世界のハイテク系株価をけん引してきたNvidiaからコンシューマー用のグラフィックボードのRTX5000シリーズが発表された。
ロスからレポートしていたKTUのレポートをリアルタイムで観ていた。
コメントは好意的なものが多く、RTX5000シリーズは当たりシリーズのようだ。
ゲーム性能ではRTX5070 = RTX4090 とかとんでもない情報も出ている。
これはおそらく5000シリーズで使えるDLSS4のマルチフレームジェネレーション機能を前提にしているだけで素の能力はそこまで上がっているわけがない。
知りたいのはAI性能だがAI TOPSがRTX4070から5070で約2倍というのもTensorコアの能力比なのでLLMやStable DiffusionなどのAIスクリプトではそれほど影響がなくCUDA数、動作クロック、バンド幅、キャッシュサイズの方が重要だろう。
ざっと気になるデータをまとめた。
保有するのが赤字のRTX2060-12GBとRTX4070だ。
やっているAI処理はFP32とFP16のFLOPSの数値の影響が大きくRTX4070とRTX5070は引用先を信じるとほぼ同じようだ。
今のGPUでゲーム性能は十分すぎるので自分の場合は買い替えても意味がない。
上位モデルに関しては純粋に電力とCUDA数アップでGPU本来の性能を向上させているがミドル以下はそれ以外の部分でお茶を濁している感じがする。
RTX5070Tiを買えば1.5倍くらいにはなりそうだがRTX4070を下取りに出しても10万円の出費になる。
高杉晋作。
RTX5000シリーズが発表されてRTX4070Ti Superの在庫整理を狙った方がいいが、DLSS4が使えないGPUを今更買うのもいかがなものか。
いつかはDLSS4のマルチフレームジェネレーションがAI処理やクリエイティブ処理でも使える日がやってくるかもしれん。
制作した動画を高速で中間フレームを書き足して60FPSや90FPS化できればすぐにでも買うが今の技術だと余りに低速で使い物にならない。
もちろんいずれRTX6000シリーズかRTX7000シリーズには買い替えたいが、そのつなぎとして期待しているのがARC B770だ。
残念GPUの烙印押されたARCだったが最新ARC B580のクリエイティブ処理は性能高くて価格もリーズナブルでよさげ。
エントリー系のクリエイティブ処理ならワッパ以外はNvidiaといい勝負が出来そう。
元CPU王者のインテルもGPUの世界では挑戦者なので価格を抑えて高性能な製品を販売するしかない。
AMDに比べるとコンシューマー系のAIにも力を入れているようだし、もしB770の出来がいいという情報が入手出来たらボロカスになっているインテル株をたっぷり仕込むのも面白い。
PCのCPUではAMDに完全に負けているし、そもそもこの手のハイテク半導体の主力はスマホに移り変わりっているがAI領域で持ち直せば復活もあるだろう。
その前に買収されてしまうとどうしようもないし、投資家は目ざといからリーク情報で先に騰がっているかなぁw
ゲームではAMDというライバルがあるがコンシューマ系AIでは Nvidia一強だ。
一強というのはどんな世界でも正常な価格競争が起きないのでよろしくない。