さなメーカーがSMARTのリセット処理だけしてそのまま流通させるものだと考えているのでウェスタンデジタルが再生して販売しているとは思わなかった。
そして新品と同じ袋に詰められ、怪しい熱圧着もない綺麗な封入だったので新品と勘違いした。
再生品だとどれだけ稼働していたかは分からないしステッピングモーターやサーボモーターなどもそのままの可能性もあるので寿命はWD BLUEよりも低い可能性もある。
HC530は2018年頃販売開始しているのでサーバーリースで5年使って再生した感じだろう。
5年間メンテもせず稼働させると、
24時間 x 365日 x 5年 = 43800時間
計算になる。
結構動いているぞ。
でもこのHDDはサーバ用なのでMTBFは2500000時間もあり1.752%しか稼働していないともいえる。
クルマに喩えるなら5000kmくらい走って正規ディーラーで1回目の整備をして調子に乗ってきたころだ。
これをどう捉えるかだな。
でも新品ではないので追加でポチるのはやめておく。
350時間動かしてロード・アンロードのカウントは435だったのでブルーのようなIntelliPark問題はないようだ。
今CMRのHDDが欲しくてWDブルーを買うとIntelliParkが無効化できないのでWD80EAAZを買うならこれかこれの信頼性が上かな?
あとUSB変換ではなくSATAで使用する場合は電源との相性があるようで付属している電源変換ケーブルを使った方がいいらしい。
クセがあったり1年保証も無いのでそういうリスク受容ができない人は関わらない方がいい製品だ。