この物語は念の為フイクションとさせていただきます。
なお著作権はなくパブリックドメインと致します。
むかしむかし、日本という国には、長きにわたる「103万円の呪い」があった。この呪いは、働きたいと願う民を縛り、稼ぐほどに損をするという不条理な仕組みを生み出していた。
「このままでは、民が働く意欲を失い、国の活力も衰えてしまう……!」
そう憂いたのが、勇者タマキであった。
彼は庶民の味方となり、この呪いを打ち破ることを決意した。
そして、勇者には頼もしい盟友がいた。
その名は剛拳の戦士シンバ。
彼は信念の男であり、どんな権力の圧力にも屈しない不屈の精神を持っていた。
そして国民民主という仲間も揃った。
「タマキ、俺たちで必ずやこの呪いを解くぞ!」
こうして、彼らは呪いを打ち破る旅に出た。
三勇者の誓い
勇者タマキと戦士シンバ達は、呪いを打ち破るために、強力な味方を探した。
まず彼らが訪れたのは、自民の戦士団。
かつてこの国を長く支配してきた彼らは、強大な力を持っていた。
次に彼らは、公明の僧侶団を訪れた。
公明の僧侶たちは、民を救うことを使命とし、呪いを解く力を秘めていた。
「103万円の呪いを打ち破り、民の生活を楽にするには、178万円までの自由を与える『178万円の自由の剣』が必要だ!」
自民の戦士、公明の僧侶、そして国民民主の勇者タマキと戦士シンバは、三勇者の誓いを立て、共に呪いを打ち破ることを決めた。
この時、三勇者の力が結集し、178万円の自由の剣を手にする日が来ると誰もが信じていた。
財の神殿に巣食う魔王ミヤザワ
しかし、三勇者の前には、恐るべき敵が待ち受けていた。
それは、財の神殿に巣食う魔王ミヤザワ。彼は長年、この国の財の流れを操ってきた強大な支配者であり、呪いの根源でもあった。
「貴様らごときが、財の秩序を乱すことは許さん!178万円の剣など封印してくれる!」
魔王ミヤザワは、財務の影の軍団を召喚し、三勇者の進撃を阻もうとした。
財務の影の軍団は、次々と「財政の悪化」「社会保障の崩壊」などの呪文を唱え、自民の戦士たちの心を揺さぶった。
「これは……財政が破綻するかもしれない……!」
自民の戦士たちは迷い始めた。勇者タマキと戦士シンバは必死に説得したが、魔王ミヤザワの呪術は強力だった。
悪魔の維新、裏切りの契約
そして、さらに絶望を深める存在が現れた。それが、悪魔の維新の会であった。
「おい、178万円の剣なんてなくてもいいだろう?こっちにたった1000億ゴールドの高校授業料無償化という甘い果実があるぞ?クルドや中国人など渡来人を無償で私立高校へ進学させられるぞ。どうだ?」
軍団長は勇者側に属していながら自分の意のままにならない勇者たちを見かぎり維新についた長老だった。
維新の悪魔たちは、自民の戦士たちにささやいた。
「俺たちの提案を受け入れれば、財の神殿の怒りを買わずに済むし民より渡来人優先のお前たちの最大勢力にもいい顔ができるぞ、どうする?」
自民の戦士たちは、この誘惑に負けた。彼らは178万円の剣を捨て、維新の甘い果実を選んでしまったのだ。
「そんな……!あの時の誓いはなんだったんだ!?」
剛拳の戦士シンバは拳を握りしめ、怒りをあらわにした。
敗北と決意、復讐の誓い
こうして、三勇者の誓いは破られ、103万円の呪いは解かれぬままとなった。
魔王ミヤザワは高笑いし、悪魔の維新たちは満足げにほくそ笑んだ。
しかし、勇者タマキと剛拳の戦士シンバは諦めなかった。
「俺たちは負けてはいない。これは始まりに過ぎない!」
「民の怒りは、このままでは終わらない……!」
そして、彼らは最後にこう叫んだ。
「見ていろ、悪魔ども!選挙という神聖な戦場で、国民が貴様らを討ち果たす日が必ず来る!!!」
新たなる戦いへ
この戦いは終わった。しかし、それは新たな戦いの始まりでもあった。
勇者タマキと剛拳の戦士シンバは、仲間を集め、再び立ち上がることを決意した。
更に財の神殿に楯突いて不遇の死を迎えた賢者モリタクの跡を継ぐ者も現れる。
大蔵省を解体したと自称する旧さきがけ所属の謎の賢者だ
── こうして新たなる戦いの火蓋が切られる!